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「赤の広場」周辺以外の観光名所
[5]「ボリショイ劇場」でロシア舞台芸術を嗜む
ロシアの舞台芸術で、最も有名な劇場といえばボリショイ劇場。その舞台上のパフォーマンスだけでなく、客席ももちろん豪華絢爛です。
チケットは公式ホームページや劇場入り口、グム百貨店の中にあるチケットカウンターで公演当日でも買えますが、なるべく早く購入しておくのがよいでしょう。(当日チケットを買おうとすると、一番値段が高い席しか残っていませんでした。)
- ボリショイ劇場
- ロシア / エンターテイメント
- 住所:Teatral'naya ploshchad', 1, gorod Moskva地図で見る
- Web:http://www.bolshoi.ru/en/
[6]「トレチャコフ美術館」でロシア美術に触れる
モスクワには美術館がたくさんありますが、ロシア美術はこのトレチャコフ美術館がモスクワ最大。数多くのロシア美術を鑑賞すると、モスクワが「隠れた芸術の都」であることがわかるでしょう。
展示数が多く、見るのにとても時間がかかるので歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
- トレチャコフ美術館
- ロシア / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Lavrushinskiy pereulok, 12, 119017 Moscow地図で見る
- Web:https://www.tretyakovgallery.ru/en/
[7]「ノヴォデヴィチ墓地」でロシアの芸術的な墓石に感動する
ノヴォデヴィチ墓地はノヴォテヴィチ修道院に隣接しており、そちらの修道院がとても綺麗で有名なのですが、今回はこちらの墓地をお勧めします。一歩入ると、銅像や個性あふれる形の墓石があり、眠っている個人がどれだけ愛されていたのか、ということを感じることができます。
ロシアの有名人がたくさん眠っており、ガイドさんと一緒に見て回っている観光客もちらほら。ロシアの有名人を知らなくても、墓石を見て回るだけでも、日本とのお墓の違いを感じられる良い機会になるでしょう。
[8]「宇宙飛行士記念博物館」で宇宙飛行の歴史を知る
地下鉄ヴェーデーエヌーハー駅を出てすぐに目に入るのが、ロケットが空高く飛んでいく形をしたオブジェ。このオブジェの基礎部分が博物館となっています。
宇宙開発に力を注いでいるロシアのこれまでの宇宙飛行に関する資料を展示しており、ガガーリンが着用した宇宙服や、宇宙飛行士たちが宇宙へ出発する際に必ず泊まるホテルのドア、宇宙基地ミールの巨大な模型等々、見応えたっぷりの資料館です。
- 写真:Emily貴重な宇宙服の展示がたくさんあります
- 写真:Emily宇宙飛行士たちの出発の地、「バイコヌール」にあるホテルのドア。宇宙飛行士は「儀式」としてこのホテルのドアにサインをしてから出発するそうです。よく見ると、日本人宇宙飛行士のサインも。
- 宇宙飛行士記念博物館
- ロシア / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Prospekt Mira, 111, Moscow地図で見る
- Web:http://www.kosmo-museum.ru/?locale=en
隠れた観光名所?編
[9]地下鉄(メトロ)の駅の深さと美しさに驚く
モスクワの地下鉄の駅は、どこも地下深いところにあります。
長い長いエスカレーターの後に出てくるホームは、どこの駅も豪華絢爛。駅ごとに装飾も異なっているので、地下鉄の駅をめぐるだけでもとても楽しいですよ。
ちなみにモスクワには12の路線が走っており、また、シンボルカラーがそれぞれ路線ごとに決められているので、乗り換えの際も乗りたい路線の色を看板で見つけてそれに従っていけば、その路線のホームに着くことができます。
[10]日本でもおなじみのお店の看板を見に行く
日本にもあるお店の看板が、キリル文字で書かれているのを見るのもとても面白い経験です。ロシアにもマクドナルドやバーガーキング、クリスピークリームなどがあり、それぞれのお店でキリル文字が看板に使われています。
- 出典:www.flickr.comこちらが「クリスピークリーム」のキリル文字の看板です。(Krispy Kreme by James Cridland)
その中でもオススメがスターバックスコーヒー。
おなじみのロゴ、そしてグリーンの文字で書かれた看板、だけれどもキリル文字…。不思議な感じがしますね。そんな看板を「鑑賞」するのもオススメなのですが、ぜひスターバックスではあるグッズを手に取ってほしいと思います。
それはロシアでのみ販売されている「限定タンブラー」。一部のタンブラーコレクターの間では「世界で一番可愛いタンブラー」として人気なのです。どんなタンブラーなのかというと、とってもかわいらしい、ロシアのシンボル「マトリョーシカ」!
- 写真:Emily奥の赤いのが「ロシア」のタンブラー、手前の紫のものはサンクトペテルブルクのタンブラー。モスクワでもサンクトペテルブルクのタンブラーが買えるのです。ロシア版はサイズがS・M・Lとあり、それぞれ510ルーブル(約1,020円)、530ルーブル(約1,060円)、560ルーブル(約1,120円)です。
実際、筆者も自分へのお土産として買い、日本のスタバで使ってみましたが、お店の方からは「かわいい!」と毎回のように褒められました。また、友人にもお土産として買っていくととても喜ばれました。モスクワに行ったらぜひスタバに立ち寄って、かわいいタンブラーをお土産に買ってみてくださいね。
モスクワは見所がたくさん!
モスクワでやりたいこと、オススメのスポットなどを10例ご紹介しました。モスクワにはまだまだたくさんの美術館、博物館、教会、その他の見所がたくさんあります。ビザを取るのは少々手間ですが、その価値は絶対にあると断言できます。ぜひ旅行の目的地としてリストに入れてみてくださいね。
※記事の中でご紹介した料金の「ルーブルから日本円の換算」は、2017年5月現在のレートを使用しています。