台湾旅行の際は、個室でゆったり台湾料理やスイーツを味わうひと時もあったら良いなと思われませんか?台湾のローカルな食堂や夜市で地元の方に交じって食事をするのも楽しいですが、まわりを気にせずに共に旅行に訪れた方との会話やお料理を楽しむのも良いものです。そんな時におすすめのお店が、台湾北部の地方都市・新店にあるレストラン「古早傳説」です。台湾地元民おすすめのこのお店は、個室でゆったり定食料理やタピオカミルクティーなどを味わえる、隠れ家のような雰囲気なんです。
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台湾北部に4店舗「古早傳説」
「古早傳説(グーザオチュアンシュオ)」は、台北市の内湖区、新北市の新店区、新荘区、板橋区に店舗があります。いずれも台湾旅行ではあまり訪れない地域かもしれませんが、新店区にある支店はMRT台北駅から20分ほどの大坪林駅が最寄り駅となり駅からは徒歩15分ほどです。
アクセスはちょっと不便かもしれませんが、木を基調とした店内は広々としていて落ち着いた雰囲気です。通路に沿うような形で人数に合わせた個室があり、まわりを気にせず会話を楽しみながらゆったりと食事ができる店舗デザインとなっています。
それぞれの個室には最低消費料が定められており、筆者が利用した個室は2人用の広さで400元でした。定食料理の価格は210元(日本円で約789円)が主流なので、1人1つの定食料理を注文すれば最低消費料はクリアすることができるでしょう。
最低消費料があることから、店内に入るとまず個室を利用するかしないかを聞かれます。個室、という単語は中国語で「包廂(バオシャン)」です。日本語はほぼ通じないので、中国語ができない場合はなんとかしてコミュニケーションを取るしかありません。
メニューを注文する際は食べたいメニューにチェックするだけなので簡単です。記入し終わったら入り口近くのカウンターまで持って行き、先に会計を済ませます。
個室でゆったり台湾定食料理を味わうひと時
定食料理はメイン料理の他に、ご飯とスープ、3つの小鉢がセットになっています。写真手前のメニューは泰式風味雞飯(タイシーフォンウェイジーファン)、後ろに写っているメニューは蔥爆牛肉飯(ツォンバオニウロウファン)です。
定食料理は種類がとても豊富なので、何人かで訪れている場合は全部違う種類の定食を注文して、メイン料理をみんなでシェアするのも良いですね。
泰式風味雞飯は、タイ風の味付けの唐揚げがたっぷりとのっていて食べごたえがあります。からっと揚げられた唐揚げと酸味のある甘辛ソースとの相性が良く、ご飯がすすみます。
豊富なドリンクメニューがうれしい
このお店はゆっくりとティータイムが楽しめるようにとドリンクメニューが充実しています。紅茶やコーヒー、フルーツティーにミルクティーと、冷たいドリンクも温かいドリンクもとにかくたくさん。ただしスイーツは3種類のみの簡単なものです。
また、うれしいことに定食料理を注文するとドリンクが50元引き、スイーツが20元引きとなります。そのためタピオカミルクティー(珍珠奶茶)は110元が60元(日本円で約225円)に、スイーツはそれぞれ50元が30元(日本円で約113円)となります。
定食料理と合わせるとちょうど1人当たり300元(日本円で約1,127円)です。
タピオカミルクティーは大きなグラスにたっぷりと入っていて迫力満点、飲みごたえがあります。ほんのり甘いミルクティーとタピオカのもちもちした食感のハーモニーは、台湾に行ったらぜひ一度は飲みたいおいしさです。
個室でゆったりお食事やティータイムを
しっかりとした定食料理に豊富なドリンクメニューがそろっているこのお店は、共に台湾旅行に訪れた方と個室でゆっくり会話を楽しみたいという時にぴったりのお店です。居心地が良すぎて、ついつい長居してしまいそうになるかもしれませんね。
※レートは2017年10月現在
- 古早傳説 新店店
- 台湾 / 台湾料理
- 住所:新北市新店區中正路541-1號地図で見る
- Web:http://www.oldstory.com.tw/