写真:Yui Imai台湾の伝統的なスイーツ、豆花(ドウフア)。台湾でぜひ食べていただきたいスイーツですが、台湾好きな筆者が「ここは今まで食べた豆花の中でベストなおいしさかも……!」と感動してしまったのが、台湾南部の港町・高雄にある「鹽埕吳家金桔豆花」です。どんなお店なのか、ご紹介します!
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台湾南部の港町・高雄へ!
台北駅から台湾新幹線こと台湾高鉄に乗って約1時間半でアクセスできる、台湾南部の港町・高雄。台北とはまた違った、南部ならではの雰囲気やグルメを楽しむことができ、リピーターさんにおすすめの観光地です。同じく台湾南部の都市・台南とセットで訪れるのもいいですね。
創業100年の名店「鹽埕吳家金桔豆花」
今回ご紹介するのは、1925年創業の豆花店「鹽埕吳家金桔豆花(イエンチェンウージアジンジエドウフア)」。高雄MRT塩埕埔駅から徒歩約8分でアクセスできます。同店の豆花は、先代から伝わる伝統的な作り方をずっと維持しているとのこと。昔ながらの豆花が味わえると、地元民や観光客に大人気のお店なんです。
お店の周りには簡単なテーブル席が5つほど用意されています。小さなお店ですが、混んでいたとしても回転がはやいので、意外と早く食べることができると思いますよ。
メニューはとってもシンプル
メニューは、豆花と豆乳(冰豆漿)のみと、至ってシンプル。豆花のトッピングは人気の金柑に加え、小豆やピーナッツもあります。温かい豆花は冬季限定です。
これが看板メニューの金柑豆花…!
真夏に訪れた筆者が注文したのは、看板メニューの冷たい金柑豆花こと「金桔冰豆花(ジンジエビンドウフア)」。お値段は50元(約242円)と、お財布に優しい価格がうれしいです。
つやつやの豆花にシロップがたっぷり、そしてちょこんと載せられた金柑が涼しげで可愛らしいですね♪
さっそくいただいてみると、ふるっとやわらかい豆花に甘いシロップ、そして爽やかな金柑の酸味が絶妙にマッチしていて、めちゃめちゃおいしい……!
きめ細かな豆花は繊細な味わいで、素材の味を活かして作っているのを感じます。
台湾で何軒もの豆花さんに足を運んだけど、ここはまさにベスト1位に輝くおいしさかもしれない……!と感動。パクパクと、あっという間に食べきっちゃいました。
高雄市立歴史博物館もぜひ一緒に観光を
同店を目指して観光プランを立てるときには、すぐ近くにある「高雄市立歴史博物館」もセットで訪れるのがおすすめ。建築物は日本統治時代の1938年に建てられ、当時は高雄市役所として使われていました。館内には高雄市の歴史や二二八事件に関する展示などがあり、無料で見学することができます。
ぜひ、金柑豆花を食べつつ、高雄ならではの観光スポット巡りを楽しんでくださいね。

- 吳家金桔豆花
- 台湾
- 住所:高雄市鹽埕區富野路70號地図で見る
- 電話:09-1624-7956
- Web:https://www.facebook.com/profile.php?id=1000573880...
※記事内の元から日本円への換算は2025年9月現在のレートを利用しています。(1元=約4.83円)









































