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【茨城】霞ヶ浦湖畔から湧く!あそう温泉白帆の湯8つの楽しみ方

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:45都道府県

2020年10月5日更新

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写真:Kikuchi

全国で2番目に大きな湖「霞ヶ浦」の湖畔で湧き出す天然温泉「あそう温泉白帆の湯」は、展望風呂からの眺めが特徴で、霞ヶ浦と筑波山のパノラマ風景を楽しめます。近隣にはショップや神社も。この記事では、現地で楽しむための8つのアイディアをご紹介しています。

この記事の目次表示

あそう温泉白帆の湯とは

全国第2位の湖面積を誇る、霞ヶ浦(かすみがうら)湖畔から湧いている天然温泉の日帰り温浴施設です。茨城県は温泉が少ないと言われていますが、あそう温泉では毎分95リットルものお湯が湧いています。このように湧水に富んでいるため、浴槽内に加水は行っていません。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯

温泉は黄褐色のなめらかなお湯です。これはケイ素を多く含むからなのだとか。一般的にケイ素が多い温泉は、美肌の湯として知られています。実際、湯に浸かると体を優しく包まれるのを感じます。温度はそこまで高くありません。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯

あそう温泉が位置する行方市(なめがたし)は、全国的にもサツマイモの生産量がトップクラスです。併設されたショップでは、サツマイモ関連商品をはじめ、様々な地域特産品を購入することができます。

【あそう温泉白帆の湯・基礎情報】
●営業時間:10~21時(最終受付20時)
●定休日:水曜日
●料金:中学生以上740円(17時以降530円)/小学生310円(17時以降210円)
●レンタルタオル:バスタオル&フェイスタオルセット110円
●駐車場:専用駐車場あり

それではさっそく現地での楽しみ方を8つに分けてご紹介していきます!

あそう温泉白帆の湯
茨城 / 日帰り温泉 / ツーリング / 足湯・手湯
住所:行方市麻生421-3地図で見る
電話:0299-80-6622
Web:http://shirahonoyu.com/

【楽しみ方1】3階・展望風呂に浸かる

温泉は施設の最上階にあります。1階入口の券売機でチケットを購入し、靴をしまい、フロントで脱衣所ロッカーの鍵をもらいます。靴箱を利用する際には100円が必要です(返却されます)。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯

温泉は、水風呂を含めて室内に3種類、屋外に露天風呂が1種類です。広さはそこまでありません。スーパー銭湯よりは小規模です。浴槽越しには霞ヶ浦の景色が広がります。眺めがいいので、まだ明るいうちに訪問するのがおすすめです。

  • 写真:Kikuchi「あそう温泉白帆の湯」周辺の景色

【楽しみ方2】2階・お食事処水郷の間で食事する

大衆向けのお食事処もあり、お座敷でゆっくりとお食事をとることができます。券売機で好きなメニューを注文するシステムです。メニューは定食、丼ぶり、カレー、蕎麦、うどん、ラーメン、たこ焼きなどがあります。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・水郷の間
  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・水郷の間

霞ヶ浦ならではのメニューもおすすめです。例えば、かき揚げ蕎麦には川エビが使われています。わかさぎフライもここならではですね。全体的にサクサクと簡単に食事を済ませたい方向きの内容です。営業時間は11~21時(LO20:30)。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・水郷の間
あそう温泉白帆の湯 水郷の間
茨城 / 定食・食堂 / ランチ
住所:茨城県行方市麻生421-3地図で見る
電話:0299-80-6622
Web:https://shirahonoyu.com/

【楽しみ方3】1階・コテラスマルシェで特産品を買う

温泉と同じ建物内の1階には、地域特産品のショッピングができるコーナーがあります。ここでは行方市の地場野菜、クッキー、お煎餅、お酒、アイス、佃煮などを購入することができます。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・コテラスマルシェ

