よその惑星に来たみたい！砂漠の不思議な奇岩群、パース・ピナクルズ

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• ピナクルズとは
• ピナクルズはどうしてできたの？
• 夕暮れ時もオススメ
• ピナクルズ周辺の観光地
•    カバシャム・ワイルドライフパーク
•    ランセリン砂丘

ピナクルズとは

• 写真：トラベルライター

ピナクルズとは、パースから北へ270キロの、広大なナンバン国立公園の中にある奇岩群のこと。パースへの観光客の70%が訪れるという、大人気のスポットです。その広さは東京ドーム23個分もあるとか。黄色い砂漠の中に立つのは、石灰岩でできた柱の数々。大きい物では高さ4mもあります。展望台から全体を見渡してみた後は、様々な形をした岩の間をゆっくりと歩いてみましょう。ここでしか見られない、自然が作り出した不思議なアートに、うっとりとしてしまいます。

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター小石で作られた車用の通路

ピナクルズの中には車用の通路もあって、普通車と4WDは徐行で走行できるようになっています。ドライブ周回ルートは約4キロ、遊歩道は1.5キロ(約45分)あります。徒歩でまわる場合は強烈な直射日光を浴びてしまうので、帽子、サングラス、日焼け止めなど、持っていると安心です。

• 右が亀、左が教会の形
• アシカの形

奇岩の形も様々なので、亀やアシカなど、色々な形に似ている岩をガイドさんが教えてくれるかもしれません。自分で、何かに似ている岩を発見してみるのも楽しそう。

ピナクルズはどうしてできたの？

• 写真：トラベルライター

なぜこのような不思議な奇岩が現れたのでしょうか。
太古の昔、ここは海でした。その後、以下のような流れで6000年前に出現したと言われています。

• 海により運ばれた貝殻が積み上がり、石灰岩を形成
• 海ではなく陸地となった後、石灰岩の表面を砂が覆い、そこに樹木が生える
• 雨水と樹木の根が石灰岩を浸食
• 樹木が姿を消し石灰岩部分が露出した結果、奇岩が出現

このように、長い長い年月を経て現在の姿になったピナクルズですが、今も雨などで浸食され続けていてその姿を変えているのです。

夕暮れ時もオススメ

• 

日中の、真っ青な空と黄色い砂のコントラストもとってもきれいですが、夕暮れ時のピナクルズもとても神秘的。赤く染まった砂漠に、岩の影が長く伸びる様子は、感動の美しさです。

ピナクルズ周辺の観光地

パースからピナクルズに行く途中にも、人気の観光スポットがあります。ピナクルズと組み合わせたツアーもあるので、パース周辺を満喫できること間違いなしです。

カバシャム・ワイルドライフパーク

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

パース中心部から車で30分ほど、コアラやカンガルー、ウォンバットなど、オーストラリアならではの動物を、自然に近い形で飼育している動物園があります。コアラを触ったり、カンガルーに餌をあげたり、可愛い動物達と触れあえます。

ランセリン砂丘

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライタースリル満点のサンドボーディング

パースから北へ車で1時間半ほどの場所に、まるで雪のように真っ白な砂が広がるランセリン砂丘があります。波打つ砂丘を縦横無尽に駆け巡る、ビッグフットと呼ばれる4WDバスに乗ってスリルを味わったり、ボードで砂を滑り降りたり、大人から子供まで楽しめます。4WDバスを楽しみたい方は、ぜひツアーにご参加ください。