【茨城】山肌に1万株の紫陽花！二本松寺の見どころ7選

この記事の目次表示

• 二本松寺の概要
•    どんなお寺なの？
•    アクセス方法は？
• 【見どころ1】あじさいの杜入り口
• 【見どころ2】田んぼ道
• 【見どころ3】あじさいの杜（※必見ポイント）
• 【見どころ4】天然記念物の槇
• 【見どころ5】本堂
• 【見どころ6】あじさいの手水舎
• 【見どころ7】苔の庭園
• この記事を書いたトラベルライターから一言

二本松寺の概要

どんなお寺なの？

二本松寺と書いて「にほんまつじ」と読みます。所在地は水郷として有名な茨城県潮来市（いたこし）です。

• 写真：Kikuchi二本松寺

本堂には、水戸黄門として知られている徳川光圀より寄進を受けた本尊（秘伝薬師如来）を祀っています。心や体の病を治す仏様です。本堂は移転開山800年記念事業として、1991年に落成しました。

• 写真：Kikuchi「天台宗羽黒山覚城院二本松寺」と号する

6月中旬～7月上旬で、境内にある「あじさいの杜（もり）」の紫陽花が見ごろを迎えます。40,000平方メートルの土地に100種類1万株もの紫陽花が咲き誇ります。

• 写真：Kikuchi100種類1万株の紫陽花

ゆっくり散策しても約1時間あれば散策可能です。

• 写真：Kikuchi境内にある「あじさいの杜（もり）」は必見

アクセス方法は？

山深いところにありますので、訪問はお車が便利です。東関東自動車道・潮来インターから約15分で到着します。

• 写真：Kikuchi120台分の無料駐車場がある

電車の場合はJR鹿島線・潮来駅からタクシーで約15分です。

東京駅八重洲口から水郷潮来バスターミナルまで、高速バスも走っています。約75分で到着です。

• 写真：Kikuchi早朝の見学がおすすめ

特に紫陽花の季節は早朝から混雑しますので、なるべく早めに訪問した方がゆっくりと紫陽花鑑賞を楽しむことができます。

また紫陽花の開花情報は二本松寺facebookページで随時更新されているようです。facebookページは公式ホームページよりご覧いただけます。

それではさっそく以下より、二本松寺の見どころをご紹介していきます！

【見どころ1】あじさいの杜入り口

二本松寺で紫陽花を見るには「あじさいの杜（もり）」を目指す必要があります。と言ってもお寺の敷地の裏山に当たりますので、迷うことはありません。看板もきっちり出ています。

• 写真：Kikuchiまずは受付で入山料を支払う

「あじさいの杜」に向かう途中にもたくさんの紫陽花が咲いています。色とりどりで華やかです。

• 写真：Kikuchi「あじさいの杜」入り口

• 写真：Kikuchi「あじさいの杜」入り口

歩道は歩きやすく整備されています。また、紫陽花以外の花も見ることができます。

• 写真：Kikuchi歩道
• 写真：Kikuchiその他の花も

山の傾斜になっている部分にも紫陽花が植わっており、見ごたえがあります。

• 写真：Kikuchi「あじさいの杜」入り口
• 写真：Kikuchi斜面にたっぷりの紫陽花

【見どころ2】田んぼ道

「あじさいの杜」に入る前、田んぼ道を通ります。二本松寺の敷地近くには広大な田んぼが横たわっており、こちらも素晴らしい景色です。

• 写真：Kikuchi田んぼ道

紫陽花と田んぼの組み合わせで写真を撮ってもいいですね。

• 写真：Kikuchi紫陽花×田んぼ
• 写真：Kikuchi紫陽花×田んぼ

途中「順路」と書かれた目印もありますので、それに従い「あじさいの社」まで歩きます。

• 写真：Kikuchi案内板が分かりやすい

石畳が見えたら「あじさいの杜」に到着です。ここから少し傾斜のある山道に入ります。足元は整備されていますので、ご安心ください。

• 写真：Kikuchi「あじさいの杜」へ到着

【見どころ3】あじさいの杜（※必見ポイント）

「あじさいの杜」では森林浴を楽しみながら紫陽花を見学できます。徐々に山を登っていくような道のりで、最終的に本堂へとたどり着きます。

• 写真：Kikuchi森林浴を楽しみながら
• 写真：Kikuchiあじさいの杜（もり）

山の斜面には数え切れないほどの紫陽花が咲いています。

• 写真：Kikuchiゆるい登り道

紫、ピンク、水色、白など各色の紫陽花を堪能できます。

• 写真：Kikuchi紫
• 写真：Kikuchi水色

ゆっくりと傾斜を登っていきますので、上へ行けば行くほど見晴らしもよくなります。途中休憩できるように椅子も用意されています。

• 写真：Kikuchi至るところに紫陽花
• 写真：Kikuchiあじさいの杜（もり）

• 写真：Kikuchi椅子で休憩

わらべ地蔵「社太郎」が可愛らしく佇んでいるので、ぜひ現地で見つけてみてください。

• 写真：Kikuchiわらべ地蔵

【見どころ4】天然記念物の槇

あじさいの社には再入山できません。しばらく道なりに歩くと、大きな槇（まき）の木に出会います。

• 写真：Kikuchi再入山禁止

こちらは「水戸光圀公お手植の槇」と呼ばれている木です。1691年、本堂の改築寄進をした際に光圀が自身でお手植えされたと言われている記念樹なのだとか。

• 写真：Kikuchi水戸光圀が手で植えた

樹齢約350年、樹高約13メートルもある大きさです。

• 写真：Kikuchi大きな槇（まき）の木

【見どころ5】本堂

順路に従い歩くと本堂に出ます。

• 写真：Kikuchi本堂

祀られている「秘伝本尊薬師如来」は鎌倉時代後期の作品で、左手に薬つぼを持ち、心身の病を治癒する仏様として信仰を集めています。

• 写真：Kikuchi本堂

魔除けに効果があるとされる「元三大師」の影像の石碑もあります。この影像のあるところには、邪魔は怖れて寄り付かないとされています。

• 写真：Kikuchi元三大師

紫陽花の季節は限定御朱印も頂けます。

• 写真：Kikuchi御朱印ももらえる
• 写真：Kikuchi「天台宗羽黒山覚城院二本松寺」あじさいシーズン限定御朱印

【見どころ6】あじさいの手水舎

あじさいのシーズンは手水舎がお花でいっぱいになります。涼しげな様子に癒されますね。

• 写真：Kikuchiあじさいの手水舎
• 写真：Kikuchiあじさいの手水舎

• 写真：Kikuchiあじさいの手水舎

手水舎の近くには休憩スペースも用意されていますので、ゆっくりできます。

• 写真：Kikuchi休憩スペース

【見どころ7】苔の庭園

境内には苔の庭園が整備されています。

• 写真：Kikuchi苔の庭園

緑が美しく和の雰囲気をたっぷり感じることができます。

• 写真：Kikuchi雰囲気がある

この記事を書いたトラベルライターから一言

• 写真：Kikuchi

お気に入りの紫陽花が見つかるかな～と思いながら散策していましたが、100種類もあるとどれも美しくてこれだ！という紫陽花は見つけられませんでした。本当に一株一株が綺麗でうっとりしてしまいます。これ紫陽花なの？という珍しい形もあったりして、驚きっぱなしの散策時間でした。（菊地早秋）