写真:dory京都の伏見稲荷大社を筆頭に国内外から多くの来訪者の目を引き付ける千本鳥居のある神社。今回は山口県にある千本鳥居と海のコントラストが美しい福徳稲荷神社と元乃隅神社をご紹介します。
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千本鳥居とは?
京都の伏見稲荷大社を筆頭に国内外から多くの来訪者の目を引き付ける千本鳥居のある神社は、日本国内にいくつも存在しています。江戸時代以降に願い事が「通った」お礼の意味を込めて鳥居を奉納するという習わしが広まったことから、各地で見られるようになったそう。また、願い事が叶うことを見込んでの奉納もあったようです。
実際に千基立っているから千本鳥居と呼ばれているわけではなく、数え切れないほど多くの鳥居が並んでいることからそう呼ばれています。
山口県にある千本鳥居へ行ってみよう!
山口県には千本鳥居と海のコントラストが美しい神社が2カ所あります。今回はその2カ所、福徳稲荷神社と元乃隅神社をご紹介します。
福徳稲荷神社
山口県の西側、関門海峡の北西に広がる響灘沿いの小高いところにある福徳稲荷神社は、赤い千本鳥居と青い海、そして海に浮かぶ島々のコントラストが美しい神社です。西長門ブルーラインと呼ばれる海沿いの国道は、関門海峡エリアと角島大橋エリアを結ぶ人気のドライブルートで、川棚温泉から角島に向かう途中にありますので、ドライブ中の立ち寄りポイントとしてもおすすめです。
開運、商売繁盛、家内安全、航海安全、学業成就、交通安全、豊漁祈願と、ご利益も多彩です。境内から木漏れ日の中へ連なる千本鳥居のトンネルを抜けると、眼下に広がる絶景が待っています。
残念ながら筆者は行けませんでしたが、水平線に沈む夕日も絶景で、海と空が茜色に染まる景色は圧巻の美しさだそうです。秋の晴れた夕方には、沈む夕日から大鳥居に向かって伸びる「夕日の道」が海面にくっきりと現れ、幻想的な光景を満喫できそうです。
元乃隅神社
日本海沿いの長門市にある元乃隅神社は、断崖絶壁をうねうねと下るように赤い鳥居が幾重にも連なる絶景の神社として有名な神社です。
アメリカのニュース専門放送局CNNが2015年3月に発表した「Japan's 31 most beautiful places(日本の最も美しい場所31選)」の一つとして選ばれ、2016年に観光庁のプレスリリースにより世界中から注目される神社となり、さらには2017年6月にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに二つ星観光地に選ばれたことから、世界的な知名度も上がり国内外から多くの参拝客が訪れています。
小さな漁村の守り神として祀られており最初はお堂だけでしたが、1984年から1997年にかけて現在の社殿が整備され、10年の歳月をかけて地元の漁師らが約123基の赤い鳥居を奉納しました。日本海に面した断崖絶壁の上に立ち並ぶ鳥居は、龍宮の潮吹側から約100m以上にわたって続き、訪れる人々を魅了する現在の壮大な景観になりました。
また、鳥居の最上段には賽銭箱があり、この賽銭箱に賽銭を投げ入れると願いが叶うと言われています。筆者が訪れたときも多くの人がチャレンジしていました。

- 元乃隅神社
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- 住所:山口県長門市油谷津黄498地図で見る
- 電話:0837-23-1137
- Web:https://motonosumi.com/
千本鳥居見に行ってみませんか?
日本全国には千本鳥居の絶景神社がいくつかありますが、どちらも海のそばで青と赤のコントラストが美しい場所です。山口県には2カ所もありますので、どちらにも是非行ってみてはいかがでしょうか。






































