江戸時代、東海道をはじめとした五街道の起点として栄えた東京・日本橋。三越本店や高島屋など、歴史のある百貨店をはじめ、パワースポット、さらに絶品グルメが味わえるお店まで見どころ満載です!今回は東京・日本橋で行きたい観光スポットとお店を日本橋駅と三越前駅周辺を中心に厳選してご紹介。古き良き文化を残しつつ、進化を続ける町・日本橋へ出かけてみませんか?
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日本橋ってどんな町?
東京駅から歩いて約5分のところにある「日本橋」。江戸時代、町のシンボルである名橋「日本橋」は五街道の起点として栄えたのと同時に、全国各地から多くの商人や職人が集まり、大阪と並んで日本を代表する商業の町として発展してきました。
明治に入ってからは金融の中枢を担うようになり、多くの銀行や証券会社があるほか、「日本銀行本店」や「東京証券取引所」もあり、日本経済を代表する町としても栄えてきました。
また日本橋周辺には多くの商業施設が集まっており、日本初の百貨店である「三越」をはじめ、「コレド室町」や「コレド日本橋」、さらに「日本橋高島屋」もあり、日本橋駅や三越前駅周辺を中心にショッピングやグルメを楽しめます。
- 日本橋三越本店
- 東京駅・丸の内・日本橋 / ショッピングモール・デパート
- 住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1地図で見る
- 電話:03-3241-3311
- Web:https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
日本橋へ行くには、地下鉄を利用するのが便利!渋谷や上野からは地下鉄銀座線でアクセスできるほか、東京駅まで行けば八重洲北口や日本橋口から歩いて行くことができます。また東京駅八重洲口からは、無料巡回バス「メトロリンク日本橋」も運行。約10分間隔で運行しており、観光で道に迷う不安のある方にはおすすめです。
<電話番号>
03-6903-3334(日の丸自動車興業株式会社 東京営業所)
<料金>
無料
<運行時間>
10時~20時、約10分間隔で運行(※1月1日のみ運休)
※詳細は公式HPでご確認ください
<URL>
https://www.hinomaru-bus.co.jp/free-shuttle/nihonbashi/
【1】新都市型ショッピングセンターにリニューアル!「日本橋高島屋」
江戸時代後期に創業した老舗百貨店「高島屋」。その中で昭和8年(1933年)に創業した日本橋店はイタリアの大理石を使ったホールの柱や3本のシャンデリアなど、豪華絢爛な建物で洋服や雑貨店、レストランなど、グルメやショッピングを楽しめます。平成21年(2009年)には、日本の百貨店では初めてとなる「国の重要文化財」に指定されました。
さらに平成30年(2018年)9月には、新館がオープン!朝早くから立ち寄れるカフェやショップ、オールデイ・ダイニングなど、日本初上陸のお店を含めた100を超える専門店が出店しています。おしゃれなお店から歴史のある老舗までが揃い、ショッピングや食事を堪能できます。
- 日本橋髙島屋 S.C. 本館
- 東京駅・丸の内・日本橋 / ショッピングモール・デパート
- 住所:東京都中央区日本橋2-4-1地図で見る
- 電話:03-3211‐4111
- Web:https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/index.htm...
- 日本橋高島屋 新館
- 東京駅・丸の内・日本橋 / ショッピングモール・デパート
- 住所:東京都中央区日本橋2-5-1地図で見る
- 電話:03-3211‐4111
- Web:https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/index.htm...
行列必至!花束のようなイチゴのお菓子が買える「AUDREY(オードリー)」
ここからは日本橋高島屋で行きたいおすすめのお店についてご紹介します。最初にご紹介するのは、本館の地下1階にある洋菓子店「AUDREY(オードリー)」。開店前から行列ができる人気のお店で、イチゴを使ったかわいいお菓子を販売しています。
中でも人気の一品は「グレイシア」。花束のような形をしたイチゴの焼き菓子で、ミルクとチョコレートの2種類を展開。口溶けのよいクリームの食感とともに、甘酸っぱいイチゴの酸味を楽しめます。日によって状況は変わりますが、夕方頃には売り切れてしまうことが多いので、気になる方は早めに手に入れましょう。
- オードリー 日本橋高島屋店
- 東京駅・丸の内・日本橋 / スイーツ
- 住所:東京都中央区日本橋2-4-1, AUDREY 日本橋 高島屋 本館 地下1階地図で見る
ポケモングッズが勢揃い!「ポケモンセンタートウキョーDX」
日本橋高島屋の東館5階には、子どもを中心に人気のゲームソフト『ポケットモンスター』のグッズを豊富に取り揃える「ポケモンセンター」があります。ピカチュウをはじめとした、人気のキャラクターのぬいぐるみや雑貨などを販売しているほか、700種類以上のポケモンについて紹介しているコーナーもあります。
おすすめは「ポケモンセンタートウキョーDX」限定のグッズ!火消し姿のピカチュウをはじめ、うちわや扇子、手ぬぐいなど、江戸時代に日本橋で創業した老舗呉服屋や和紙製造販売店、楊枝専門店といった歴史ある名店とコラボしたグッズも販売しています。観光の思い出に買ってみては?
