美観地区が有名な岡山県・倉敷。そんな倉敷を訪れるのにおすすめの時期は、ずばり春!この記事では、倉敷の桜の名所、観光スポットに加えて、一休みするのにおすすめなグルメスポットなどを紹介します。
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観光・桜の名所①「美観地区」
倉敷の代表的な観光名所といえば美観地区。国の重要伝統的建造物群保存地区に認定されており、江戸時代から残る白壁の屋敷や蔵が連なる光景は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
年間を通して観光客でにぎわうこのエリアの川沿いには、桜の木が植えられており、春になると実に日本らしい景観を楽しむことができる桜の名所でもあります。
川から眺める桜もおすすめ
周辺を歩いて桜の鑑賞を楽しむのはもちろん、小舟に乗って川から眺めてみるのもおすすめです。地区中央にある乗船場でチケットを購入し、約20分の船旅を楽しむのはいかがでしょうか。また運がよければ、白鳥に出会うこともできますよ。白壁と桜の風景を、川の中から楽しんでみてください。
桜以外のお楽しみ
美観地区で桜以外のことを楽しむなら、大原美術館がおすすめ。倉敷を基盤に活躍した事業家大原孫三郎のコレクションを展示した、日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。古き良き日本式建築と西洋美術や現代美術の調和は、ここでしか味わえません。
- 大原美術館
- 倉敷 / 女子旅 / 観光名所 / 美術館
- 住所:岡山県倉敷市中央1-1-15地図で見る
- 電話:086-422-0005
- Web:http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html
観光・桜の名所②「観龍寺」
美観地区の北東、駅から商店街をぬけたすぐの所にある観龍寺に行くと、美観地区を上から眺めることができます。目下に広がる街並みももちろん見どころですが、3月末から4月初旬にかけては桜まつりが開催される、人気の花見スポットでもあります。
商店街と美観地区のにぎやかさとはまた異なる、静かな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
観光・桜の名所③「倉敷アイビースクエア」
美観地区の北東にある倉敷アイビースクエアは、ホテルとショップの複合施設です。明治時代の倉敷紡績所の外観を保存・再利用したレンガ造りの美しい建物が特徴で、写真映えもばっちりです。
ショップでは、岡山銘菓や帆布、倉敷ジーンズをつかった小物、倉敷発のマスキングテープなど、岡山ならではのアイテムを購入できます。また宿泊、ショッピング以外に陶芸教室もあり、岡山名物の備前焼づくりを体験することができるのも魅力の一つです。
建物裏には数十本の桜があり、ここではレンガと桜のコントラストが美しい風景を楽しむことができます。
- 倉敷アイビースクエア
- 倉敷 / 建造物 / 女子旅 / インスタ映え / 観光名所 / 歴史的建造物
- 住所:岡山県倉敷市本町7-2地図で見る
- 電話:(086)422-0011
- Web:http://www.ivysquare.co.jp/
グルメ①「mugi」
観龍寺のすぐ近くにあるパン屋、mugi。朝7:30からオープンしているこのお店は、観光前の腹ごしらえにも、観光途中の一休みにもうってつけの場所です。特にハード系のパンがおすすめです。クランベリーやレーズン、イチジクなど、フルーツを使ったパンが多いのが特徴です。
1階には焼き立てのパンが並び、2階がイートインスペースとなっています。和な雰囲気の店内には30席あり、ゆったりしたスペースです。
- ブーランジェリー ムギ
- 倉敷 / パン・サンドイッチ / カフェ・喫茶店 / パン屋
- 住所:岡山県倉敷市阿知2-25-40地図で見る
- 電話:086-427-6388
- Web:http://mugi.co.jp/
グルメ②「三宅商店」
カフェ激戦区でもあるここ倉敷の中でもおすすめのカフェが、三宅商店です。美観地区の川沿いから1本離れた通りにあるこのお店は、ランチのカレーが有名な古民家カフェです。
今回こちらのカフェで紹介したいのは、季節ごとにフルーツが変わるパフェ。桜の時期はいちご、初夏は桃、秋はぶどうなど旬の岡山名産を楽しむことができます。また同様に、季節のフルーツを使ったケーキもおすすめです。
座席は60席以上と広い店内ですが、奥には縁側に1テーブル2席あります。こちらはテラス席とは違った、縁側ならではの春の温かさを感じられる席です。ただしランチ時、おやつ時は行列必死。スムーズに案内されたらラッキーです。
- 三宅商店
- 倉敷 / カフェ・喫茶店 / パフェ
- 住所:岡山県倉敷市本町3-11地図で見る
- 電話:086-426-4600
- Web:http://www.miyakeshouten.com/
番外編:春限定!カモ井加工紙の工場見学
備前焼や倉敷ジーンズ、帆布など名産が多い岡山ですが、平成生まれの岡山名産といえば、マスキングテープ。そのトップメーカーが、倉敷に本社をかまえる「カモ井加工紙株式会社」です。
マスキングテープとは和紙テープのことで、もともとは自動車製造や建築で使用される工業用製品でした。それを文房具に開発し、様々な色やデザインのテープを販売し始めたのがカモ井加工紙さんです。
カモ井加工紙では年1回のイベントとして、春に工場見学ツアーを開催しています(2019年の参加応募は終了しています)。このツアーでは、テープの製造工程が見学できるだけでなく、テープを使ったアートや、工場ならではの価格でのテープの販売、限定テープ販売を行っています。
倉敷の町全体をつかったイベントとしては、美観地区を中心とした連携ショップ、連携カフェで一定金額の利用を行うと限定テープがもらえる企画などがあり、テープが倉敷をさらに盛り上げています。また、倉敷で有名なうどん屋さん、カフェとのコラボなども行なっています。
おわりに
江戸時代から続く街並みの美観地区や、ジーンズや焼き物に加え文房具が名産の倉敷。ぜひ桜の季節に訪れてみてください。