サンシャインコースト内陸部にある小さな村Eumandi(ユマンディー)で、毎週水曜日と土曜日に開かれるオーストラリア最大規模の「ユマンディー・マーケット」。手作り雑貨からお土産探し、グルメなど、見て回るだけでも楽しめるこの巨大なマーケット、旅の思い出になること間違いなし!です。
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ユマンディー・マーケットについて
1979年、ユマンディーのカップルが「地元アーティストの作品と農作物を販売し、若者の雇用機会を拡大しよう!」と始めたのが、ユマンディー・オリジナルマーケットです。
その後、オリジナルマーケットの周りにいくつかのマーケットが加わり、マーケット誕生40周年を迎える2019年時点で、露店の数は600以上、訪問者も年間160万人と、オーストラリアでも最大級のマーケットになりました。
まずはオリジナルマーケットから見て回ろう
造り手の想いが伝わる品々たち
造り手の想いを伝える場として始められたオリジナルマーケット。マーケットのモットー“make it, bake it, sew it, grow it”にも見られるように、他には見られないユニークな物が見つけられますよ。
上の写真の露店に座るこの女性「この丸いマット、何だと思う?どこにでも置いて、赤ちゃんを遊ばせられるのよ。移動する時は、遊んでいたオモチャを置いたまま、こうやって畳むとショルダーバッグに早変わり。すごいでしょ?」と説明してくれました。「Made by Me」のサインも誇らしげです。
オーストラリアの先住民「アボリジナル」の伝統楽器「ディジュリドゥ」とアフリカン・ドラム。「これを使ったパフォーマンスもやってるよ!」と言うクレイグさん(立っている人)は、地元の人によると、オーストラリアではとても有名な音楽家なのだそうです。
100%リサイクルペーパーで作った立体パズル。コンパクトなので、お土産にいいかも。
こんな大型の家具も売っています。世界中に発送可能です。
各国のグルメを楽しもう
マーケットの一角には食べ物の露店が集まるエリアがあります。オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、中東、南米などなど、世界中の料理が集結しています。もちろん日本料理もありますよ。
筆者がこのマーケットに来たら必ず食べるのが、この「Salt and Pepper Calamari」。ようはイカの唐揚げなんですが、揚げ具合が絶妙で、本当に美味しいです。
こちらは「Flavours of Brasil」の看板。 ブラジルの味って何だ?と思ったら、今流行りの「アサイーボウル」などのブラジル発祥の健康デザートでした。売っているのは日本人。奥さんがブラジルの人で、サンシャインコーストが気に入り、夫婦で移住したんだそうです。多民族国家、オーストラリアらしいお店です。
いろいろな体験も!
マッサージ、ヘアサロン、占いなどの露店が集まるエリアがあったり、ミュージシャンやストリートパフォーマのパフォーマンスが見られたり、とにかく何でも楽しめるマーケットです。
- ユーマンディ・オリジナルマーケット
- オーストラリア / マーケット
- 住所:80 MEMORIAL DRIVE EUMUNDI QLD 4562地図で見る
- Web:https://www.eumundimarkets.com.au
周りのマーケットも外せない
ユマンディースクエア
道を挟んだ向かいにあるのがユマンディースクエアです。名前こそ違いますが、オリジナルマーケットと一続きになっているので、特に探さなくてもたどり着きます。手作りがモットーのオリジナルマーケットとは違い、ユマンディースクエアはお土産、衣料品、雑貨などの小さな店が集まる野外ショッピングモールなので、お土産探しにはうってつけです。
パビリオンマーケット
このパビリオンマーケットは、オリジナルマーケットの前の幹線道路を挟んだ向かい側、パブや商店の並ぶ通りにあります。ちょっとわかりにくいので、下のバナーを目印にするといいでしょう。
アメリカンコミックスや、日本のアニメアイテムを扱うオタク系のお店、古地図、古い図鑑の切り売りをするお店など、ちょっと「ツウ好み」のお店があるのが特徴です。
- ユマンディーパビリオンマーケット
- オーストラリア / マーケット
- 住所:79 Memorial Drive , Eumundi QLD Australia地図で見る