茨城
茨城観光
史跡や自然景勝地が豊富な、国内一のメロン生産地

【茨城】鹿島アントラーズを巡る!カシマサッカーミュージアム&クラブハウス

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:45都道府県

2021年4月28日更新

1,063view

お気に入り

写真:Kikuchi

鹿島神宮がある茨城県鹿嶋市は、プロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」のホームタウンです。2002年FIFAワールドカップの試合で使われた鹿島サッカースタジアムもあり、世界的にも有名なサッカーの聖地です。この記事では、スタジアムに併設された「カシマサッカーミュージアム」の見どころや、グッズ購入におすすめな「クラブハウス」についてご紹介しています。サッカーファンの方はもちろん、サッカーを知らない方でも鹿島観光のスポットとして楽しめますよ!

この記事の目次表示

鹿島アントラーズとは

鹿島アントラーズは、2021年10月にクラブ創設30周年を迎えるプロサッカークラブです。日本プロサッカーリーグ(通称Jリーグ)に加盟していて、1部リーグ(略称J1)に所属しています。

J1は日本最高峰のリーグで、技術レベルや年俸などは、J2、J3と比較しても高い水準を誇るそうです。2021年現在、鹿島アントラーズを含め20チームが所属しています。ちなみに日本代表になるようなトップ選手は、ほとんどがJ1クラブに所属しているのだとか。

  • 写真:Kikuchi鹿島サッカースタジアム
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム

鹿島アントラーズで活躍した選手で、誰もが名前を聞いたことがあるのはジーコでしょう。ジーコはブラジル出身の元サッカー選手で、2018年より鹿島アントラーズのコーチ兼テクニカルディレクターも務めています。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム

そんな鹿島アントラーズのホームタウンは、鹿嶋市、神栖市、潮来市、行方市、鉾田市になります。全部合わせて鹿行(ろっこう)地域と呼ばれることもあります。海や湖に囲まれた県南エリアで農業も盛んなため、豊かな食を堪能しつつ観光も楽しめます。

  • 写真:Kikuchi鹿島アントラーズのホームタウン、鹿嶋市にある鹿島神宮
鹿島神宮
茨城 / 一人旅 / 観光名所 / 神社 / パワースポット / 縁結びスポット / ツーリング
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306−1地図で見る
電話:0299-82-1209
Web:http://kashimajingu.jp/

カシマサッカーミュージアムの見どころ

2002年FIFAワールドカップでも利用された鹿島サッカースタジアムには、ミュージアムが併設されています。館内は写真撮影OKですが、流されている映像の録画は不可です。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/建物入口

小規模な展示のため、見学所要時間は30分~1時間もあれば十分でしょう。入館料は大人310円、小中学生100円です。手首に記念パスを付けてもらえます。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/記念パス

入口が少々分かりにくいですが、国道51号バイパス沿いの「バックスタンド」を目指しましょう(スタジアムは、メインスタンド、バックスタンド、南サイドスタンド、北サイドスタンドの4エリアに分かれています)。ミュージアムは1階部分の室内にあります。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/バックスタンド
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/バックスタンド

それでは以下から具体的な見どころを8つに分けてご紹介します!

【1】ジーコの名言

ミュージアム入口すぐの壁面には、ジーコの名言が複数書かれています。映像を使った工夫もされていて、良い意味での精神論を含む力強いメッセージを感じ取ることができます。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/ジーコの名言
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/ジーコの名言

【2】実際に使われたボールとスパイク

ジーコの名言を通り過ぎると、大きな部屋に到着します。ここでは、実際に試合で使われたボールやスパイクなどを展示。一つ一つの品物に解説のプレートも付けられています。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/実際に使われたボールとスパイク
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/実際に使われたボール

【3】西暦ごとのメンバー写真

1992年から1年ごとに床にラインが引かれていて、各年に新たに加わったメンバー写真が飾られています。鹿島アントラーズの歴史が分かるパネル展示も熟読すると、より理解が深まります。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/西暦ごとのメンバー写真
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/西暦ごとのメンバー写真

【4】サインボード

部屋の中央には大きなサインボードがあり、半透明な板に多数のサインが書かれています。アントラーズのANTLERは、英語で鹿の枝角を意味していますが、その名の通り、鹿島アントラーズのシンボルである鹿が際立つデザインです。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/サインボード

【5】トロフィーと旗

壁側には、様々な試合で勝ち取ったトロフィーや旗が保管されています。同じく壁側には、鹿嶋市出身の元プロサッカー選手、曽ヶ端準(そがはたひとし)のユニフォームやスパイクが紹介されています。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/トロフィーと旗
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/曽ヶ端準選手のユニフォーム

【6】2002FIFAワールドカップ展示

2002年5月31日~6月30日にかけて開催されたFIFAワールドカップについて、詳細なパネル展示があります。鹿島サッカースタジアムも3度の対戦で使われました。当時試合で使われたボールは、こちらのコーナーにて実物を見ることができます。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/2002FIFAワールドカップ展示

【7】エンターテイメントラボ

大きなスクリーンのある部屋でゲームを楽しむことができます(定員10名)。ゲームは全部で5種類。1人でプレイできるものもありますが、2名以上でしかプレイできないものもあります。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/エンターテイメントラボ
  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/エンターテイメントラボ