地元で有名な酒蔵・愛友酒造が作る日本酒帆曳歌(1,350円)」は飲みやすく、おすすめです。NAMEGATA ICE(各350円)は、地元野菜を使ったアイスクリームで、トマト、大葉、生姜、イチゴなど様々な味を楽しめます。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・日本酒「帆曳歌」
  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・NAMEGATA ICE(写真右)

【楽しみ方4】1階・コテラスカフェでお茶する

コテラスマルシェとほぼ同じ場所にある、小さなカフェスペースです。座席からは湖と芝生がよく見えて、晴天の日は気持ちの良い時間を過ごすことができます。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・コテラスカフェ(写真右のスペース)

メニューは全て飲み物で、ホット&アイスコーヒー(280円)、紅茶(280円)、コーラ(200円)、オレンジジュース(200円)、カプチーノ(320円)、宇治抹茶ラテ(320円)です。10~18時(LO17:30)まで営業しています。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・コテラスカフェ
あそう温泉白帆の湯 コテラス
茨城 / カフェ・喫茶店
住所:茨城県行方市麻生421-3地図で見る
電話:0299-80-6622
Web:https://shirahonoyu.com/#shopping

【楽しみ方5】白い砂浜を散歩する

温泉施設の目の前には、霞ヶ浦湖畔の白い砂浜が広がります。温泉に入る前に散策してみると気持ちがいいです。タイミングが合えば、ボートなどに出会えるかもしれません。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・白い砂浜

砂浜を振り返ると、温泉施設が見えます。2020年現在は登ることができませんが、螺旋階段が続く「風の塔」も近くに設置されています。

  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・白い砂浜(中央の建物が温泉)
  • 写真:Kikuchiあそう温泉白帆の湯・風の塔

【楽しみ方6】天王崎園地から湖を眺める

白い砂浜をさらに歩いて行くと、数分で「水郷筑波国定公園・天王崎園地」が広がります。芝生やコンクリートがあり、スポーツをするにはぴったりな場所です。

  • 写真:Kikuchi水郷筑波国定公園・天王崎園地

ベンチも用意されているので、湖畔で景色を眺めてもいいですね。雲がなければ右手の方に、筑波山が綺麗に見えます。

  • 写真:Kikuchi水郷筑波国定公園・天王崎園地
  • 写真:Kikuchi水郷筑波国定公園・天王崎園地

【楽しみ方7】八坂神社をお参りする

温泉から徒歩すぐ、湖畔沿いにある神社です。「茨城百景水郷麻生」の石碑が建てられています。木々に囲まれて涼しげな雰囲気で、天王崎の地名の起こりとなった牛頭天王を祀っています。

  • 写真:Kikuchi行方市・八坂神社

八坂神社のお隣には「水神宮」もあります。水神宮は水の神様を祀るもので、湖畔沿いに暮らす人々にとっては、水難や水害除けとして祈りの対象であったとされています。

  • 写真:Kikuchi行方市・八坂神社
  • 写真:Kikuchi行方市・八坂神社

【楽しみ方8】レンタサイクルで湖畔ライドする

あそう温泉白帆の湯は、レンタサイクルの拠点のひとつになっています。霞ヶ浦湖畔には「りんりんロード」と呼ばれるサイクリングロードが整備されています。

  • 写真:Kikuchi霞ヶ浦・りんりんロード

1日500円/人(9時30分~16時30分の間)で利用可能です。温泉から約15キロ離れた地点にある「虹の塔」で、乗り捨てや返却することもできます。

この記事を書いたトラベルライターから一言

  • 写真:Kikuchi

コテラスマルシェで購入できる、豆乳レアチーズ(230円)が気に入っています。添加物の使用もなく安心で、さっぱりした味わいのチーズケーキです。行方市のお隣、潮来市で製造されています。店長さんもおすすめしているようで、ポップが付いていました。ヘルシーに甘い物を少し食べたい方におすすめです。(菊地早秋)

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