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【ロシア】聖堂訪問やロシア芸術鑑賞も!モスクワでやりたいこと10選

取材・写真・文:

東京在住

2018年9月5日更新

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「赤の広場」周辺以外の観光名所

[5]「ボリショイ劇場」でロシア舞台芸術を嗜む

  • 写真:Emily世界のボリショイ劇場、外観も厳かです。

ロシアの舞台芸術で、最も有名な劇場といえばボリショイ劇場。その舞台上のパフォーマンスだけでなく、客席ももちろん豪華絢爛です。

  • 写真:Emily天井のシャンデリアと赤い客席が絢爛豪華な雰囲気をより一層盛り上げます。

チケットは公式ホームページや劇場入り口、グム百貨店の中にあるチケットカウンターで公演当日でも買えますが、なるべく早く購入しておくのがよいでしょう。(当日チケットを買おうとすると、一番値段が高い席しか残っていませんでした。)

ボリショイ劇場
ロシア / エンターテイメント
住所:Teatral'naya ploshchad', 1, gorod Moskva地図で見る
Web:http://www.bolshoi.ru/en/

[6]「トレチャコフ美術館」でロシア美術に触れる

  • 写真:Emily

モスクワには美術館がたくさんありますが、ロシア美術はこのトレチャコフ美術館がモスクワ最大。数多くのロシア美術を鑑賞すると、モスクワが「隠れた芸術の都」であることがわかるでしょう。

展示数が多く、見るのにとても時間がかかるので歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

  • 写真:Emily館内では小さい子供達が一生懸命先生?学芸員さん?から絵の説明を聞き、自分の意見を言う微笑ましい姿が見られます。
トレチャコフ美術館
ロシア / 博物館・美術館 / 美術館
住所:Lavrushinskiy pereulok, 12, 119017 Moscow地図で見る
Web:https://www.tretyakovgallery.ru/en/

[7]「ノヴォデヴィチ墓地」でロシアの芸術的な墓石に感動する

ノヴォデヴィチ墓地はノヴォテヴィチ修道院に隣接しており、そちらの修道院がとても綺麗で有名なのですが、今回はこちらの墓地をお勧めします。一歩入ると、銅像や個性あふれる形の墓石があり、眠っている個人がどれだけ愛されていたのか、ということを感じることができます。

  • 写真:Emilyこれもお墓。日本ではあまり見ない「銅像型」の墓石です。

ロシアの有名人がたくさん眠っており、ガイドさんと一緒に見て回っている観光客もちらほら。ロシアの有名人を知らなくても、墓石を見て回るだけでも、日本とのお墓の違いを感じられる良い機会になるでしょう。

  • 写真:Emilyエリツィン元大統領のお墓。
ノヴォデヴィチ墓地
ロシア / 遺跡・史跡
住所:Novodevichy Cemetery,Moscow地図で見る

[8]「宇宙飛行士記念博物館」で宇宙飛行の歴史を知る

  • 写真:Emilyこのオブジェは駅の出口から絶対見えるので、駅からは迷うことなくいけます。

地下鉄ヴェーデーエヌーハー駅を出てすぐに目に入るのが、ロケットが空高く飛んでいく形をしたオブジェ。このオブジェの基礎部分が博物館となっています。

  • 写真:Emily入り口では宇宙に出た初めての地球人であるガガーリンの肖像画が迎えてくれます。

宇宙開発に力を注いでいるロシアのこれまでの宇宙飛行に関する資料を展示しており、ガガーリンが着用した宇宙服や、宇宙飛行士たちが宇宙へ出発する際に必ず泊まるホテルのドア、宇宙基地ミールの巨大な模型等々、見応えたっぷりの資料館です。

  • 写真:Emily貴重な宇宙服の展示がたくさんあります
  • 写真:Emily宇宙飛行士たちの出発の地、「バイコヌール」にあるホテルのドア。宇宙飛行士は「儀式」としてこのホテルのドアにサインをしてから出発するそうです。よく見ると、日本人宇宙飛行士のサインも。
宇宙飛行士記念博物館
ロシア / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Prospekt Mira, 111, Moscow地図で見る
Web:http://www.kosmo-museum.ru/?locale=en

隠れた観光名所?編

[9]地下鉄(メトロ)の駅の深さと美しさに驚く

モスクワの地下鉄の駅は、どこも地下深いところにあります。

  • 写真:Emilyロシアの地下鉄はどの駅も地下深く、エスカレーターがとても長いこと乗らなくてはいけません。

長い長いエスカレーターの後に出てくるホームは、どこの駅も豪華絢爛。駅ごとに装飾も異なっているので、地下鉄の駅をめぐるだけでもとても楽しいですよ。

  • 写真:Emily銅像がある駅もあります。
  • 写真:Emily歴史上の出来事を伝えるための絵が飾られた駅もあります。

ちなみにモスクワには12の路線が走っており、また、シンボルカラーがそれぞれ路線ごとに決められているので、乗り換えの際も乗りたい路線の色を看板で見つけてそれに従っていけば、その路線のホームに着くことができます。

  • 写真:Emilyとてもかわいい色で、穏やかに走りそうに見えますが、発進の時にかなりの急加速するので、立っている場合は必ず手すりに掴まりましょう…。
  • 写真:EmilyメトロではWiFiも使えます。

[10]日本でもおなじみのお店の看板を見に行く

日本にもあるお店の看板が、キリル文字で書かれているのを見るのもとても面白い経験です。ロシアにもマクドナルドやバーガーキング、クリスピークリームなどがあり、それぞれのお店でキリル文字が看板に使われています。

  • 出典:www.flickr.comこちらが「クリスピークリーム」のキリル文字の看板です。(Krispy Kreme by James Cridland)

その中でもオススメがスターバックスコーヒー。

  • 写真:Emilyキリル文字での「スターバックス」。かわいらしいですね。

おなじみのロゴ、そしてグリーンの文字で書かれた看板、だけれどもキリル文字…。不思議な感じがしますね。そんな看板を「鑑賞」するのもオススメなのですが、ぜひスターバックスではあるグッズを手に取ってほしいと思います。

それはロシアでのみ販売されている「限定タンブラー」。一部のタンブラーコレクターの間では「世界で一番可愛いタンブラー」として人気なのです。どんなタンブラーなのかというと、とってもかわいらしい、ロシアのシンボル「マトリョーシカ」!

  • 写真:Emily奥の赤いのが「ロシア」のタンブラー、手前の紫のものはサンクトペテルブルクのタンブラー。モスクワでもサンクトペテルブルクのタンブラーが買えるのです。ロシア版はサイズがS・M・Lとあり、それぞれ510ルーブル(約1,020円)、530ルーブル(約1,060円)、560ルーブル(約1,120円)です。

実際、筆者も自分へのお土産として買い、日本のスタバで使ってみましたが、お店の方からは「かわいい!」と毎回のように褒められました。また、友人にもお土産として買っていくととても喜ばれました。モスクワに行ったらぜひスタバに立ち寄って、かわいいタンブラーをお土産に買ってみてくださいね。

  • 写真:Emily大きな店舗ではロシア各地のマグカップも置いてあります。

モスクワは見所がたくさん!

モスクワでやりたいこと、オススメのスポットなどを10例ご紹介しました。モスクワにはまだまだたくさんの美術館、博物館、教会、その他の見所がたくさんあります。ビザを取るのは少々手間ですが、その価値は絶対にあると断言できます。ぜひ旅行の目的地としてリストに入れてみてくださいね。

※記事の中でご紹介した料金の「ルーブルから日本円の換算」は、2017年5月現在のレートを使用しています。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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