※こちらでご紹介している「ユニスタンド」は、2018年3月31日に閉店しました※ 全国あらゆるところに、コーヒースタンドが立ち並んでいますが、抹茶や日本茶をテイクアウトできる珍しいお店をご存じでしょうか。その名は「UNI STAND(ユニスタンド)」。東京の住みたい町ナンバーワンにも選ばれたことがある吉祥寺で、隠れ家的な居心地の良さがあるお店です。今回はそんな日本茶スタンドの魅力をご紹介します。
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日本茶スタンド「ユニスタンド」とは
「井の頭の森のちょうどいいところにちょうどいいお店ができました」をコンセプトに、2016年3月5日、吉祥寺の三鷹の森ジブリ美術館の近くにオープンしたのが「ユニスタンド」です。
周りには、吉祥寺の豊かな森があり、落ち着いた雰囲気の中にお店はあります。店内の内装は、併設するデザイン会社UNIELが手がけています。入口はガラス貼りで出来ており、外からの日差しが入りやすいようになっています。
店内に入るとまず見えるのがレンガ作り風の階段で、こちらを下った先の地下に、「ユニスタンド」のフロアがあります。
階段ですが、ベンチにもなっているので、ここに座ってお茶を飲むこともできます。
こちらの階段を下りて右側に見えるのが、白いタイルに、観葉植物が置かれたカウンターテーブルとハイチェア。
左側には3席ほどのテーブル席もあります。小さい店内ですが、デザイン会社が作ったこともあり、デザイン性が高いのも特徴。
店内でお茶をしながら休憩してもよし、テイクアウトして井の頭公園をお散歩しながら味わうのもオススメです。
バリスタならぬ「茶リスタ」の店主がいるお店
バールのカウンターに立ち、客からの注文を受けてコーヒーを淹れる職業をバリスタと言いますが、ユニスタンドの店長・小山和裕さんは、バリスタならぬ茶リスタです。
店主が造った造語で、“茶葉をセレクトして、お淹れする”日本茶の淹れ手”という意味から茶リスタと呼んでいるそう。
茶リスタの名の通り、注文を受けて目の前で日本茶を作ってくれるのも、ユニスタンドの特徴の一つです。
また、日本茶に関するイベントやセミナーも積極的に手掛けている、日本茶アドバイザーでもあります。
本格派の日本茶や抹茶を!気になるメニューをご紹介
「ユニスタンド」は、3種類のCOFFEE、日本茶や宇治抹茶オレなど6種類を揃えるJAPANESE TEA、アップルジュースをはじめとしたDRINK、サンドウィッチなどのFOODの、4つのメニューから成り立っています。
種類はさほど多くありませんが、茶リスタの店主がいることからJAPANESE TEAメニューへのこだわりの強さは、人一倍です。そんなメニューの中で、今回紹介するのは「宇治抹茶オレ」です。
店内で点てられた抹茶と牛乳を使用した「宇治抹茶オレ」は、砂糖をほとんど使用しておらず、宇治抹茶のほろ苦さを楽しむことができます。
また、月替わりで提供される日本茶の茶葉は、店主が茶農家と直接取引したものから選んでいます。「宇治抹茶オレ」などの他にも、様々な産地の煎茶や深蒸し茶などを、目の前で淹れてくれるので、香りの良さを感じることができます。
さらに「ほうじチャイ」など、季節・期間限定DRINKも提供されているので、季節ごとに訪れるのもオススメです。
- 【閉店】UNI STAND
- 吉祥寺・中野・荻窪 / カフェ・喫茶店
- 住所:東京都三鷹市下連雀1-16-1地図で見る
- 電話:03-6408-9085
- Web:http://unistand.jp