台北の空港から約50分でアクセス可能な台湾の離島リゾート・澎湖(ポンフー)。澎湖の街中には、オランダから持ち込まれたサボテンが、いたるところに自生しています。そんな澎湖の名物スイーツといえば、サボテンの実を使って作られた真っ赤なアイス「サボテンアイス(仙人掌冰)」です。「えっ、サボテンの実って食べられるの?」と驚かれる方も多くいらっしゃるかもしれません。この記事では、澎湖で有名なサボテンアイスのお店「易家」について紹介します。
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「澎湖跨海大橋」近くの人気サボテンアイスのお店「易家」
白沙島と西嶼島を結ぶ橋である「澎湖跨海大橋」は澎湖の交通の要であると同時に、開放的で美しい景色を眺めることができることから有名な景観スポットとなっています。橋の近くは写真を撮る人でいつも賑わっています。
紫色の大きな建物を目指して
「澎湖跨海大橋」入り口付近からふと横を見渡すと、紫色のひときわ目立つ大きな建物を目にすることでしょう。ここが、サボテンアイス(仙人掌冰)で有名なお店「易家(イージア)」です。
元々は小さな屋台からスタートしたこのお店ですが、こんなに大きな建物を建てるまでにサボテンアイスの売上が伸びていったようです。さすが人気店とあって、多くの方がこの近くでバイクを止め店へと向かっています。期待が高まりますね。
てきぱきと盛り付けられるサボテンアイス
店頭に訪れると、すでに何人もの方で列ができているのを目にすることでしょう。といっても店員さんがてきぱきとアイスを盛り付けているため、待ち時間はそんなに長くはありません。
サボテンアイス以外にも關東煮(おでん)や花枝丸(イカ団子)も販売されていましたが、多くの方のお目当てはやっぱりサボテンアイス!店員さんがサボテンアイスを盛り付ける横にはサボテンの実が飾られており、その鮮やかな赤い色合いに驚きます。
真っ赤な見た目がインパクト大
こちらが「易家」名物・サボテンアイス(仙人掌冰)で、1つ40元(日本円で146円)です。真っ赤な見た目が鮮やかで目を引きます。
ねっとりとした食感のアイスクリームは、一口いただくと濃厚でありながらも甘酸っぱくて爽やかな味わいが口の中全体に広がります。「サボテンの実ってこういう味なんだ!」と、はじめての味わいにうれしくなってきます。
暑い夏にいただけば、澎湖観光の合間にクールダウンすることができるでしょう。
おわりに
澎湖には他にもサボテンアイスを販売しているお店がいくつかありますが、「易家」のサボテンアイスはこの濃厚で爽やかな味わいから人気が衰えないようです。小ぶりサイズなので「易家」でサボテンアイスをいただいた後、他のお店のものと食べ比べてみるのも楽しいですね。
- レートは2017年6月現在