ポルトガル
ポルトガル観光
ユーラシア大陸最西端の国で見たい美しい町並み

【ポルトガル】ポルトの1日観光モデルルート!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:35ヶ国

2020年12月7日更新

900view

お気に入り

この記事の目次表示

【16:00】オープンカフェで軽食

  • 写真:aka-regionリベイラ広場のオープンテラスで一杯。

リベイラ広場周辺を歩き、西日も強くなってくる頃、広場の近くにあるオープンテラスで一息つきましょう。ポルトガルでは、地元の人たちは朝昼晩の3食に加えて、2回ほどお茶・軽食の時間を取ることが一般的です。

特にランチやディナーの時間が日本よりも遅く、街のレストランが混み合うのも少し遅くなってからとなるかもしれません。午後4時頃には、地元の人々に混ざって、タパスやナチョスなどのつまみを食べながら、一杯サングリアなどを飲んでみたいものです。

リベイラ広場のオープンテラスのバーBotequim Nostalgicでは、冬であっても晴れた日であれば、西日にあたりながら外で気持ち良く飲み食いすることができます。川辺りで演奏される音楽に耳を傾けながら一杯傾けるのが、温暖なポルトガルならではの屋外での楽しみ方です。

Botequim Nostalgic
ポルトガル / カフェ・喫茶店
住所:Portugal, Praça Ribeira, 4050-513 Porto, Portugal地図で見る

【18:00】夜景を堪能!

  • 写真:aka-regionドゥエロ川を望みながら、夜景を楽しむ。

ポルトは、ドゥエロ川を隔てて南北に見所エリアが分かれています。川の南側は、もともとポルトワイン工場が集中している地域で、北側が旧市街となっており、建物も密に隣接しています。なので、夜景を見るときには、南側へ行って、対岸との架け橋となっているドン・ルイス・1世橋や北側の旧市街を遠景から眺めるのをお勧めします。

南側地区も傾斜のある丘となっており、ポルトの街の奥行きを感じられる夜景を楽しむことができますよ。もちろん、昼間にいたリベイラ広場に戻って、川の目線から両側の街や橋を見上げるのも良い夜景の楽しみ方となることでしょう。

【19:00】ファドに耳を傾ける

  • 写真:aka-regionどこか懐かしい哀愁が漂うファドの音色。

ファドは、伝統的な民族歌謡で、スペインにとってのフラメンコ、ブラジルにとってのサンバ、イタリアのカンツォーネなどのように、人々のアイデンティティが組み込まれた文化の一つです。

ポルトガルでは、ファドはファドハウスやレストランなどで歌われ、主にポルトガルギターで伴奏されます。哀愁漂う物悲しい旋律の曲やパッション溢れる力強い曲調、軽快で明るい曲など様々な種類の歌が披露されています。

ファドが始まる場所や曜日、時間は限られているのですが、リーズナブルな価格で参加しやすい時間帯でやっており、ポルト中心地からもアクセスしやすいのがA Casa do Fadoというファドハウスです。

こちらは、1人15ユーロ(約1,890円)でポルトワイン付きでファドを楽しむことができ、開催日には地元の名手がファドの歌を披露します。石造りで地下の洞窟のような雰囲気のところで行われるので、音響もよく、素敵な雰囲気で堪能でき、旅の良き思い出の一つとなること間違いありません。

A Casa do Fado
ポルトガル / その他レストラン
住所:Rua do Infante D. Henrique 85, 4050-297 Porto, Portugal地図で見る

【21:00】海の幸・ポルトガル料理を堪能!

  • 写真:aka-regionポルトは海鮮が美味しい(写真は、タコ(下)とお米の煮込み料理(上)。)

力強くも繊細なファドの音色に耳をすませたら、ポルトの夜を締めくくるため、ぜひ海の幸を堪能しにディナーに行きましょう。ポルトの地元の名物料理が自慢のレストランAbadia do Portoでは、とにかく海鮮を試したいものです。

タコは、スプーンで切れるほどの柔らかさで、味付けも程よい塩味で日本人の味覚にもぴったり合います。イワシの炭火焼も塩味がちょうどよく、白米が欲しくなって日本が懐かしくなるような安心する味。ポルトガルでは、お米もよく食べられており、海の幸とお米の煮込み料理「アローシュ・デ・マリスコス」はぜひいただきたいところです。

Abadia do Porto
ポルトガル
住所:R. do Ateneu Comercial do Porto 22, 4000-380 Porto, Portugal地図で見る

まとめ

いかがでしたか?

