【兵庫・大阪・和歌山】電車で行ける大阪湾のビーチ6選！気分転換や散策に

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• 【1】兵庫県 須磨海水浴場
• 【2】兵庫県 アジュール舞子
• 【3】大阪府 二色の浜海水浴場
• 【4】大阪府 りんくう公園マーブルビーチ
• 【5】和歌山県 加太海水浴場 加太海岸
• 【6】和歌山県 磯の浦

【1】兵庫県 須磨海水浴場

• 写真：ゆきたか

神戸市にある須磨（すま）海水浴場は、市街地から近い場所にあるにもかかわらず、広い砂浜が広がる気持ちの良いスポットです。鉄道でのアクセスもとても便利で、ビーチの西エリアは、JR神戸線の須磨駅下車すぐです。2階にある改札を出て右手を見ると、美しい須磨の海が目の前に広がります。山陽電鉄の山陽須磨駅からも、徒歩3分ほどです。

• 写真：ゆきたか

砂浜からは、瀬戸内海に浮かぶ大きな淡路島や、そこに架かる明石海峡大橋も眺められます。砂浜の長さは1.8kmもあり、遊歩道もあるので、潮風を感じながら散策するのも良いでしょう。海水浴客でにぎわう夏以外は、比較的静かでのんびり過ごせそうです。

• 写真：ゆきたか須磨海岸には、カフェなどもある。こちら須磨駅そばのカフェは、モーニングセットも提供していた。

海岸には、新しいカフェなどもオープンしています。海を眺めながらランチをいただいたり、コーヒーなどのドリンクをテイクアウトして楽しむのも良いでしょう。コンビニも、JR須磨駅2階改札横や山陽須磨駅前などにあります。

海水浴場のある須磨海浜公園内には、2024年6月に、新しい水族館「神戸須磨シーワールド」もオープン予定となっています。リゾートホテルもできるので、このエリアの魅力もさらに向上しそうです。

【2】兵庫県 アジュール舞子

• 写真：ゆきたかアジュール舞子の砂浜から眺める明石海峡大橋。左奥には淡路島が見えている。

アジュール舞子は、神戸市垂水区にある都市公園です。古くから景勝地として親しまれてきた「舞子の浜」を復元した砂浜は、800メートルほどあり、海水浴も楽しめます。目の前に淡路島や明石海峡大橋を眺める爽快な景色は、非日常の気分を感じさせてくれます。

• 写真：ゆきたかアジュール舞子の浜には、磯遊びができる場所もある。なお、やす、もり等の魚を獲る道具の使用は禁止されている。

こちらのビーチには、小さな岩が点在している磯もあります。波が穏やかなときには、親子連れが磯遊びを楽しむ姿も見られます。また、公園の端の方には、釣りができる場所もあるので、海釣りを楽しんでみるのも良いでしょう。

最寄り駅は、JRの舞子駅、山陽電鉄の舞子公園駅で、アジュール舞子までは歩いて5分ほどと近いです。飲食店は少ないですが、芝生広場もあるので、お弁当を持ってきてピクニックを楽しんでも良いでしょう。

隣接する兵庫県立舞子公園には、明石海峡大橋の橋げた内に設けられた遊歩道を歩いたり、景色を楽しんだりできる「舞子海上プロムナード」もあります。こちらにはレストランもあるので、利用してみても良さそうですね。

【3】大阪府 二色の浜海水浴場

• 写真：ゆきたか

大阪府貝塚市にある二色の浜（にしきのはま）海水浴場は、大阪市から近いビーチとして人気があります。最寄りの二色浜駅へは、大阪市の繁華街にある南海なんば駅から電車に乗り、30分ほどで到着します。駅からは、西に約1km、10分ほど歩きますが、道路をまっすぐ進むと良いので分かりやすいでしょう。

• 写真：ゆきたか

青い松と白い砂の二色に由来し、古くから二色の浜と呼ばれていた海辺は、現在でもその美しい景観が維持されています。周囲には高速道路や工場も見えますが、海のある西側には遮るものもなく、開放的な景色が気軽に楽しめるのが魅力です。

