オーストラリア
オーストラリア観光
日本の約22倍の広大な土地に広がる大自然

アウトバックで灼熱の大冒険!西オーストラリアのおすすめ爽快ドライブ

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:30ヶ国

2020年7月9日更新

341view

お気に入り

写真:WAKI

オーストラリアの魅力といえば大自然!今回は、西オーストラリアのリゾート「ブルーム」から、さらに奥地「レベック岬」を目指す冒険ドライブをご紹介します。多くの車と行き交うわけでもなく、途中のサービスエリア等もない中、灼熱の大地をひたすら走る時間は非日常を感じられ、ワクワクすること間違いなし。一味違ったオーストラリア旅行をしたい、ドライブ大好き、アドレナリンを放出したいという方にお勧めです。

この記事の目次表示

ドライブの基本情報と下準備

今回ご紹介するドライブの出発地は、インド洋を望むリゾート地のブルームです。

目的地はレベック岬。ターコイズブルーの美しいビーチと、赤い崖の絶景を独り占めできるおすすめスポットです!

  • 写真:WAKI

ひたすらまっすぐの2時間のドライブになります。未舗装道路がありますが、運転は難しくありません。

ちなみにオーストラリア全土マップの中で、赤丸で囲ってある範囲が今回ご紹介しているエリアです。広いオーストラリアの中で比較すると小さく見える半島ですが、実際は片道240km。

途中アボリジニのコミュニティや貝殻でできた祭壇のある教会に寄りながら、ダンピア半島先端に向かいます。地平線までまっすぐの道を、爽快にドライブしましょう!

ブルーム
オーストラリア / 町・ストリート
住所:Broome, WA地図で見る
レベック岬
オーストラリア / 自然・景勝地
住所:Cape Leveque,Australia地図で見る

ドライブに必要な車

4WDが必須です。

街乗りSUVではなく、本格的な4WDをレンタルすることをおすすめします。(出発地のブルームでの砂浜ドライブにも使えます)車のチョイスが不安な場合は、レンタカー屋さんで「Cape Levequeに行きたい」といえば、適切な車を手配してくれます。

ちなみにレベック岬に着くまで、スーパーマーケットやガソリンスタンドはありません。しっかりと飲料水を買い込んで、ガソリンを満タンにしていざ出発!

いざブルームを出発!

早速ブルームを出発しましょう。日帰りを予定している方は、朝早く出発することをおすすめします。前半の150km、途中の休憩スポットとなるビーグルベイまでは一般的な舗装道路、ビーグルベイ以降の90kmは未舗装道路です。

  • 写真:WAKI

フロントガラスから見えるドライブ中の景色は、ただひたすら一本続く赤土の道路。

  • 写真:WAKI
  • 写真:WAKI

そしてサイドからは日本人の想像を超える大きさのアリ塚や、バオバブの木を見ることができ、アウトバック(内陸の砂漠地帯)を楽しみながらドライブできます。

  • 写真:WAKI

ドライブ途中の見どころ

ビーグル・ベイ

アボリジニのコミュニティです。1890年ころから集落ができたといわれいます。

商業施設は小さな雑貨店があるだけ。その雑貨店で観光客が沢山買い込んでしまうと住民の方に不便を強いることになりますので、節度を持って買い物しましょう。

ビーグル・ベイ
オーストラリア / 自然・景勝地
住所:Beagle Bay,Australia地図で見る
Web:https://www.westernaustralia.com/jp/attraction/%E6...

セイクリッド・ハート教会

ビーグルベイにある、アボリジニのコミュニティと修道士たちによって建てられたといわれている教会です。貝殻でできた美しい祭壇があります。

  • 写真:WAKI
  • 写真:WAKI
セイクリッド・ハート教会(ビーグルベイ)
オーストラリア / 教会
住所:Sacred Heart Church,Beagle Bay地図で見る

レベック岬「クールジャマン・リゾート」に到着

ここが今回のドライブの終着点!レベック岬にあるアボリジニ運営のリゾートです。これまでのドライブを思えば、こんな僻地にこんなリゾート施設が?!と驚くとともに感動すること間違いなし。アボリジニの文化体験の他、ビーチ遊泳やシュノーケリングが楽しめます。

300kmのアウトバックドライブを終えてようやくたどり着いたリゾートですので、のんびり海で泳いだり、砂浜を散歩したりゆっくりと過ごしたいところです。いくつかビーチがありますが、本当に人が少ないので、インド洋の景色を独り占めできます。

