夏は比較的、休暇が取りやすい季節なので「ぜひ台湾旅行へ行きたい~!」と思っている方は多いかもしれません。でも、夏の台湾は暑さが心配。そこでこの記事では、台湾在住経験のある筆者が夏の台湾旅行を思いっきり楽しむためのコツを紹介します♪
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暑さのピーク時間帯は室内を中心に観光
台湾は4月頃から天気がよいと気温が30度を超え、6月~8月頃が暑さのピークです。気温が高いだけでなく、湿度も高い!!!
特に12時頃から15時頃は、暑さのピーク。この時間帯は長距離の移動時間にあてたり、カフェやスイーツ店で休憩したり、博物館を見学したりといった室内活動を中心にするのがおすすめです。
台湾人も、朝早くか夕方から夜にかけて少し涼しくなってきたところで活動する方が多いです。夜市は真夏でも大賑わいですよっ。
午後は大雨や雷に注意
午後の時間帯は室内活動にするとよい理由はもう一つあります。それは、午後2~3時頃はスコールのような大雨が降ることがよくあるということ。とはいっても30~1時間ほどでやむことが多いので、大雨や雷が鳴っているときは無理に移動しないようにしましょう。
幸いにも台湾の建物は「騎樓(チーロウ)」という、建物の1階部分に歩道が設けられていて、天気に左右されずに移動しやすくなっています。雨が降ったらひとまず騎樓に避難して、近くのコンビニやカフェで雨宿りするとよいですよ。
冷房がガンガンにきいているかも?
公共の交通機関や建物の中は、冷房がガンガンにきいていることが多いです。寒暖差に弱い方は、薄手の上着を持ち歩くとよいでしょう。
夏の台湾で必須の持ち物は?
台湾の日差しは本当に強いので、晴雨兼用の折りたたみ傘はぜひあったほうがいいです! 万が一、持ってくるのを忘れても、台湾人にとってもマストアイテムなので街中にたくさん売っています。UVカットメガネや帽子など、思いつく熱中症対策はしていて損はないと思います。
水分補給には街中のドリンクスタンドを利用したり、コンビニでスポーツドリンクを買って飲むのもおすすめ。日本でもおなじみのポカリスエット(寶礦力)も売っていますよ。
そして屋外の活動が多いなら、蚊よけグッズもあるとよいかも。台湾には蚊だけでなく、小黑蚊(シャオヘイウェン)というブヨみたいな虫がいて、これに刺されるとすごく痒いです……。肌を露出した状態で水場や草木の多い公園に行くと、刺される可能性が高いので注意。台湾のドラッグストアには、小黑蚊専用の虫よけスプレーも売っています。
台風情報は必ずチェック!
台湾は日本と同じく、台風の通り道になることがよくあります。台風の影響が大きいと判断されると「台風休暇(停班停課)」の措置が取られることも。旅行前には必ず台風情報をチェックし、直撃が予想されるときは日付を変更したり、場合によっては旅行をキャンセルしたほうがよいでしょう。
夏にしか食べられないフルーツを堪能しよう
多くの人が、あえて夏の暑い時期に台湾をする理由のひとつ。それは……南国フルーツ! マンゴーやライチ、ドラゴンフルーツやパイナップルなど、旬のフルーツはほんとうにおいしいです。
マンゴーかき氷はもちろん、スーパーや市場で夏のフルーツを買って、ホテルで味わうのもおすすめです♡ パイナップルは植物検疫を通せば日本に持って帰ることもできますよ。
台湾の夏は暑いとはいえ、対策をしっかりと取ればきっと楽しめるはず。ぜひ、夏の休暇を利用して海外旅行を満喫してくださいね!