オーストラリア第三の都市でありながら、何となく影が薄いブリスベン。ホテルの情報もやっぱり少なくて、ホテル選びに悩む人も多いかもしれません。ということで今回は、スタイリッシュで、立地もよくて、コスパも高い「アディナ・アパートメント ホテル」をご紹介します。
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観光でも仕事でも便利な立地
ブリスベンは「リバーシティー」と呼ばれており、その名の通り主な観光スポットは川沿いに集中しています。
アディナ・アパートメント ホテルが位置するのはこの川の半島部のブリスベンCDB。CBDとは、Central Business Districtの略称です。言葉通り商業、観光の中心地のことで、地元民には「シティー」と呼ばれています。
- 出典:commons.wikimedia.orgクイーンストリートモール/Photo By Kgbo [CC BY-SA 4.0]
そのシティーの中でも最も賑やかなのはクイーンストリートモール。モールと言ってもショッピングセンターではなく、一部の区画が歩行者天国になっていて、デパートやお土産屋さん、レストランなど、とにかく何でもある通りです。ホテルはそのクイーンストリートから2ブロック、歩いて2,3分で行ける距離にあります。
シティーの対岸は「サウスバンク」と呼ばれており、人工ビーチや観覧車、おしゃれなカフェなどがあってリゾート気分が味わえる素敵なエリアになっていますが、そこへも徒歩圏内。とっても便利です。
- 写真:Booboo56シティーの高層ビルをバックに「ブリスベン」。サウスバンクお決まりの自撮りポイントです。
- 写真:Booboo56サウスバンクにはこの他に、博物館、美術館、パフォーマンスシアターなどの文化施設が集まっています。
歴史的建築物をリノベーション
ロビーの美しさは秀逸
このホテルの建物はもともと1922年に開行した銀行(Queensland Government Savings Bank)で、クイーンズランド州の歴史的重要建築物に指定されています。右の写真を見るとわかりますが、現存していた建物の上に5階建ての新しい部分が加えられました。これは、建築学的には結構すごいことなんだそうです。
一階のロビー部分はほとんどその当時のまま残されているそうで、これが本当に息を呑むほど美しいです。高くそびえる天井、大理石のフロアー、天井や壁面の装飾部分など、全てが当時のままなんだそうです。
廊下や非常階段も美しい
アールデコ好きな人にはたまらない美しさ。この非常階段も、当時のものそのままなんだそうです。オーストラリアにもこんなのがあるんだと驚く人もいるかも。
サービスアパートメントのよさがわかる客室
オフィスだった部分を改装した客室は、こんな広さ。古い建物ですが、Wi-Fiやエアコンは最新なので、安心できます。
このホテル、名前にある通り「アパートメント ホテル」なので、アパートメントタイプの1、2ベッドルームの部屋を選ぶと、部屋にはキッチンや、洗濯機などが備わっています。電子レンジだけでなく、簡単な料理を食べるのに十分な食器も揃っており、洗剤やスポンジもあるので使った食器の後片付けもOK。
今回筆者が宿泊したのはホテルタイプの部屋のため、洗濯機こそないものの、簡単なキッチンが備わっているので、暮らすように過ごすこともできます。
残念ながらバスタブはありませんが、レインシャワーがあります。アメニティーはエコを意識したオーストラリア製、歯ブラシはありません。
コスパも高い
今回ご紹介したホテルタイプの客室は、ホテル公式価格で日にもよりますが、150オーストラリアドル前後です。日本円で1万円ぐらいって、ビジネスホテル並で、コスパ的にも悪くないですよね。他のサイトを経由すると、もっと安いこともあるようなので、いろいろ探してみてください。
- アディナ アパートメントホテル ブリスベン
- オーストラリア / ホテル
- 住所:171 George Street, Brisbane City QLD 4000地図で見る
- 電話:07 3155 1000
- Web:https://www.adinahotels.com/en/apartments/brisbane...