カナダにあるカナディアンロッキーは世界中のハイカーにとって憧れの地。その入口とも呼ばれるバンフは、世界遺産の構成要素「バンフ国立公園」に含まれる町として有名です。はるばるカナダに来たのなら、ぜひバンフを訪れて欲しい理由を5つ紹介させていただきます。
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1.夏も冬もハイシーズン
バンフの一番の魅力、カナダの大自然を楽しむのに季節は関係ありません。夏は青い湖に緑溢れる山々、冬は雪に覆われた美しい山脈。贅沢なのはそれを横目にスキーやスノーボードができる点です。さらには凍った青い湖や、川の上をスケートするなんていうことも。
もちろん夏や冬だけでなく、新緑の春は高山植物を愛でる方には最適です。なにより夏のピーク前を狙うことで多少の人混みを避けることができます。秋はバンフの町と周辺の山々が赤や黄色に染まっていくのもとても美しいです。ですから、いつ訪れても楽しむことができます。
2.お買い物が楽しい
海外にいくと思いのほか、物価が高いなと感じる場面に出会います。それはほぼ税金のせいなんです。カナダでいうとGSTとよばれる連邦税5パーセントに、PSTとよばれる州ごとに率の違う税がかかります。なぜバンフでお買い物するのが楽しいかというと、ずばりバンフのあるアルバータ州ではPSTが0パーセントだからです。
ようするにバンクーバーや、トロントなどの他の都市では8パーセント程の州税がかかるところ、0パーセント!結構大きくないでしょうか。さらにはバンフにはマウンテンギアのお店が揃っているので、ウインドブレーカーやハイキングシューズなど、自分へのお土産を買うのにぴったりだと思います。
3.アクセスのしやすさ
バンフへ行くにはアルバータ州の町カルガリーから、車で1時間半ととても簡単です。空港でレンタカーしてそのままバンフへ向かうのもありですが、カルガリーを少し観光してみるのも時間に余裕があればお勧めです。
もちろん空港からバンフへのバスもでています。空港からのバスはバンフエアポーターやブリュースターが有名です。一度空港をでてカルガリーのダウンタウンへ出ているのであれば、ダウンタウンからもバスが出ています。
4.野生動物に出会う
バンフで一番見かける野生動物はなんといってもリスです。カナダ全土には16種類ものリスがいるそうで、中には飛ぶ種類も。バンフでよくみかけるのはシマリスと赤リスです。
他にもビッグホーンとよばれるヒツジやエルク、マウンテンゴートが生息しているなど、動物好きにはもってこいの環境です。
ただ忘れてほしくないのが、グリズリーやブラックベアなどの熊もいること。冬眠から出てくる春から夏は、出没の高いエリアによってはベアスプレーの携帯義務、さらにハイクを行う際には2人以上でなどの制限がでてきます。それ以外のトレイルでも、ベアスプレーはお守り感覚で持ち歩くことをお勧めします。
5.バス移動で簡単に絶景へ
免許がなくて運転できないという人にもオススメできる理由が、バンフから乗れるバスで簡単にキレイな湖やトレイルに辿り着けるということです。青い湖で有名なレイクルイーズへも、バンフからバスが出ています。さらに夏期には、その先にあるモレーン湖にもバスを乗り継ぐことでいけますよ。
終わりに
いかがでしたでしょうか。簡単に5つの理由を並べてみましたが、筆者にとって一番の理由は単純に、どこもかしこも美しいというところです。朝起きて目の前にそびえる山々を眺める、そんな贅沢ができるバンフ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。