山口県で人気の秋吉台エリアを起点とし、日本海に位置する青海島をめぐる観光モデルコースをご紹介します。秋吉台エリアではカルスト台地、洞窟、湧水地などを堪能し、青海島エリアでは大海原でのクルーズ、資料館めぐりなどを楽しむことができます。
この記事の目次表示
旅の大まかなスケジュール
この記事では、山口県の観光スポットで大人気の秋吉台エリア(美祢市)→青海島エリア(長門市)を、1泊2日で堪能するモデルコースをご紹介します。
山口宇部空港を利用する場合、空港から秋吉台エリアまで車で約1時間。例えば、羽田空港12時台発のフライトを利用した場合、山口へ到着するのは14時台になります。筆者もこのタイムスケジュールだったため、まず初日は、秋吉台エリアを目指しました。
翌朝も秋吉台エリアを観光し、その後車を約1時間走らせ青海島エリアへ移動。山から海へと景色が変化していく様子が見どころです。青海島エリアは、昼前~夕方にかけて観光することができます。
以上を踏まえ、さっそく以下より具体的なモデルコースのご紹介に入りたいと思います!
●1日目スタート【16:00】白水の池
白水の池は、秋吉台エリアに湧く丸い池です。湧き出る水がやや白濁していることから「白水」という呼び名が付きました。年中涸れることのない豊かな水は、石灰岩(水中動物の骨などが水底に溜まってできたもの)を溶かしながら出てくるため、カルシウムを多く含んでいるそうです。
ちなみに秋吉台エリアの台地には、こういった石灰岩が、広い範囲に横たわっています。白水の池の見学所要時間は10分程度で十分ですが、秋吉台の地形を理解するにはぜひ立ち寄っておきたいスポットです。駐車場はないので、近くの農道に停車しましょう。
- 白水の池
- 山口 / 自然・景勝地
- 住所:山口県美祢市秋芳町別府3736地図で見る
- 電話:0837-63-0055
- Web:http://mine-geo.com/geosite/c01-geo/index.html
【16:30】別府弁天池
「別府厳島神社(べっぷいつくしまじんじゃ)」と呼ばれる神社境内に湧く、エメラルドブルーの湧水地です。山口県の名水百選にも認定されていて、湧水が溜まってできた大きく美しい池は、いまや神社のシンボルとなっています。
あまりの透明感に深さがあるとは思えませんが、実は最も深いところで約4メートルもあります。給水所では、水を汲んで頂くこともできますので、空のペットボトルを準備するか、併設されている直売所で容器を購入しましょう。駐車場は広く設けられています。見学所要時間は約30分です。
- 別府弁天池
- 山口 / 自然・景勝地 / インスタ映え / パワースポット / 女子旅 / 一人旅 / 春のおすすめ観光スポット / 夏のおすすめ観光スポット / 秋のおすすめ観光スポット / 名水 / 名水百選
- 住所:美祢市秋芳町別府水上地図で見る
- Web:https://karusuto.com/spot/beppubentenike/
【17:30】道の駅おふく
秋吉台エリアにある2つの道の駅のうちの1つで、お土産購入などに最適なスポット。内観がとても綺麗に整備されており、観光客向けの品揃えになっています。買ってすぐ食べられるようなお惣菜類の取扱いはほぼありませんが、包装されたお土産はたくさんの種類があります。
参考までに、筆者が購入したものをご紹介しておきます。天然フグの燻製は、おつまみなどに頂ける一品で、素材を活かした無添加商品です。削りかまぼこは、山口ならではの珍しい加工品です。駐車場は広く用意されていて、停車しやすいです。ゆっくりお買い物される場合は、30分程度みておきましょう。
- 道の駅 おふく
- 山口 / 道の駅・サービスエリア / 雨の日観光 / おみやげ屋 / ファーマーズマーケット
- 住所:山口県美祢市於福町上4383-1地図で見る
- 電話:0837-56-5005
- Web:http://www.michinoeki-ofuku.jp/