【西オーストラリア】カルバリー国立公園ループトレイルで、絶景とアウトバックの大自然を体験！

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• カルバリー国立公園
• ネイチャーズ・ウィンドウ
• カルバリー国立公園　ループトレイル
•    クリフトップ・ウォーキング
•    マーチソン川
•    川沿いの岩場
•    ブラックスワン
•    砂地の道
• 2020年6月オープンしたばかりのスカイウォーク
• この記事を書いたトラベルライターから一言

カルバリー国立公園

• 出典：goo.gl

パースから北へ580kmの場所に位置する、面積186,096ヘクタールのカルバリー国立公園。西オーストラリア州でも有数の景色を見ることができます。

ネイチャーズ・ウィンドウ

• 写真：bemnty

カルバリー国立公園での見どころのひとが、この正に自然が作り出した窓。とてつもなく長い年月をかけて、雨風を受けて岩の真ん中に穴ができたものです。窓からは雄大な峡谷を眺める事が出来ます。

峡谷が形成されている、ツムブラグーダ・サンドストーン(tumblagooda sandstone)は4億年以上前に太古の海の干潟で形成されたと推測されています。化石の跡や海の生物の化石が川沿いでたくさん発見されています。

カルバリー国立公園　ループトレイル

• 写真：bemnty

ネイチャーズ・ウィンドウから出発し、峡谷を反時計回りのループで散策できるトレイルです。全長8km、所要時間5時間となっています。夏の時期は気温が50度まで上がる事がありますので、5月から10月までの涼しい時期でのトレッキングをお勧めします。そして1人3リットルの飲料水も必要になりますので、必ず準備して下さい。

それでは順を追ってトレイル内の見どころをご紹介していきましょう。

クリフトップ・ウォーキング

• 写真：bemnty

ネイチャーズ・ウィンドウから出発して、しばらくは高い崖の上のトレイルが続きます。雄大な峡谷の景色を見ながら大自然のパワーを感じましょう。

• 写真：bemnty

西オーストラリアのグランドキャニオンと言われているのも納得の、景色が広がります。

崖の上のトレイルは、岩がゴツゴツしているので、くるぶしをサポート出来るハイカットのトレッキングシューズの着用が好ましいです。

マーチソン川

• 写真：bemnty

崖の上から下ってマーチソン川沿いのトレイルに入ります。崖を下ったところには、「トレイルはあと5km続きます。ここで引き返すのも選択のひとつです。」と書いてある看板も。このトレイルで、夏の暑い時期に熱中症での死亡者が出たようで、この後もこのような看板が出てきます。

• 写真：bemnty

この辺りの川は夏には干上がってしまいますが、冬の雨が多い時期は水かさもあり、意外に透明度も高かったです。

川沿いの岩場

• 写真：bemnty

トレイルは分岐点で矢印が示されており、迷わないように誘導してくれます。

• 写真：bemnty

長い年月をかけて堆積された地層の岩場を歩いていきます。この辺りの川沿いのトレイルは冒険心をくすぐる楽しい場所であると同時に、アドバンスコースでもあるので慎重に。

• 写真：bemnty
• 写真：bemnty

崖の上から見た景色とはまた違った景色と、臨場感アップの川沿いの道はとても刺激的です。

ブラックスワン

• 写真：bemnty

この写真では小さくて見にくいのですが、西オーストラリア州の州鳥でもあるブラックスワン(黒鳥)の群れを見る事が出来ます。ブラックスワンはパース市内の川や湖にもいますが、こんな峡谷にもいるとは驚きでした。ワイルド感がより一層アップです。

砂地の道

• 写真：bemnty

川沿いを抜けたら、今度は砂地の道が続きます。この辺りのは正にオーストラリアのアウトバックの風景です。

• 写真：bemnty

この砂地の道が意外に長く、岩場よりも体力を奪われる砂地歩きは、まるでオーストラリアの砂漠を歩いているようです。砂地を4kmほど歩くと、ネイチャーズ・ウィンドウの下辺りに出ますので、そこから岩場を登ってループトレイル終了となります。

2020年6月オープンしたばかりのスカイウォーク

• 写真：bemnty

上記でご紹介したトレイルとは別の場所になりますが、カルバリー国立公園内に、最新アトラクション「スカイウォーク」が2020年6月にオープンしました。峡谷を突き出して設置してあるため、迫力ある大自然の景色が楽しめます。先端では、空中から景色を眺めているような感覚なりますよ。

• 写真：bemnty