【山口】日本屈指の鍾乳洞「秋芳洞」で涼しい夏を楽しもう

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• 秋芳洞とは
• 入り口について
• 鍾乳洞内部を見学
• 見所
•    百枚皿
•    傘づくし
•    黄金柱
•    巌窟王
• 秋芳洞への行き方
•    車でのアクセス
•    バスでのアクセス

秋芳洞とは

山口県美祢市にある秋吉台国定公園の地下にある、特別天然記念物に指定されている鍾乳洞です。全長10.7kmのうち、1kmが観光コースとして公開されています。洞内の温度は年中約17℃で、夏場涼しいだけでなく、実は冬はほんのり温かく、暑さや寒さに弱い方でも観光しやすいところです。

入り口について

入り口は鍾乳洞の観光コースの両端に1箇所ずつ(秋芳洞入口・秋芳洞黒谷入口)、真ん中に1箇所(エレベーター口)の合計3箇所あります。入洞料金は大人1,200円、中学生950円、子供600円です。団体、障害者、訪日外国人旅行者は割引がありますので、詳細はこちらをご確認ください。

秋芳洞入口(又は秋芳洞黒谷入口)から入り、秋芳洞黒谷入口(又は秋芳洞入口)で折り返してスタート地点まで戻ると、約1時間の道のりです。車で訪れた場合、片道だけ洞内を歩いて、地上を歩いたりタクシーに乗ったりして駐車場に戻る方もいらっしゃるようです。

真ん中のエレベーター口を利用する場合、その名の通り地上の入口からエレベーターに乗って鍾乳洞に入ります。鍾乳洞に入ったら、秋芳洞入口と秋芳洞黒谷入口までそれぞれ行って戻ってきて、エレベーターで地上に戻るルートになります。

• 写真：liberi travel秋芳洞入口

筆者のおすすめは、秋芳洞入口から入り、秋芳洞黒谷入口で折り返し洞内を歩いて戻るルートです。秋芳洞入口で見ることができる、コバルトブルーの水とゴツゴツした鍾乳洞への入口は息をのむ美しさです。また、鍾乳洞の中は坂になっており、秋芳洞入口から秋芳洞黒谷入口にかけて登り道となっています。行きは登りで帰りが下りの方が体力的にも楽だと思いますし、景色を楽しむ余裕も持つことができると思います。

• 写真：liberi travel秋芳洞入口から入った時の鍾乳洞への入口

鍾乳洞内部を見学

内部は所々にライトがあり、歩道も整備されています。ですので、歩くのは難しくないと思います。冷えますので、羽織りものはあった方が良いかもしれません。

• 写真：liberi travel

見所

百枚皿

お皿を並べたような形状から、百枚皿と名前が付けられたそうです。写真で確認できる緑の部分は、洞内を流れる水の石灰分が付着して縁になったとのこと。実際は百枚ではなく、五百枚ぐらいあるようです。棚田のような、トルコのパムッカレのような、美しい連なりを楽しむことができます。

• 写真：liberi travel

傘づくし

傘を吊るしたかのように、天井から無数の鍾乳石が伸びています。鍾乳石というと乳白色の滑らかなものを想像されるかもしれませんが、ゴツゴツした質感です。

• 写真：liberi travel

黄金柱

天井から流れ出した地下水の石灰分が付着し、何億年もの歳月をかけて、出来上がった柱です。高さ15mもあるとのことで、迫力満点です。

• 写真：liberi travel

巌窟王

石筍(天井から落ちた水滴の中の成分が堆積してできたたけのこ状の突起物)がいくつも重なって、出来上がったとのことです。どこか人のような、角度によってはゴジラのような、不思議な形をしています。

• 写真：liberi travel