食の宝庫「秋田県」海の幸から山の幸まで、美味しいグルメがいっぱいです。今回は秋田県の「美味しい」をテーマに、秋田県に訪れたら必ず食べたい秋田グルメを紹介します。
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秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」
米どころ秋田の美味しいお米を粗めにつぶし、杉の棒に巻き付け炭火でじっくり焼いた「きりたんぽ」を、比内地鶏の出汁でとったスープで、地元野菜と一緒に煮る秋田を代表する郷土料理です。
出汁や野菜の旨味をしっかり吸ったモチモチ触感の「きりたんぽ」と、熱々の比内地鶏の出汁がきいたスープは絶品です。
のどごしツルツル「稲庭うどん」
江戸時代に湯沢市稲庭地区で小麦粉を使って干しうどんを製造したのが始まりとされる、約350年の歴史を誇る「うどん」です。
職人が手作業で手延べ製法で作るうどんは、強いコシとツルツルとした喉ごしが特徴です。また、透明感ある白く美しい麺は目でも楽しめる一品です。
職人が手間暇かけて作る「稲庭うどん」は、贈答品としても親しまれています。
旨味が詰まった「比内地鶏」
秋田のブランド鶏肉「比内地鶏」、国の天然記念物である比内鶏を食肉用に品種改良された鶏肉で、引き締まった肉質が特徴で噛めば噛むほど旨味が出てくると言われています。
地元秋田では焼き鳥はもちろん、親子丼や刺身、鍋料理など様々な調理方法で親しまれている食材です。
秋田を代表する珍味「とんぶり」
昔から「ほうき」の材料であった「ホウキ草」の小さな身を加熱加工した珍味です。プチプチとした触感が特徴で味は無味無臭です。プチプチとした触感から「畑のキャビア」とも呼ばれている食材です。
秋田県民にとっては身近な食材で、和え物にしたり豆腐に乗せたり、おにぎりに混ぜたりと、実に幅広く食されています。鰹節をふり、醤油をかけるだけでも、お酒のおつまみに、ご飯のおかずに最適な一品となります。
「ほうき草」自体は日本全国で栽培されますが、収穫後の加工が難しく、手間暇がかかる為、現在国内で「とんぶり」として加工・販売しているのは、大館市のみと言われている秋田ならではの食材です。
秋田の郷土料理「いぶりがっこ」
大根などの野菜を燻煙乾燥させてつくる漬物で秋田の郷土料理の一つです。「がっこ」とは秋田弁で「漬物」を意味しており、「燻した(いぶり)漬物(がっこ)」が「いぶりがっこ」です。
ご飯のお供にはもちろん、ビールやお酒のおつまみとしても親しまれています。また同じ発行製品であるクリームチーズをトッピングとして合わせ、ワインなどのおつまみとしても人気です。
ご当地ラーメン「十文字中華そば」
昭和の初めころから、横手市の十文字地区に伝わるご当地ラーメン!煮干や鰹節などの魚介系のあっさりとした醤油味のスープに、極細のちぢれ麺が相性抜群の一品です。具材として麩がトッピングされているのは、十文字中華そばの特徴です。
秋田を代表するB級グルメ「横手焼きそば」
B-1グランプリで優勝経験もある秋田を代表するB級グルメ「横手焼きそば」、茹でたストレート麺が、各店独自の出汁とウスターソースで味付けされています。具材はシンプルにキャベツと豚肉ですが、半熟の見玉焼がトッピングされているのが「横手焼きそば」の特徴でもあります。また付け合わせとして紅しょうがなどではなく、福神漬けがトッピングされているのも、横手焼きそばならではです。
米どころ秋田の「地酒」
米どころ秋田ではお酒造りの主原料であるお米はもちろん、お酒造りに欠かせない「水」も豊富で、白神山地や奥羽山脈、鳥海山などを水源とした良質な軟水が使用されており、雑味が少なく上品な味わいになると言われています。
また雪国の気候を利用して、低温でじっくりと時間をかけて仕込む「秋田流低温度発酵」によって作られたお酒は、なめらかできめ細かい日本酒として親しまれています。
最後に
食の宝庫「秋田県」、今回紹介した他にも「とんぶり」と並び秋田県民に愛されている珍味「じゅんさい」や、雪国秋田で寒い冬に人気の「しょっつる鍋」、日本海で水揚げされる新鮮な「海の幸」、武家屋敷で有名な角館の地元ぐるめ「角館そば」や、秋田県を代表するブランド米「あきたこまち」などなど、秋田にはまだまだ美味しいグルメがいっぱいです!
秋田県の「美味しい!」を楽しみに、一度秋田県に訪れてみてはいかがでしょうか!