ノスタルジックな雰囲気で心癒される街、イポー。あまり耳にした事がないかと思いますが、マレーシア第3の街と言われ、クアラルンプールから快適なマレー鉄道(KTMコミューター)で2時間半ほどで訪れる事ができます。街中の壁面にはウォールアートが各所に描かれ、インスタ映えスポットも沢山。また美食の街として飲食店は賑わい、最近ではオシャレなスポットやカフェもオープンしています。今回は、イポーの魅力をたっぷりとご紹介します。
この記事の目次表示
街の景観に溶け込むウォールアート
旧市街を歩いていると、あちらこちらにウォールアート作品を見つけることができます。
裏路地にひっそりと描かれた作品から、大きな壁一面に描かれた作品まで。大きすぎて見逃してしまう事もあるかもしれません。
幾つかの作品は、有名な壁画アーティストMr.Ernest Zacharevicによって描かれたものです。ちょっと色褪せた感じが街の景観に溶け込んでいて、とても素敵です。
美食の街イポーのおいしいもの
イポーは自然に囲まれた地形から、自然の恵みたっぷりの食材が豊富でマレーシア随一の美食の街として知られています。イポーが発祥と言われるホワイトコーヒーのほか、中華やマレー料理、スイーツなど、おいしいものが盛りだくさんです。
名物もやしとチキン
1番の人気店は「LOW WONG 老黄」。鶏肉は骨ごと切ってあるので少し食べにくいのですが、臭みは全くなく柔らかくてプリプリでジューシーで、初めての食感でした。甘辛い醤油味がチキンとピッタリ。
チキンライスは美味しいチキンのダシをたっぷり吸っていて、これまた絶品。見た目は地味ですが、個人的にはチキンライスが1番気に入りました。
山に囲まれ、地下水はミネラルをたっぷり含んだ水で育ったもやしはぷっくりしていて、みずみずしくてシャキシャキ。2人で1,000円あればお腹いっぱい食べられます。
- 老黄 LOW WONG
- マレーシア / アジア料理
- 住所:70 jalan Bandar Timah,30000 Ipoh地図で見る
昔ながらのプリン
プリンといえば「天津茶室」が有名です。なめらかな食感で卵の味が濃厚な味わいのプリン(2.8RM 約80円)で、カラメルソースの苦味が美味しさを引き立てます。ホワイトコーヒー (1.8RM 約50円)もオススメ。
インスタ映えもするオシャレなスポット
オシャレなカフェ「The Happy 8」
ウッディで癒されるカフェ「The Happy 8」。店内は奥行があり天井が高く開放的で、テラス席はグリーン溢れるスペースが広がります。街中を散策して汗をかいた後に、落ち着く店内で冷たいドリンクでホッと一息つくのはいかがでしょう。
またトイレが面白いので、訪れた時のお楽しみ。ランチメニューもあり、2階はゲストハウスになっているので宿泊も可能です。
- The Happy 8
- マレーシア / カフェ・喫茶店
- 住所:No. 46, Market Street, 30000 イポー, マレーシア地図で見る
- 電話:5-243 8388
- Web:https://www.thehappy8.com.my/
オシャレな施設「Plan b」
かわいい雑貨屋さんやレストランなどが入っている施設「Plan b」。新しい施設ですがレトロ感あふれオシャレな造りになっていて、週末はマーケットが開かれたり、インスタ映えスポットも沢山あります。
大人な雰囲気のレストランやカフェタイムのスイーツも人気なので、ゆっくり過ごしたい場所のひとつです。
ノスタルジックでかわいい街並み
イポーの街はイギリスの植民地時代に建てられた美しい建築が残されていたり、カラフルで可愛らしい雰囲気です。街をただ歩いているだけでも楽しくなります。
おわりに
今回ご紹介したウォールアート以外にも、街中にはまだまだ沢山のアートが隠れています。ゆっくりとした時間の流れるイポーを散策しながら、アートを探したりカフェでまったりしたり、そしてグルメを満喫してみてはいかがでしょうか。
クアラルンプールからの日帰り旅行におすすめです。