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【オーストラリア・バンダバーグ】試飲もできるジンジャービア工場のミュージアム

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年11月23日更新

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写真:トラベルライター

オーストラリア・QLD州に位置する街、バンダバーグ。その小さな街に工場を構える、世界30カ国以上に親しまれているジンジャービア製造会社があります。今回は、本社に併設されているミニミュージアムをご紹介します。

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ジンジャービアとは何か

「ジンジャービア」とは何者なのでしょうか。聞きなじみのあるのはジンジャーエールですが、”ビア”と付いているのでビールのようなアルコール飲料を想像してしまいます。

ですが実際は、ジンジャービアはノンアルコール飲料であり、しょうがや砂糖、水にイースト菌(酵母)を入れて発酵させた微炭酸の飲料だそうです。

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ジンジャービアで有名なバンダバーグ

オーストラリアのスーパーマーケットやコンビニの飲料コーナーに行くと、必ずと言っていいほど見かけるジンジャービアがあります。パッケージのガラス瓶には”Bundaberg”(バンダバーグ)と描かれています。

そう、バンダバーグはジンジャービアの生産がとても有名でオーストラリア国内はもとより、ニュージーランドの他、世界30カ国以上に輸出もしているようです。公式ウェブサイトの中でどの国・地域に輸出しているのか調べることができるので、見てみるのも面白いと思います。ちなみに日本にも輸出しているようです。日本国内でもバンダバーグのジンジャービアを飲む機会があるかもしれません。

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バンダバーグのジンジャービア工場へ

今回、そのバンダバーグのジンジャービア製造会社「Bundaberg Brewed Drinks」の本社横に位置し、ショップが併設されたミニミュージアムの様子をご紹介します。

樽の中へ潜入!?

Bundaberg Railway Stationから車で6分ほど、バンダバーグ空港からであれば車で約15分の所にその工場及びミュージアムはあります。着くと驚かされるのが、その外観のフォルムでしょう。

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樽が埋まっているような半円のドーム型になっていて、看板も立っていますが、この形を見つける方が早そうですね。とても分かりやすいです。それでは、ガラス張りになった玄関口から入っていくことにしましょう。

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昔ながらの工具たち

すっきりとした屋内になっており、大きなカウンターが1つ鎮座しています。ミュージアムへの入り口は、奥の扉から。重々しい扉を押して入っていきます。

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一直線に続くそのミュージアムには、昔から使用されてきたであろう道具や器具などがズラリとディスプレイされています。

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これまでのBundaberg Brewed Drinksのジンジャービア造りの歴史や、どのような製法を用いて改良をし続けていったのかを、ポスターなどのビジュアルで見せてくれたり、タンスの窓を開けるとヒントが隠されていたりするギミックなども散りばめられていて、その当時の雰囲気に浸るだけでなく、遊びごころを感じることもできます。

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レモンやライム、シナモンなど、各種のジンジャービアに使用されているフレーバーの違いを体験できるコーナーも設置されています。

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ところどころに映像も交えられていて、飽きることなく、楽しむことができます。

ジンジャービア試飲大会

一通り見終わると、少し開けた場所に出ます。そこでは、これまでの広告ポスターや、製造から出荷過程までの流れを表したビジュアルを映像とともに見ることができたり、顔出しパネルで写真撮影をすることもできます。

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さらにそこを抜けるとゴールとなり、最初の場所に戻ってきます。試飲できるカウンターが備え付けられており、その時にBundaberg Brewed Drinksで製造・販売しているジンジャービア全てを試すことができます。

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オリジナルのジンジャービアを始め、ピーチ、パッションフルーツ、グアバ、レモネードなどさまざまなフレーバーが取りそろえられています。ちなみに、筆者が訪れた際はトロピカルマンゴーが新商品のようでした。また、オリジナルのジンジャービアには”DIET”版も存在し、カロリー控えめを飲みたい人には打ってつけです。

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試飲だけにとどまらず、同時に購入することもできます。ミュージアムでは、お得なパックが用意されています。自分の好きなフレーバー6本を購入できるパックでは、通常の2/3ほどの値段で買うこともできます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

オーストラリアで有名なジンジャービアは伝統を踏まえつつ進化を続けています。気になる人は調べてみると日本でも手に入るだろうと思います。ジンジャービアの生姜の感じが苦手だという人もいますが、ぜひ一度試してみてください。オーストラリアを感じられるはずです。

ミュージアムの見学はジンジャービアの試飲会を含めて大人1人12.5豪ドル(約1,020円)で体験することができます。樽の施設自体は入場無料になっており、ミュージアムに入らなくてもジンジャービアのみをお得に買うことも可能です。

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バンダバーグ・ブリュード・ドリンクス
オーストラリア / 博物館・美術館
住所:147 Bargara Rd, Bundaberg East QLD 4670地図で見る
Web:https://www.bundaberg.com/?sk=1

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