  • 写真:WAKI

またこちらでは簡単なカフェやレストランがあり、ほっと一息つくことができます。ガソリンスタンドがありますので帰路の補給もしておきましょう。早朝出発で日帰りも可能ですが、宿泊するなら、簡単なテントから、グランピングで使われるような豪華な部屋まで宿泊施設も備えています。詳細はこちらをご覧ください。

クールジャマン・リゾート
オーストラリア / その他スポット
住所:Kooljaman at Cape Leveque地図で見る
Web:https://www.kooljaman.com.au/

オーストラリアの旅行予約はこちら


オーストラリアのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

オーストラリアのホテルを探す

オーストラリアの航空券を探す

オーストラリアの現地アクティビティを探す

オーストラリアのWi-Fiレンタルを探す

オーストラリアのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【オーストラリア・ロットネスト島】乗り降り自由なバスで島内を楽ちん周遊

世界一幸せな動物クォッカがいる事で有名な、ロットネスト島。一般の車が乗り入れできない島なので、周遊手段は自転車かバスを利用することになります。こちらの記事では、...


年末年始の海外旅行におすすめの国・都市16選!お正月は海外で年越ししよう

お正月休みに海外旅行へ出かけたいという方に、冬にベストシーズンを迎える国や、年越しのカウントダウンイベントが魅力の旅行先など、年末年始の海外旅行におすすめの国・...

【オーストラリア】ジブリだらけ!モデルスポットをめぐる最強の聖地巡礼リスト

オーストラリアはジブリファンにとって生唾モノのモデルスポットがいくつも点在しています!ジブリファンでなくても行きたくなってしまう、フォトジェニックなジブリの世界...

【オーストラリア・パース】マーケットだけじゃない!平日のフリーマントルの楽しみ方モデルコース

パースに行ったら欠かせない観光地、港町フリーマントル。週末だけ開催されるフリーマントルマーケットが有名ですが、平日に当たってしまったらどう過ごして良いのか分から...

オーストラリアの人気観光スポットTOP49!旅行好きが行っている観光地ランキング

オペラハウスやキュランダ観光鉄道などをはじめとするオーストラリアの観光スポットを、トリップノートの8万9千人の旅行好きトラベラー会員(2023年6月現在)が実際...

この記事を書いたトラベルライター

美味しいご飯と自然を求めて旅行中
学生時代はでゆるっと一人旅、働き始めてからはグルメ旅と大自然アドベンチャー旅をしています。

予定はきっちり・下調べはばっちりする派です。
最近は「(教会・美術館など)観る旅」から「(食べる・登る・泊まるetc..なんでもやってみる)体験する旅」にシフト中。

これが知りたかった!という細かいけれど大事な情報や、知らなくても良いけれど知っていると旅がワクワク!するような面白いトピックをお伝えできればと思います。
tripnote他、料理・グルメWEBサイトにてコラム執筆中。

【南イタリア】ナポリ&アマルフィ海岸の定番・こだわり・おもしろ土産7選

旅の思い出を持ち帰る、お土産。今回は、ナポリやアマルフィ海岸を中心に、南イタリアらしい「定番土産」、センスあふれる「こだわり土産」、街で見つけた「おもしろ土産」...


【イタリア・カプリ島】陸路で行く青の洞窟!待ち時間なしで楽々!

一度は行ってみたい、カプリ島の青の洞窟。小舟の上での長い待ち時間が有名ですが、陸路で青の洞窟を目指せば、海路よりも短い待ち時間で入れます。陸路で攻める青の洞窟へ...


【イタリア】愛らしい陶器の街、ヴィエトリ・スル・マーレをお散歩してみよう

アマルフィ旅行を計画中のあなた!王道ルートから、ちょっと足を延ばしてみませんか?南イタリアのレストランで食事をすると、ポップでカラフル、ワクワクする絵柄の食器を...

【フィレンツェ】絶対食べておきたい郷土料理5選とおすすめレストラン

「イタリア料理」と一口に言っても、地域それぞれに大きな特色の料理があるイタリア。ルネサンスの中心の人気観光都市フィレンツェでも、絶対食べておきたい郷土料理があり...

【イギリス・スコットランド】定番・こだわり・おもしろ土産7選

イギリス北部に位置するスコットランド。グレードブリテン構成国の一つですが、ロンドン含む「イングランド」とは歴史や文化が異なります。ということで、せっかくスコット...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります