台湾のウユニ塩湖と呼ばれる場所をご存知ですか?台湾のウユニとして今観光客の人気を集めているのが、台中郊外にある「高美(こうび)湿地」です。この記事では高美湿地がどのような場所かに加えて、アクセス情報もご紹介します!
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”台湾のウユニ塩湖”と称される高美湿地とは
ウユニ塩湖と言えば、世界で最も天国に近い場所とも言われる南米・ボリビアにある塩湖。鏡張りの絶景写真を目にしたことがある方も多いかもしれません。しかし、ウユニ塩湖は日本からは遠く、行くには予算も時間も必要…。
実は、台湾に「まるでウユニ塩湖」といわれる場所があることをご存知ですか??
その場所が「高美湿地」。台中から電車とバスで行くことができます。湿地ということなので、塩湖ではありませんが、鏡張りの景色がみられることから、「台湾のウユニ」と呼ばれています。
湿地の近くには風車が並ぶエリアが。夕暮れ時に訪れると、この風車が水面に映り、ノスタルジックな絶景に出会うことができます。本家のウユニ塩湖には及びませんが、インスタ映えが狙える、今人気のあるスポットです!
360度絶景!!湿地を裸足で歩いてみよう
そもそも「湿地」って何だろう?
そう思った方もいるかもしれません。「湿地」は淡水や海水によって覆われる低地のことです。高美湿地は海に面した湿地なので、地面を覆う水は海水。日本でいうと潮干狩り場のような場所です。
高美湿地では、陸から湿地に向かって、人が歩くための桟橋が設けられています。この桟橋の両脇は人が入ってはいけないエリア。長い桟橋を歩いていくと、桟橋が途切れる場所にたどり着きます。
この先は人が自由に歩けるエリア。訪れている人は皆、靴を脱いで裸足で砂浜の上を歩いていました。
砂は粒が細かく石などは混ざっていないので、裸足で歩くのは気持ちがいいです。ここで、夕暮れ時になると、水面に人影や風車が反射するようになります。
周辺の露店で台湾ローカルグルメを楽しむ♪
高美湿地の楽しみはこれだけではありません。観光客が多く訪れるからか、桟橋のふもと付近には、食べ物の露店がおおく出店されています。
台湾ならではの安くておいしいローカルグルメがこんなところでも味わえちゃいます。高美湿地を見渡すことができるベンチに座り、休憩がてら台湾フードをいただくのがおすすめです!
一押しは葱油餅。パリパリの記事に卵と葱とチリソースが挟まっています。おいしいごはんと絶景をのんびり満喫しちゃいましょう。
高美湿地へのアクセス
高美湿地へは台北や台中から日帰りで訪れることができます。筆者は台北から日帰りで行きました。しかし、気を付けなければいけないのが、電車やバスの本数が極めて少ないことです。便によっては1~2時間に1本という場合もあるので、行きの乗り継ぎ方法を予め調べておく、着いたら帰りのバス乗り場と時刻表をチェックすることがとても大切です!
心配という方は、少し割高にはなってしまいますが、適宜タクシーを利用する、または台北や台中からの日帰りツアーに申し込むと安心です。
台中から電車やバスで行く方法は2通りあるので、それぞれ紹介します。台北から行く場合は、国鉄でまずは台中へ向かいましょう。
台中からの行き方その1:電車とバスで行く方法
台中駅から台鉄で清水駅に行きます。所要時間は45分ほどです。
清水駅に着いたら、駅を出てまっすぐ歩いたところにバス停があります。ここで、178番か、179番のバスに乗ります。所要時間は30分ほどで、高美湿地に到着です。高美湿地に着いたアナウンスが聞き取れなくても、明らかに車通りや人が多いので、降りる場所はわかると思います(笑)。
台中からの行き方その2:バスのみで行く方法
バス一本で行けるので、上記よりも簡単な方法です。ただ、バスの発着所が高美湿地から少し離れるので、その分歩く必要があります。
台中駅から309番のバスに乗ります。所要時間は1時間半ほど、少し時間はかかります。「高美湿地」というバス停で降りると、高美湿地から見える風車の付近に着きます。
台湾でウユニ気分を味わおう!
いかがでしたか?
台湾にある絶景スポット、「高美湿地」。行くのに時間はかかりますが、台中や台北のような都会の喧騒を離れて、遠出するにはピッタリの場所です。絶景に会いに、ぜひ訪れてみてください。