州都プロビデンスのはずれにある、地元住人に愛される、アメリカならではのローカルレストラン「Seaplane Diner」を紹介します。
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ダイナーとは
ダイナー(Diner)とは、アメリカによくある飲食店のスタイルで、プレハブ式の独特な外観が特徴的です。この国特有と言う意味では、日本の「居酒屋」みたいなものでしょうか。
24時間営業の場所も多く、夜中や早朝に、カジュアルな軽食が食べられる場所という概念があります。お酒は提供されません。
ちなみに、レストランチェーンのデニーズはアメリカ発祥で、現地ではあくまでもアメリカンダイナーとして愛されています。
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アメリカンダイナー「Seaplane Diner」の概要
「Seaplane Diner」は、ロードアイランド州の州都「プロビデンス」にある典型的なアメリカンダイナーです。街の中心部ではなくやや外れの大通り沿いにあります。
ちなみにロードアイランド州は、 アメリカ東海岸のニューイングランド地方にあり、面積が国内最小の州として知られています。 滋賀県ほどのサイズだそうです。
アメリカンダイナー「Seaplane Diner」の様子
お店の外観
「Seaplane Diner」の外観は典型的なアメリカンダイナーといった様子なのですが、その店名にもあるように「Seaplane/水上機」がディスプレイされています。
お店の中の様子
安心感のあるこじんまりとした アメリカンダイナーです。明らかに地元の方と思われる人たちが、軽く朝食をとっているといった様子でした。
テーブル
テーブルにはジュークボックス(jukebox)が置かれており、 アメリカの映画のセットくらい、典型的な雰囲気です。
真っ赤なプラスチックのコカコーラのコップを使用していますが、こちらも意図したインテリアとしてはやっていない感じが、本場ならではといった様子。
アメリカンダイナー「Seaplane Diner」のメニュー
メニューはアメリカの典型的な朝食やブランチの内容。 サンドイッチやオムレツ類がずらりと並びます。
ハムとチーズのオムレツ
オムレツ、トースト、ホームフライが添えられていて、アメリカの家庭料理感が強いメニューとなっています。 ホームフライは角切りにしたじゃがいも炒めた料理で、アメリカの定番料理の一つです。
オムレツは日本のものとは違い、焼き切った卵で具を包むといった仕立て。日本でいうお好み焼きのように、あくまでも生地のようにして考えられているような気がします。ハムはスライスではなく、分厚いものをサイコロ状に切ったもので、溶けたチーズと絡まって、食べ応えがあります。
- 8.25ドル/約908円
エッグベネディクト
エッグベネディクトはアメリカの定番料理の一つです。 同じくホームフライが添えられています。イングリッシュマフィンの上にポーチドエッグとオランデーズソースがかけられています。
オランデーズソースとは、卵とバターとレモンを用いたソース。なめらかで軽めなマヨネーズのようなものです。
- 8.95ドル/約985円
アメリカンダイナー「Seaplane Diner」のいいところ
ローカルに根強い人気があるといった様子で、筆者が店舗に滞在している間は、客足が絶えませんでした。 本場のアメリカ料理を食べたい人にはオススメしたい飲食店です。
- シープレーン・ダイナー
- アメリカ / 洋食・西洋料理
- 住所:307 Allens Ave, Providence, RI 02905 アメリカ合衆国地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/seaplanediner/
※記事内のアメリカドルから日本円への換算は、1ドル=110円で計算しています。