• 写真：ゆきたか帆船マストのモニュメントがある二色の浜海水浴場。休憩施設やトイレもこちらにある。

海水浴のシーズンにはさすがに混雑しますが、それ以外の時期には、ゆっくりと散策を楽しめるでしょう。帆船マストのモニュメントがシンボルの休憩所から海を眺め、非日常のひとときを過ごしてみてください。

ビーチ周辺の飲食店は少ないですが、大型スーパー、コンビニ、スーパー銭湯などが近くにあります。また、ビーチの南西端にあるヨットハーバー施設内に、カフェがあります。

【4】大阪府 りんくう公園マーブルビーチ

• 写真：ゆきたか

大阪府泉佐野市にある、りんくう公園にも、美しいビーチがあります。白い玉石が一面に敷き詰められた浜は、マーブルビーチと呼ばれています。輝く白い石と、青い海とのコントラストがとてもきれいです。ビーチまでは、JR・南海電鉄の「りんくうタウン」駅から徒歩約13分ほどかかりますが、公園入口までは3分ほどと近いです。

• 写真：ゆきたか

公園やビーチからは、沖にある関西国際空港へと続く連絡橋が見えます。展望台や松林などもあるので、海の景色を眺めながらくつろいだり、ピクニックを楽しんでみてください。公園内に飲食店はありませんが、ショッピングモールなどが近くにあるので、食事や買い物にも困りません。

なお、こちらのビーチは、遊泳禁止となっています。波打ち際から急に深くなっているので、ご注意ください。お子さんと砂浜で遊ぶときは、シンボル緑地内に内海があるので、こちらが安全でしょう。周囲には、季節の花々も咲き、散策も楽しめます。

海水浴は、さらに南寄りにある「タルイサザンビーチ」で楽しめます。タルイサザンビーチ前にある泉南りんくう公園には、カフェもありますよ。タルイサザンビーチ、泉南りんくう公園へは、南海本線「樽井」駅より徒歩約15分です。

【5】和歌山県 加太海水浴場 加太海岸

• 写真：ゆきたか沖にある友ヶ島などが眺められる加太の海。こちらは淡嶋神社そばの小さな砂浜であり、海水浴場ではない。

加太（かだ）海水浴場は、和歌山市北部の加太地区にあるビーチです。紀淡海峡に面した場所にあり、沖に友ヶ島や淡路島を望む景色が美しいです。海水浴の時期は賑わいますが、普段は静かな環境です。こちらのビーチには、バーベキューが楽しめるエリアもあります。

• 写真：ゆきたか

海水浴場の南西には、旅館がいくつかあります。天然温泉を導入している宿もあり、日帰り入浴やランチでの利用も受け入れています。このあたりにも、小さな砂浜があり、ここから眺める夕日も美しいそうです。

• 写真：ゆきたか加太地区の旅館街にある淡嶋神社

旅館街には、人形供養や雛流しで有名な、淡嶋神社（あわしまじんじゃ）もあります。散策をすれば、ちょっとした旅行気分を味わえるのがうれしいですね。

加太海水浴場へは、南海加太線の終点「加太」駅から徒歩15分ほど、旅館街へは20分ほどと、少々歩きます。途中の古い町並みには、よもぎもち、揚げパンを販売するお店やカフェもあるので、立ち寄りながら歩くと良いでしょう。

【6】和歌山県 磯の浦

• 写真：ゆきたか

和歌山市の「磯の浦」は、和歌山市街にほど近いビーチです。夏の海水浴で有名ですが、京阪神から近いサーフィンスポットとしても知られています。ヤシの木が植えられた砂浜は、南国の雰囲気が漂っており、リゾート気分を味わうことができます。

最寄りの南海加太線「磯ノ浦」駅からは、徒歩約2分ほどと、非常に近いです。駅の東側にある細い道を、南に進むとすぐビーチに出るので、分かりやすいでしょう。南海和歌山市駅から磯ノ浦駅までは約20分、大阪市の南海なんば駅からは、約1時間30分です。

• 写真：ゆきたか磯の浦に面したカフェからは、海を眺める景色が楽しめる。

周辺に飲食店は少ないですが、海を眺めるカフェがあるので、こちらでくつろぐのもおすすめです。お店は2階にあり、カウンター席からはビーチが一望できます。店内も明るく、雰囲気も良いですよ。