- ポケモンセンタートウキョーDX
- 東京駅・丸の内・日本橋 / その他ショッピング
- 住所:東京都中央区日本橋2-11-2,ポケモンセンタートウキョーDX 日本橋髙島屋 東館 5階地図で見る
- 電話:03-6262-6452
- Web:https://www.pokemon.co.jp/gp/pokecen/tokyodx/
あわせて「ポケモンカフェ」でかわいいポケモングルメを味わおう!
さらに「ポケモンセンター」の隣には、ポケモン公式の「ポケモンカフェ」があります。ポケモンのキャラクターをイメージしたグルメやドリンクを味わえるほか、カフェ限定のグッズも販売しています。また、運が良ければ、食事中にコックの姿をしたピカチュウに出会えますよ♪
人気の一品は「ピカチュウのよくばりプレート」(税込1,706円)。ピカチュウの顔をイメージしたプレートにハンバーグやエビフライが乗り、さらにピカチュウの顔をしたオムライスなどを味わえます。またハロウィンやクリスマスといった、期間限定のプレートやスイーツ、ドリンクもおすすめ。
なお、カフェを利用する際は事前に予約する必要があります。予約せずに行くとキャンセル待ち扱いとなり、待ち時間が長くなる可能性があるので、ご注意を!
- ポケモンカフェ
- 東京駅・丸の内・日本橋 / カフェ・喫茶店
- 住所:東京都中央区日本橋2-11-2 日本橋髙島屋S.C.東館 5階地図で見る
- 電話:03-6262-3439
- Web:https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/
オーストラリアで人気のカフェレストランが日本初上陸!「N2 Brunch Club」
新館1階にあるカフェ&レストラン「N2 Brunch Club(エヌツー ブランチ クラブ)」。オーストラリア・シドニーとメルボルンにある人気ジェラートショップ「N2 Extreme gelato(エヌツー エクストリーム ジェラート)」とシドニーの実力派シェフが手掛けるオールデイダイニングで、スイーツをはじめとした絶品グルメを堪能できます。
人気のランチセット(税込2,852円~)は前菜とメイン、デザートを提供。メインでは、オーストラリア産オージービーフを使った「オージービーフパイ」や「エッグベネディクト」、「ラム肉ミートソースパスタ」の3種類のうちから、1種類を味わえます。
またランチコースのデザートには、バニラジェラートのクレームブリュレやオーストラリア風メレンゲ菓子・パブロバといった人気のスイーツを堪能できます。この他にも、スマッシュアボカドやコーンフリッターなどを味わえる「ブランチセット」(税込1,512円~)や注射器のようなものが刺さったジェラートもおすすめですよ♪
- エヌツー ブランチ クラブ
- 東京駅・丸の内・日本橋 / カフェ・喫茶店 / オーストラリア料理
- 住所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋S.C 新館1階地図で見る
- 電話:03-6281-9806
- Web:https://n2brunchclub.com/
日本橋限定の雑貨が買える雑貨店「中川政七商店」
奈良に本店を構え、全国各地の工芸品や雑貨、食品などを販売する「中川政七商店」。お店の前にある藍色の暖簾には、江戸時代の日本橋の様子が描かれています。江戸と全国各地を結ぶ「五街道」の起点だった日本橋にちなんで、全国各地のご当地土産を手に入れられます。
また日本橋店限定の雑貨も販売しており、東京・浅草にある「組紐桐生堂」の江戸組紐を使った「旅守り」(税込972円)や、江戸時代の日本橋の賑わいを描いた「花ふきん」(税込756円)、「膝栗毛(ひざくりげ)の足袋くつした」(税込3,132円)など、お土産にピッタリなアイテムも取り揃えています。
- 中川政七商店 日本橋髙島屋S.C.店
- 東京駅・丸の内・日本橋 / 雑貨・インテリア
- 住所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館1階地図で見る
- 電話:03-5542-1131
- Web:https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/store...
【2】関東風おでんが自慢の名店「日本橋 お多幸本店」
多くの人に愛されている名店が集まっている日本橋。その中でも、ランチタイムや夕食の時間帯に行列ができるお店が、関東風おでんが味わえる「日本橋 お多幸本店」。創業は大正12年(1923年)。おでんだけでなく、名古屋コーチンを使った焼き鳥や50種類程度の焼酎も楽しめます。
定番の関東風おでんは創業から60年以上受け継がれてきた秘伝のだしを使用。人気の「大根」(税込260円)をはじめ、「きゃべつまき」や「厚揚げ」、「トマト」(税込400円 ※4月~9月限定)など、じっくりと煮込んだ絶品のおでんを味わえます。
また看板メニューの「とうめし」も堪能するのもおすすめ。ご飯におでんのつゆをたっぷりかけ、その上にじっくりと煮込んだ豆腐をトッピング。シンプルな一品ですが、たっぷりと染み込んだおでんのつゆとの相性は抜群ですよ!