アメリカ・ニュージャージー州のニューアーク国際空港。1億2千万ドルかけたリノベーションが行われましたが、その一環で誕生した、テイクアウト専門の寿司屋「築地魚部屋」を紹介します。日本の築地魚市場株式会社から魚を取り寄せているそうですよ。
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ニューアーク空港の寿司屋「築地魚部屋」の概要
築地魚部屋(Tsukiji Fishroom)はアメリカ・ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港(Newark Liberty International Airport/EWR)にある寿司屋です。セキュリティを通過した後のユナイテッド航空専用のターミナルCにあります。
ニューアーク空港のターミナルCは1億2千万ドル(約136億円)を費やしたリノベーションがなされており、その一環で作られたお店です。
なお、築地魚部屋では、日本の築地魚市場(築地魚市場株式会社が運営する魚市場)の魚を使用しており、現地のオークションで落札した魚が約25時間後には届けられているそうです。
ニューアーク空港の寿司屋「築地魚部屋」の様子
「築地魚部屋」と日本語の看板が大きく目立っています。清潔感があり、洗練されたデザインのお店です。お店の外から商品を作る厨房の様子を見ることができます 。
店頭に陳列された寿司
まぐろやサーモンといった定番握り寿司から、カリフォルニアロールなどのまき寿司まで、約10種類ほどの寿司があります。 ボールに入った詰め合わせなどもあります。醤油、わさび、ガリはパックに入ったものがサービスで提供されています。
「築地魚部屋」の注文方法は独特
築地魚部屋では好きな寿司を1貫ずつ選んで箱に詰めるというスタイルで購入します。箱の大きさは3つに分かれており、それぞれのサイズによって詰められる寿司の数が変わります。
- 4個 11.99ドル/1,318円
- 8個 14.99ドル/1,648円
- 12個 21.99ドル/2,418円
会計は全て無人レジで
「築地魚部屋」の寿司だけでなく、 このエリアの定食類はすべて無人カウンターで清算します。使い方がわからない場合は近くのスタッフに聞けば対応してくれます。
「築地魚部屋」の寿司の食べ方
それぞれの寿司はラップに包まれており、 箱に詰めると写真のようになります。 日本のコンビニのおにぎりのようにラップを解いてから食べます。
ニューアーク空港の「築地魚部屋」にはおやつも売っている
「築地魚部屋」は実は寿司だけでなく、ハイチュウなどの日本のおやつも売っています。 寿司カウンターの真横におかしの棚があり、それぞれの価格がメニューに示されています。
ニューアーク空港の寿司屋「築地魚部屋」のおすすめポイント
「築地魚部屋」では好きな種類の寿司を一貫単位で選べるので、色々食べてみたい人にとってはとても嬉しいサービスだと思います。
また、寿司の値段は箱で決まるのでややこしくなく、しかも無人で清算できるので、ストレスが極めて少ないです。
ニューアーク空港の築地魚部屋で寿司を買うという行為自体が面白かったので、ちょっと変わった観光アクティビティに興味のある人にもおすすめしたいです。
※記事内のアメリカドルから日本円への換算は、1ドル=110円で計算しています。