女子旅に人気の古都・金沢。北陸新幹線の開通によりさらに人気は高まり、テレビ番組でも金沢を特集することが増えたように思います。そんな金沢には、和菓子、文具、雑貨、コスメ、グルメなどなど可愛いお土産がいっぱいありますが、今回はなかでも、老舗の和菓子店が販売する、古都・金沢らしい可愛いらしさを感じるふたつのお土産にフューチャーしてご紹介したいと思います。
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夏におすすめ!加藤晧陽堂の「うちわ煎餅」
加藤晧陽堂(かとうこうようどう)は、昭和22年に創業した干菓子専門店です。
さまざまな色鮮やかな干菓子を販売しており、目にも美しく贈り物にぴったりなお菓子が揃います。なかでもお手頃価格で見た目にも可愛らしい「うちわ煎餅」は、かわいいモノ好きの女性へのお土産におすすめ。
もち米を精製加工したお煎餅にすり蜜を化粧引きし夏の花鳥風月の絵が描かれたもので、一枚一枚手作りで自然乾燥にて絵を描いている、ぬくもりが感じられるお菓子です。
6枚入りから12枚入りまで揃っており、6枚入りが540円、8枚入りで756円、12枚入りで1,188円でした。
口に入れてすこし噛むと、雪がとけるようにふんわりと溶けてゆく、ほのかに甘みのあるお菓子。
”うちわ”の形をしていることもあり、とくに夏のお土産におすすめですが、先ほども書いた通り一枚一枚手作りでつくられているため、7月、8月には品切れも予想されます。
加藤晧陽堂の本店は金沢のメインスポットからは少し離れたところにありますが、金沢駅構内にある”金沢百番街あんと”にも店舗があり、そちらでも販売しています。
- 金沢百番街あんと
- 金沢市 / おみやげ屋 / 子供が喜ぶ
- 住所:金沢市木ノ新保町1-1地図で見る
- 電話:076-260-3700(代表)
- Web:http://www.100bangai.co.jp/floorinfo-anto/
冬におすすめ!諸江屋の「オトギクズユ」
諸江屋(もろえや)は嘉永二年(1849年)創業の和菓子店で、地元では落雁の老舗店としてよく知られています。
こちらのお店で見つけた可愛いお土産が、「オトギクズユ」という商品。四角いパッケージにむかしばなしの絵柄が描かれた葛湯で、4個入りで648円でした。
描かれている図案は、かちかち山、桃太郎、花咲じいさん、金太郎の4つのむかしばなし。
箱をあけると、丁寧に包まれた葛湯がでてきます。
あられと白い粉がはいっており、それをお椀に注いでお湯をかけると葛湯のできあがり。トロリとした葛湯は身体のなかからポカポカと温まるので、とくに冬の金沢みやげにいいのではないでしょうか。
諸江屋は、金沢駅構内の「金沢百番街あんと」にも店舗がありますが、筆者が訪れたときには「オトギクズユ」を見つけることができませんでした。
しかし本店に行けばありました!
本店は、金沢にのこる3つの茶屋街のひとつ「にし茶屋街」にあり、茶屋も併設しているので、金沢散策のひと休みがてら訪れてみてはいかがでしょうか。
- 諸江屋 にし茶屋菓寮
- 金沢市 / スイーツ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所:石川県金沢市野町2-26-1地図で見る
- 電話:076-244-2424
- Web:http://moroeya.co.jp/