食や伝統文化はもちろん、景色に歴史、建築・アートと多様に楽しめるポルトガルの人気都市・ポルト。坂の街なので街歩きに体力は使うものの、その分、高台や川沿いから見上げる街並みはとびきり美しく、どんな路地を通っても新たな街の魅力を発見できる、見どころたっぷりな都市となっています。

駆け足の観光ではなく、ボヘミアンな現地の空気感に身を委ねて、ゆったりと一息入れながら無理なく街歩きを楽しみたいものです。

  • 写真:aka-regionポルト旧市街の至る所にあるアズレージョのタイル
ポルトガルに関する関連記事:【保存版】ポルトガルのお土産・厳選10選!
ポルト
ポルトガル / 町・ストリート
住所:Porto, Portogal地図で見る

ポルトガルの旅行予約はこちら


ポルトガルのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ポルトガルのホテルを探す

ポルトガルの航空券を探す

ポルトガルの現地アクティビティを探す

ポルトガルのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024】ヨーロッパの人気のお城・宮殿TOP33!旅行好きが行っているお城&宮殿ランキング

バッキンガム宮殿やノイシュバンシュタイン城などをはじめとするヨーロッパの城・宮殿を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...


【ヨーロッパ】世界遺産の美しい街並み10選!

ヨーロッパの旧市街は、中世の美しい街並みを保持しているところが多く、世界遺産に登録されている地区も多数あります。今回は、美しいヨーロッパの世界遺産の街を厳選して...

世界のカラフルな街並み23選!インスタ映え間違いなしのフォトジェニックな街を歩こう

世界には、フォトジェニックでかわいい街並みがたくさん!アルゼンチンやポルトガル、エストニアにフランスといった世界各国から、インスタ映え間違いなしのカラフルな街並...

【海外】女子ひとり旅におすすめ旅行先6か国と過ごし方!迷ったらココ!第一弾

女子一人でも安心・満喫できるおすすめの国(都市)をご紹介!気になる治安面を考慮し、街の可愛さはもちろんのこと、周りやすさや物価の安さ、食事のおいしさなどを総合し...

摩訶不思議!一度は見たい「世界の秘境・絶景スポット」11選

世界には想像を絶する景色がたくさんあります。秘境から有名な観光スポットまで、一生に一度は見てみたい摩訶不思議な絶景をご紹介。ちょっと人とは違う所に行きたい!地球...

この記事を書いたトラベルライター

暮らすように旅をする
aka-regionです☘
計4年間、ヨーロッパ(フィンランド、アイルランド)で住んでいる間に見聞きしたこと、経験したことを紹介します。旅のテーマは、「暮らすように旅をする」。旅のある暮らし方、ライフスタイル、文化に関する情報を発信していきます!

♬Countries & Areas: Europe (アイルランド、フィンランド他),日本(島根、山陰地方、東京他)
♬Hobbies: アイリッシュフィドル、水泳
♬Speciality: 島好きです!
http://akaregion.blogspot.jp/

【保存版】フィンランドのお土産厳選10選!

北欧デザインにサンタクロース、森の中でのウォーキングにサウナ。こんなキーワードを聞くだけで、ほのぼのとしたおとぎ話の世界が思い浮かぶフィンランド。日本から直行便...


【保存版】ポルトガルのお土産・厳選10選!

ポルトガルはヨーロッパの西端に位置し、地中海性気候の穏やかな気候で過ごしやすく、食もおいしく古い街並みが美しい国です。カステラやカルタ、天ぷらなどポルトガルと日...


【イギリス】ハリーポッター誕生の地を巡る、魅惑の街エディンバラ!

『ハリーポッター』の物語が書かれた街が、英国スコットランド地方の州都エディンバラにあります。作者のJ.K.ローリングがペンを握り、1杯のコーヒーを飲みながら物語...

【保存版】スウェーデンのお土産・厳選10選!

北欧スウェーデンには、手芸・工芸(クラフト)や、クラフト・ジン(酒)など「つくる」ことにこだわったお土産が多くあります。今回は、デザイン大国スウェーデンで質や独...

【保存版】アイルランドのお土産・厳選10選

イギリスの西に位置する小さな島国アイルランド。日本よりも北にありますが暖流の影響で1年を通して温暖な気候の過ごしやすい国です。伝統とモダンカルチャーが共存する首...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります