野毛は桜木町駅を挟んで、みなとみらいの反対側に位置し、戦後の闇市や屋台が並ぶ街の面影を残しつつ、多くの若者が気軽に立ち寄れる人気の街へと変わって来ました。そんなディープな野毛で、大人が足繁く通う店、「結」を紹介します。
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どんなお店?
野毛の中心地からは、少し離れた場所にあり、まさに知る人だけが行けるお店なんです。人気店なので、予約なしでは、ほとんど入る事ができません。店内は、大将と話しながら頂けるカウンター席、テーブル席や個室があり、記念日や接待にも使える、大人の雰囲気が漂う、落ち着いたお店なんです。
席に案内されると、まず、美容や健康に良いと言われている、水素水が出てきます。デカンタで出てくるので、好きなだけ飲める嬉しいサービス。
おすすめメニュー
おすすめは、旬の食材が頂ける¥5,000、 ¥8,000、 ¥10,000のコース。全国から届く厳選された食材は、大将が腕を振るい、1番美味しく頂ける料理で提供してくれます。
また、アラカルトも豊富なので、少しだけ頂きたい方におすすめ。¥5,000のコース料理の追加で注文するのも良いでしょう。
10,000円のコースの内容とは?
今回は、筆者が2018年7月にいただいた10,000円のコース内容をご紹介します。旬の食材を使うため、同じメニューが用意されているとは限りませんが、参考にしてみてくださいね。
なお10,000円のコース料理は、全部で12品あり、ボリューム満点! 女性の方には、少し量が多く多く感じられるかもしれません。
前菜・お刺身
まずは、ホワイトアスパラガスを使った、すりながしから始まります。ホワイトアスパラガスの、旨味が凝縮されたスープは、濃厚なのに上品な味。
大きな加賀太キュウリの器の中には、海老や一般には手に入らない食材、シロダツの炊き合わせが入っています。その上には見た目も美しい、ジュレがかかっていて、食べるのが勿体ない一品。身が引き締まったイサキは酢味噌と頂きます。脂がのった旬のイサキと、酢味噌の相性は抜群!
キンメのなめろうと、のどぐろのなめろうを、のどぐろで巻いてある、珍しい2種類のなめろうの盛り合わせ。ちょっと他では味わえない高級魚のなめろう。
新鮮なお造りは、脂がたっぷりのったのどぐろ、口の中で溶けてしまいそうな、程良い脂がのった中トロ、中々手に入らない高級魚のヒゲダラの3種類が入っています。好みの醤油や、トマト塩を付けて頂きましょう。
ぷりぷりのウニが入った塩水ウニは、まるで宝石のよう。輝く宝石が、カクテルグラスに入っているような錯覚に陥ってしまいます。程良い塩味は、お酒がすすむ一品。
焼き物
黒豚で巻かれた谷中の生姜は、生姜のさっぱりした味と黒豚の旨味の相性抜群の一品。ミルキー枝豆は甘みたっぷり。ヤマモモ、青ピーマン、つぶ貝のうま煮など、季節を堪能出来る嬉しい盛り合わせ。
笹の葉の香りと供に、天然の長良川産鮎が出てきます。清流で育った鮎は柔らかく、骨まで頂く事が出来ます。身の甘み、内臓のほろ苦さの両方を堪能出来る絶品の焼き物。
毛ガニのコロッケは、ベシャメルソースは使わずに、湯葉と山芋から作られているんです。カロリーが低いのに、カニの旨味が詰まったコロッケは、お好みで、カニ味噌や、イカ墨の塩を付けて頂きましょう。
お食事
じゅんさいや小メロンが入った、鱧のソーメンは、優しいお出汁に鱧のソーメンが、絡み合い、おかわりをしたくなる美味しさ。
大将が作る蕎麦は、コシがありシメにぴったり。アラカルトで注文する人も、シメには蕎麦を注文する人がほとんど。
デザート
何とデザートの前には、お茶の葉をお香のように焚けるんです。部屋中にお茶の葉の風味豊かで上品な香りが漂います。気持ちが穏やかになると同時に、お茶の葉をお香のように使う、大将のおもてなしに驚かされてしまいます。
デザートは、メロン、さくらんぼ、みかんが氷の上に乗り、心地よい冷たさで出てきます。
おすすめの飲み物
飲み物は、ワイン、日本酒、焼酎やウイスキーまであります。大将が厳選し、料理に合うものが選ばれています。
日本酒はハーフで、料理に合わせて色々試してみるのも良いでしょう。お魚料理に合うワインもグラスで頂く事ができます。
ビールは、キンキンに冷えた銅製のカップに、並々注がれて出てきます。銅製のカップなので、ゆっくり飲んでも、中々温くなりません。
最後に
記念日やお誕生日には、フルーツの盛り合わせを、メッセージ入りでオーダーする事ができるので、予約時に伝えましょう。スタッフのバースデーソングと供に出てくる、嬉しいサービスがあります。
コースは、¥10,000以上も値段に応じて対応してくれるので、相談してみましょう。