【オーストラリア】サンシャインコーストの田舎町「ケニルワース」

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• ケニルワース（Kenilworth)とは
• 町の様子
•    どの田舎町でも見かけるお店たち
•    キャラバンパークやコインランドリーもある
• この町だけの特別なお店たち
•    ケニルワース・デイリース（Kenilworth Dairies）
•    ビッグボス・チョコレートカンパニー（Big Boss Chocolate Co.)
•    ケニルワース・カントリーベーカリー（Kenilworth Country Bakery）

ケニルワース（Kenilworth)とは

ケニルワースは、サンシャインコーストの内陸部、ブリスベンからだと車で約2時間のところにあります。酪農を主な産業としているので、牧歌的な景色が広がるのんびりした町です。

• 出典：www.flickr.com展望台から見たケニルワース　Photo by Tatters ✾

車で行く方法はいろいろありますが、マレーニー（Maleney）やメープルトン（Mapleton)といった街を経由していくと、展望台から町の様子を見下ろすことができます。

町の様子

• 写真：Booboo56

これが町の様子を描いた地図のようなもので、真ん中が町のメインストリートとなっています。人口が600人あるかないかの町ですから、お店の数は40足らず。ちなみに病院はありませんが、VET（獣医さん）はいます。これは、酪農の町だからなんでしょうね。

• 写真：Booboo56

写真のツーリストインフォメーションでは、ケニルワースの情報だけでなく、ケニルワースから20〜30分のところにある州立公園についても聞くことができます。また、地元ハンドメイド作家の作品を集めたクラフトショップを併設しているので、ここでユニークなお土産を見つけられるかもしれません。

どの田舎町でも見かけるお店たち

• 写真：Booboo56

写真は「ケニルワースニュース（ニュースエージェント）」。新聞や雑誌を中心とした書籍類、文房具と各種宝くじ（スクラッチや、毎日行われるロトなど）を扱っています。

• 写真：Booboo56

こちらは「フレンドリー・グローサー・スーパーマーケット」。町によっては、ここに「肉屋さん」が加わりますが、ここは乳牛を中心に育てているためか、一般的な食料品を扱うのみのお店となっています。

• 写真：Booboo56

こちらのカフェは「マクジンズ・コーヒーショップ」。小さな町ではありますが、カフェはこの写真の店の他に二つ、飲食店はピザと中華料理のテイクアウトが一つずつあります。

• 写真：Booboo56

そしてどの町にも欠かせないのが「パブ」。この「ケニスワース・ホテル」はバー、ビストロ、ビアガーデンを完備したまっとうなパブです。パブなのに、何で「ホテル？」と思った人は、ここをチェックしてね。

• 写真：Booboo56
• 写真：Booboo56

なんと近年流行のクラフトビールを醸造する「マイクロブルワリー 」も持っています。クラフトビア好きの筆者も納得できるおいしいビールでした。

キャラバンパークやコインランドリーもある

• 写真：Booboo56

お店ではありませんが、どの町にもあるのが公園です。広大な敷地内にその地方の植物を中心に造られたガーデン、バーベキューの施設、遊具を配置された地元民の憩いの場です。

下の写真は公園のように見えますが、これは「キャラバンパーク」です。

• 写真：Booboo56

オーストラリアは定年後、「グレイ・ノマド（＝白髪の遊牧民）」となって、キャラバンカーで国内旅行をする人がとても多いです。

その人たちが泊まることができる「キャラバンパーク」があれば、町を訪れる人が増え、観光収益も期待できるということで、所有する「ショーグラウンド（一年に一度行われる地元の祭りのために確保されている土地）」をキャラバンパークとして提供する田舎町がたくさんあり、こちらもその一つです。

日常生活を賄うお店より、カフェなどが多いのはそういう理由なんですね。

• 写真：Booboo56キャンプやキャラバンには必要不可欠なコインランドリー。お世辞にもきれいとはいえませんね。

そんな理由で、コインランドリーもありますよ。

この町だけの特別なお店たち

ケニルワース・デイリース（Kenilworth Dairies）

キャラバンパーク以外に、この町を賑やかにしているのが、「ケニルワース・デイリース（Kenilworth Dairies）」です。

• 写真：Booboo56

デイリースというのは「乳製品」のことで、ここではこの地方から提供される牛乳を使った乳製品をつくっています。特にここのチーズはクイーンズランド州のチーズでは一番ポピュラーで、オーストラリア各地で販売されています。

• 写真：Booboo56
• 写真：Booboo56

カフェでは、コーヒーとともに、地元のミルクを使ったミルクシェーク、アイスクリーム、ムースなどのデザートや軽食の他に、この工場でつくられるチーズを何種類か味わえる「テイスティング・プレート」を提供しています。

• 写真：Booboo56

もちろん、この工場で生産された乳製品、サラミなどの食肉加工品や、サンシャインコースト各地から集めた調味料、食品など、いろいろ販売しています。

• 写真：Booboo56

乳製品以外は保存がきくものが多く、お土産にしたくなるものが目白押しです。

ビッグボス・チョコレートカンパニー（Big Boss Chocolate Co.)

• 写真：Booboo56
• 写真：Booboo56

なんだか田舎町には似つかわしくない外観のお店ですが、中に入ってびっくり！サンシャインコーストを中心としたクイーンズランド州のチョコレート職人（ショコラティエ）の作品？を集めたお店です。

• 写真：Booboo56

• 写真：Booboo56筆者のお勧めはホワイトチョコレートにベリー類を配したこれ！サンシャインコーストのマレーニーに住む夫婦がつくっているんだそうです。
• 写真：Booboo56このPoppy’sはオーストラリアで1番と言われているショコラティエの工房なんだそうです。

ここにご紹介しているのはごく一部ですが、食べるのがもったいなくなるような美しいチョコレートたちがいっぱい。どれを買おうか目移りしてしまいますよ。

ケニルワース・カントリーベーカリー（Kenilworth Country Bakery）

パン屋さんはどんな田舎町にもありますが、このパン屋さんは地元の人向けというより、観光客のお腹を満たす調理パンが多いのが特徴です。

• 写真：Booboo56
• 写真：Booboo56

• 写真：Booboo56

値段も手頃で、ボリュミーで、味もいい！と三拍子そろったパン屋さんで、昔から人気だったのですが、2019年あたりから売り出されたドーナツがソーシャルメディアでバズって以降、行列の絶えない人気店になりました。

あまりの人気に、本来パン屋さんだったところでは、ドーナツのみを販売し、パンはとなりの仮店舗で販売しています。

• 写真：Booboo56
• 写真：Booboo56

筆者はドーナツが苦手なので、写真はありませんが、お店の横の壁にあるこの絵が目印です。どんなドーナツを売っているのかは、ここでチェックしてみてください。