台北から約1時間で行ける東海岸の宜蘭(中名:イーラン、日名:ぎらん)は、まだ日本人になじみが少ない穴場のスポットです。今回は、さまざまな楽しみ方が出来る宜蘭をご紹介します!
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宜蘭ってどこ?
台湾の東海岸の北に位置し、首都台北から車で1時間ほどで行くことができます。また、電車も走っており、台北からローカル線でも行くことができます。日帰り旅行を楽しむ台湾人も多いようです。
- 出典:www.google.co.jp台湾北東に位置する宜蘭
筆者がオススメする宜蘭観光
他の都市に比べると日本人にとってまだまだ情報が少ない宜蘭ですが、台北などでは体験できないオススメ観光スポットがあります。日帰りでも可能なオススメスポットをご紹介します!
1.外澳海岸でサーフィン
あまりイメージがありませんが、台湾はサーフィンに適した場所がいくつもあって、東海岸の宜蘭、外澳(Waiao)海岸でサーフィンをする人も多くみられます。
海岸沿いにはサーフショップがいくつも並んでおり、そこでラッシュガードやサーフボードをレンタルすることもできます。筆者は500台湾ドル(約1,800円)でレンタルしました。また、サーフィンのレッスンをしているところもありますので、あまりやったことのない人もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
他にも外澳海岸にあるバックパッカーズホステルが、宿泊者向けのサーフィンレンタルやレッスンをしていたりもします。一泊してサーフィン三昧もいいのではないでしょうか。
また、サーフィン以外のマリンアクティビティも充実しています。カヤックのツアーなども開催されているので、飽きることはなさそうです。
- Super George Surf Taiwan
- 台湾 / 体験・アクティビティ
- 住所:261宜蘭縣頭城鎮濱海路二段419號地図で見る
- Web:https://web.facebook.com/SuperGeorgeSurf/
2.阿宗芋冰城のアイス
阿宗芋冰城は宜蘭の頭城(Toucheng)で知らない人はいないと言われるほどの人気アイスクリーム専門店で、多くの人で賑わっています。昔ながらのアイスが有名で、店の名前にもある芋のアイスがメイン商品です。
- 出典:www.flickr.comPhoto by:羽諾 諾咪, 作品名:宜蘭頭城阿宗芋冰城04
人工香料や化学原料を一切使用しない優しい味わいで、アイスというよりはシャーベットのような感じでさっぱりしています。定番の芋頭(タロイモ)以外に紅豆(小豆)、鳳梨(パイナップル)、花生(ピーナツ)、桂圓(竜眼)、紫米の計6種類の味があります。フレーバーを三種類選べて40台湾ドル(約150円)とリーズナブルなのも人気の理由です。
昔は右上の写真のような縦長のケースにたっぷり入れてリアカーを引いて歩いて売っていました。それがバイクになり、車になり、現在の店舗の形になりました。昔ながらの台湾の味を楽しんでみて下さい。
- 阿宗芋冰城
- 台湾 / スイーツ
- 住所:No. 267號, Section 3, Qingyun Road, Toucheng Township, Yilan County, 台湾 261地図で見る
- Web:http://www.ajon.com.tw/
3.頭城老街
阿宗芋冰城からほど近い頭城老街(Toucheng Old Street)は規模が小さいものの、ひっそりと残る歴史的町並が雰囲気を醸し出していて、まったりとした空気感を感じられます。
- 出典:www.flickr.comPhoto by:Christine Chung, 作品名:宜蘭頭城的十三行
台湾では古い街並みや建物を保存する活動が盛んで、ここも保存されている場所の1つです。現在も、清代から日本統治時代までの街並みを見ることが出来ます。アイスを食べる前のお散歩にちょうどいいスポットです。
いかがでしたか?
日本人にはあまり知られていませんが、いろいろな楽しみ方ができる宜蘭は台湾リピーターにもオススメできるスポットです。ちょっと違う旅をしたい方は是非宜蘭に行くプランを練ってみましょう!