写真：トラベルライター日本からの距離も近く、気軽に行ける旅行先として人気の台湾。台湾旅行で多くの方がまず訪れるのが台北ではないでしょうか。「台北はもう行ったことがある。でもまた台湾に行きたい」と思っている方におすすめしたいのが、台湾第2の都市・高雄（たかお／ガオション）。台北より400km程南にあり、1年の平均気温が25度と、南国の雰囲気も楽しめます。高雄は2つの地下鉄を中心に周ることができるのでコンパクトで移動しやすく、観光にも便利です。今回は、たくさんの魅力がある高雄のおすすめグルメを紹介します。
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まずは朝ごはん。肉まんが絶品！「興隆居」
台湾人の朝食は外食が基本。そのため、台湾全土に多くの朝食店があります。それぞれのお店によって少しずつ味が違うので、朝食店を巡って食べ比べをするのもいいですね。
高雄の朝ごはんでぜひ行ってほしいのが、興隆居（シンロンジュ）。店頭の大きな蒸し器で蒸し上げられる肉まん「湯包（タンパオ、17 NT$≒63円）」は、地元の人も行列を作るほどの美味しさです。
写真：トラベルライター
中からは肉汁がジュワ〜とあふれてくるので、火傷に注意です。
- 写真：トラベルライター
そして、肉まんと一緒に食べて欲しいのが、台湾朝ごはんの定番の豆乳スープ「鹹豆漿（シェドウジャン、20 NT$≒74円）」。
温かい豆乳スープの中に、干しえび・ねぎ・揚げパンなどの具材が入っています。酢が入っているので、時間がたつとだんだん固まりおぼろ豆腐のようになります。
他にも蛋餅（ダンピン、餅入り卵焼き）、台湾風サンドイッチ、焼き饅頭など、台湾の定番朝食メニューを食べることができます。
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- 興隆居
- 台湾 / 中華料理
- 住所：高雄市六合二路184號地図で見る
- 電話：07 261 6787
- Web：http://www.xinglongju.com/
高雄でしか食べられないランチ！お肉がとろける牛肉麺。「港園牛肉麺館」
台湾版ラーメンといえば、牛肉麺（ニョウロウミィェン）。高雄にある港園牛肉麺館（ガンユェンニョウロウミィェングァン）の麺は、他店とはひと味違います。
台湾の麺は一般的に柔らかく、ちょっと茹で過ぎだと感じることがよくあります。しかし、このお店の麺はモチッとしており、程よい噛み応えがあります。その麺と、柔らかく煮込まれた牛肉との絶妙なハーモニー。
名物は、日本の油そばに似た汁なし牛肉麺「牛肉拌麺（ニョウロウバンミィェン、110NT$≒407円）」と、汁ありの牛肉麺「牛肉湯麺（ニョウロウタンミィェン、110NT$≒407円）」。
- 写真：トラベルライター
こちらの写真は「牛肉湯麺」です。複数人で訪れる場合は、ぜひ両方を注文してシェアして食べてみてください。
- 港園牛肉麺館
- 台湾 / 台湾料理
- 住所：台湾高雄市大成街55號地図で見る
- 電話：07-561-3824
- Web：https://www.facebook.com/pages/%E6%B8%AF%E5%9C%92%...
お腹が空いたら甘いもの。マンゴーかき氷なら「高雄婆婆冰」
台湾はフルーツがおいしくて安いというのは、みなさんご存知だと思います。高雄はマンゴーの主要生産地です。そのため、台北価格よりも安くマンゴーを手に入れることができます。
スーパーなどで買ったマンゴーをそのまま食べるのもいいですが、ここはやっぱりマンゴーかき氷！たくさんあるかき氷店の中でもおすすめしたいのが、高雄婆婆冰（ガオションポーポービン）です。
ここのかき氷は、果物が美味しいのはもちろんのこと、ミルクを凍らせた雪花冰（シュェファビン）がふわふわで濃厚な味わいです。
このお店でまず食べて欲しいのが、マンゴーミルクかき氷「芒果牛奶冰（マンゴーニョウナイビン、120NT$≒444円）」です。ミルクの濃厚さとジューシーなマンゴーの甘みが合わさって、スプーンが止まりません。
- 写真：トラベルライター
お腹に余裕があれば、ぜひ他のかき氷も。時季のおすすめフルーツがたくさん乗った「超級水果冰（チャオジースイグォビン、100NT$≒370円）」や、日本ではなかなか食べられないパッションフルーツの「百香果冰（バイシャングォビン、55NT$≒204円）」もさっぱりしていておすすめです。
- 写真：トラベルライター
- 高雄婆婆冰
- 台湾 / スイーツ
- 住所：高雄市鹽埕區七賢三路135號地図で見る
- 電話：07-561-6567
- Web：http://www.popoice.com.tw/
港町ならではの新鮮な海鮮を晩ごはんに。「鴨角活海産店」
西子湾（シーツーワン）にある鼓山輪渡（グーシャンルゥンドゥ）から、フェリーに乗ること10分程で、旗津（チージン）という小さな島へ行くことができます。ここでは、港町・高雄ならではの新鮮な海鮮料理を食べることができます。
鴨角活海産店（ヤージャオフォハイチャンディエン）の店頭にズラッと並べられた魚介類。食べたい食材を見つけたら、店員に声をかけましょう。
- 写真：トラベルライター
食材ごとのおいしい調理法で一品ずつオーダーすることができます。簡単な日本語を話せる店員もいるので、中国語がわからなくても安心してオーダーできるのもいいですね。
- 写真：トラベルライター
- 写真：トラベルライター
鴨角活海産店では海鮮料理だけでなく、野菜料理、麺類や炒飯も食べることができるので、お好みに合わせて料理を楽しむことができます。
- 写真：トラベルライター
- 写真：トラベルライター
値段は食材と調理法によって日々変わるので、店員に確認してください。筆者が訪れた時は、3人で海鮮料理3品（白身魚・えび・いか）、野菜の炒め物、海鮮焼きそば、台湾ビール2本の計7品で1500NT$（≒5540円）程度でした。
- 鴨角活海産店
- 台湾 / 魚介・海鮮料理
- 住所：高雄市旗津區廟前路22號地図で見る
- 電話：07-571-9869
- Web：https://zh-tw.facebook.com/ducky9869?rf=2316008235...
番外編 いつでも美味しい！みんな大好き「鼎泰豐」
日本人が好きな台湾の有名レストランで、必ず名前があがるのが鼎泰豐（ディンタイフォン）。本店は台北ですが、高雄にも店舗があります。有名デパートの地下に入っているので、待ち時間に買い物することもできます。
- 写真：トラベルライター
もちろん、味は台北と同じく美味！多くの人が注文する小籠包は、10個190元（≒703円）。日本の鼎泰豐だと4個605円なので、日本より安く、値段を気にせずお腹一杯食べられますね。
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おわりに
高雄でぜひ食べてもらいたいグルメを紹介しましたが、食べたくなってきたでしょうか？まだまだおすすめしたいお店はありますが、まずは定番を押さえて高雄観光の参考にしてください。
