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古き良き街並みやマリーナも素敵!アメリカの古都【アナポリス】

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年4月2日更新

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まるで1つの街!カッコよくて憧れる!【USNA 海軍兵学校】

  • 写真:まき子

シティドックから歩いて3分ほどの近い場所に、【United States Naval Academy(USNA)】という、ただならぬ「海軍兵学校」があります。

選り抜かれた士官候補生 だけが入学できる 海軍直下の大学 で、学費は無料!4,000人以上の学生たちが寄宿舎生活をしているそうです。

でも、中に入るとビジターセンターがあったり、有料の案内ツアーもあるなど、一般観光客に対してオープンになっていて、ツアーなどに参加しなければ無料で自由に中に入ることができます。

ただし、入場するにはIDかパスポートが必要です。

「ハットトス」の発祥の地

  • 写真:まき子

真っ白な制服が眩しいっっ!!学生たちは歩く姿も颯爽としてかっこいいです。ちなみに白い制服は1年生で、上級生になるとネイビーの制服になります。

でも卒業式には全員が白い制服に。卒業生が「やったぁ!卒業だ!」と喜びながら一斉に帽子を上に投げる「ハットトス」は、今ではアメリカの大学のあちこちで見られますが、その発祥の地は、ここUSNAと言われています。

1つ1つ立派な建物に注目!

  • 写真:まき子

中に入ると、「ここは本当に大学の敷地内なの?!」と思えるほど、半端ない大きさでびっくり!芝生も、歩道も、道路も広々としていて、まるで1つの街のような雰囲気です。

  • 写真:まき子

「NAVY FOOTBALL」という幕が掲げられているので、ここはいわゆるクラブハウスだと思うのですが、もはや立派な豪邸です。他にもゴルフ部やテニス部…この規模のクラブハウスがずら〜りと横に並んでいます。

  • 写真:まき子

こんな立派なドーム付きの Chapel 教会 まで!通常は中に入ることはできませんが、日曜の礼拝は観光客も参加できるそうです。

寄宿舎のなんと立派なこと!

  • 写真:まき子

大学内の中の方に進んで行くと、とてつもなく大きな建物が見えてきます。右端から左端まで、全長 8km もあるこの建物は、なんと「寄宿舎」! あまりにも壮大な造りで言葉を失ってしまいます。

  • 写真:まき子

学生のプライバシーもあるので実際に部屋がある部分に立ち入ることはできませんが、中央の入口に入ってから、階段を登った先にあるホールは自由に散策ができます。とにかく広い!そしてゴージャス!

こんなすごい大学で学んでいるのは、どんな人たちなんだろう?!と、思ってしまいますよね。

卒業生はすごい人たちばかり!

USNAの卒業生の名前を見ると、ものすごい面々です。軍人として活躍した人だけではなく、大統領、宇宙飛行士、プロスポーツ選手、学者、作家、探検家…

例えば、日本でわりと有名な方を挙げると、2002年にノーベル平和賞を受賞した第39代アメリカ合衆国大統領の ジミー・カーター。アメリカ初の有人宇宙飛行士として選ばれた「マーキュリー・セブン」には2名もいます。アラン・シェパードウォルター・シラー 。光学に関する研究でノーベル物理学賞を受賞した アルバート・マイケルソン。発明家としてエレベーターを開発した「電気駆動の父」フランク・スプレイグ。スポーツの分野では、NFLはダラス・カウボーイズのQBとして活躍した ロジャー・ストーバック、NBAのサンアントニオ・スパーズでプレイしたデビッド・ロビンソン

挙げるときりがないのですが、これだけ見ても世界的に様々な分野で活躍できる人たちを輩出している名門校なのだな…と実感してしまいます。

アメリカ海軍兵学校
アメリカ / その他スポット
住所:121 Blake Rd, Annapolis, MD 21402 アメリカ合衆国地図で見る
Web:https://www.usna.edu/homepage.php

最後に・・・

アナポリスの良さは、町中がまったりとした良い雰囲気に包まれていること。観光客はそこそこ多いのですが、なぜかせせこましさは無く、みんなのんび〜り。とってもゆったりとした時間が流れている街です。美味しい魚介類を食べながらゆったり過ごしていただければと思います。

ちなみに、筆者は冒頭に紹介したプレートのイエローだけは見つかりませんでした…。皆様は、ぜひぜひ全色制覇を目指して見てくださいね!

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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