【8】スタジアム建設の歴史

ミュージアムの後半には、鹿島サッカースタジアムの建設の歴史に関する展示があります。スタジアムは1993年に完成し、2002年のワールドカップ開催時に大規模改修を行い、現在の形となりました。

  • 写真:Kikuchiカシマサッカーミュージアム/スタジアム建設の歴史
カシマサッカーミュージアム
茨城 / 博物館 / 雨の日観光
住所:茨城県鹿嶋市神向寺後山26-2 茨城県立カシマサッカースタジアム内地図で見る
電話:0299-84-1155
Web:https://www.antlers.co.jp/museum/

合わせて行きたい「クラブハウス」

ここまで「カシマサッカーミュージアム」のご紹介をしてきましたが、ミュージアムではグッズ販売を一切行っていません。そこでせっかくの記念にお土産を買いたい!という方におすすめなのが、「クラブハウス」です。

  • 写真:Kikuchi鹿島アントラーズクラブハウス

クラブハウスはミュージアムから車で約12分で訪問可能。駐車場も敷地内にあります。ここには選手たちのトレーニングルーム、ミーティングルーム、ロッカールーム、クラブオフィス、クラブショップなどが完備されています。

  • 写真:Kikuchi鹿島アントラーズクラブハウス/クラブショップ

お土産購入についてはこちらのクラブショップを訪ねれば間違いないでしょう。ユニフォーム、タオル、雑貨、文房具、お菓子、観戦用グッズなど、ひと通りのグッズが揃います。鹿島アントラーズのイメージカラーは赤なので、赤色の商品がほとんどです。

  • 写真:Kikuchi鹿島アントラーズクラブハウス/クラブショップ
  • 写真:Kikuchi鹿島アントラーズクラブハウス/クラブショップ
鹿島アントラーズクラブハウス
茨城 / おみやげ屋
住所:茨城県鹿嶋市粟生東山2887番地地図で見る
電話:0299-84-6800
Web:https://www.antlers.co.jp/clubs/clubhouse.html

この記事を書いたトラベルライターから一言

  • 写真:Kikuchi

鹿島アントラーズクラブハウスから鹿島神宮まで、車で約15分にて訪問可能です。サッカー関連のスポットを巡ったあとは、王道の観光を楽しんでもいいですね。筆者もミュージアムとクラブハウス見学のあとに鹿島神宮で参拝しました。境内にはたくさんの鹿がいて、「これがアントラーズの由来になった鹿たちかあ」と考えながら散策をしました。(菊地早秋)

次のページを読む

茨城の旅行予約はこちら


茨城のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

茨城のホテルを探す

茨城の航空券を探す

茨城の現地アクティビティを探す

茨城のレンタカーを探す

茨城の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


12月の国内おすすめ旅行先25選!冬・年末の旅行にぴったりな観光地特集

12月はイルミネーションに雪景色など、全国各地で冬ならではの絶景に出会えるシーズン。雪見温泉も格別な時期です。12月の週末や年末旅行におすすめの国内旅行先をご紹...


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

11月の国内おすすめ旅行先27選!秋を満喫できる観光地特集

11月は各地で紅葉が見頃のピークを迎え、夜のライトアップが楽しめるほか、イルミネーションイベントも全国で始まる時期。11月の連休や週末におすすめの国内旅行先をご...

日本の最強パワースポット24選!神社やゼロ磁場、自然のパワースポットも

日本の総氏神のように信仰される天照大御神をお祀りする伊勢神宮や、”願いが叶うパワースポット”として有名な来宮神社、全体が最強パワースポットと言われる皇居など、日...

【2023年版】全国の人気神社・お寺TOP52!旅行好きが訪れた寺社ランキング

2023年の1年間にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の寺社ランキング【2023年...

この記事を書いたトラベルライター

大自然に魅せられて

【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選

富士山に降った雨や雪が数十年の旅を経て、地上に現れる。それが静岡県清水町にある、柿田川湧水公園内の湧き水の正体です。こんこんと湧き出る、透明度の高い洗練された水...


【島根】1日で全部回れる!松江市のおすすめ観光スポット15選&ざっくりタイムスケジュール

島根県松江市街地のおすすめ観光スポットをご紹介します。宍道湖(しんじこ)を中心に栄えている町の魅力がたっぷり!朝から夜まで丸一日かけて、充実の松江観光を楽しんで...


人気の焼き芋が買える店を巡ろう!茨城県の焼き芋専門店・販売店13選

茨城県はサツマイモの生産地として有名です。最近では焼き芋を取扱うお店も増えました。地元住民、観光客どちらからも大人気です。この記事では茨城県内にある焼き芋専門店...

【茨城】100円でサツマイモ詰め放題!蔵出し焼き芋かいつか・かすみがうら本店工場直売所の魅力に迫る

まるでスイートポテトのような、クリーミー感とジューシー感。こんな焼き芋があったんだ!と、一口食べれば誰もが感じる焼き芋を販売しているお店、それが「かいつか」です...

【北千住】気分で使い分け!下町銭湯4軒を元住民が徹底解説!

下町情緒溢れる足立区北千住駅。駅前を離れ、町を歩くとアットホームな銭湯に数多く出会うことができます。この記事では、北千住駅西口エリア元住民の筆者が、西口にある銭...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります