ISHIYA、六花亭、北菓楼。いずれも北海道を代表する超有名菓子メーカーですが、札幌駅から大通駅までの間に札幌本店や大通店があり、歩いてハシゴができちゃうことは意外と知られていません。ここだけの限定スイーツもあるので、3店まとめて食べ歩く、あま〜いお散歩に出かけてみませんか?
この記事の目次表示
スイーツ天国、北海道!
北海道がスイーツ天国であることは周知の事実ですが、有名菓子メーカーの本店がどこにあるか、道外の人にとってはあまり馴染みがないかもしれません。
北海道土産の定番「白い恋人」を生み出したISHIYA(石屋製菓)は札幌市西区に、製造工場をテーマパークにした「白い恋人パーク」があります。老若男女に愛され直営店だけで19店舗を展開している六花亭の本店は帯広市であり、シュークリームの美味しさが口コミで広がり爆発的人気となった北菓楼(きたかろう)の本店は砂川市です。
すべて回ろうとすると2日はかかってしまう距離ですが、実は札幌駅近くに札幌本店(本館)や大通店が出店されており、なんと半日もあれば徒歩で回れちゃうんです!ここでしか食べられない限定スイーツやお土産もあるので、要チェックですよ!
それでは札幌駅から大通駅に向かう順番で、食べ歩きのスタートです!!
1軒目:六花亭札幌本店【北4条西6丁目】
JR札幌駅から徒歩5分ほど、信号2つ3つで到着する「六花亭札幌本店」は、オフィスビルが建ち並ぶ街の中心にあるとは思えないほど優雅な雰囲気の10階建てのビルです。
1Fはショップ、2Fは喫茶室となっており、その他のフロアはギャラリーやコンサートホールになっているなど、食と芸術が融合したとてもお洒落な空間です。
敷地の一角には中庭が整備されており、かわいらしい野草を楽しむことも。まるで六花亭のシンボルである包装紙の挿絵のようです。ショップからも喫茶室からも緑を感じることができ、とても癒やされる造りになっています。
イートインもテイクアウトも!六花亭らしい限定スイーツ
気になる限定スイーツですが、こちらのサックサク苺ミルフィーユは喫茶室のある直営店のみで食べられる一品になります。札幌オンリーというわけではありませんが、六花亭のパイのサクサク具合は特筆すべきものがあるので、ぜひ一度は味わっていただきたいと思います。
六花亭は「瞬間」の美味しさを大切にしているのだそうです。冷たいものは冷たいうちに、温かいものは冷めないうちに、サクサクのものはしんなりしてしまう前に。そんな想いが存分に堪能できる一皿になっています。
1Fのショップで購入できるこちらのマルセイアイスサンドは、まさに瞬間の美味しさにこだわったスイーツです。その場でいただくことが前提なので、お持ち帰り用の購入はできません。
帯広本店など十勝の数店舗以外で食べられるのは札幌本店だけですので、限定スイーツと言っても過言ではないでしょう。バターサンドファンの方はぜひ召し上がってみてください!
新千歳空港では買えないお土産もたくさん!
お土産には六花亭の定番商品を集めた六花セレクトや、北海道命名150年を記念して作られた北加伊道(ほっかいどう)が、新千歳空港では購入できない商品になるので要チェックです。
また「六花亭札幌本店」の開店を記念して作られたひろびろもオススメです。ピンクは甘酸っぱく、ブルーはカカオの香ばしさが感じられる商品。どちらもチョコレートとパイのバランスが絶妙です。
六花亭のお菓子は一品一品にストーリー性がありネーミングがとてもユニークなので、そんなところにも注目しながらお土産選びを楽しんでみてください!