オーストラリアにはさまざまな有名鉄道がありますが、みなさんご存知の機関車トーマスのモデルとなった蒸気機関車がオーストラリアにはあるのです!その名もパッフィンビリー鉄道!そしてなんと、今もその機関車に乗車することが出来るんですよ♪今回はそんな機関車トーマスのモデルとなった、パッフィンビリー鉄道をご紹介したいと思います。
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パッフィンビリー鉄道(Puffing Billy Railway)とは?
パッフィンビリー鉄道は、1900年にオーストラリアで作られた鉄道です。オーストラリアで最古の保存鉄道としても有名なため、世界中の鉄道ファンから愛されています。
一度は廃止となったこの鉄道ですが、1965年にボランティアスタッフたちの手によって復活を遂げました。今でも多くのボランティアスタッフによって運営されていることでも知られています。また、機関車トーマスのモデルとなっていることでも有名で、毎年トーマスのイベントも開かれているんですよ♪
オーストラリアの都市、メルボルンから電車でも比較的行きやすい距離にあり、日帰りでピクニックや自然を楽しむ方で賑わっています。昔ながらのレトロな列車は、窓枠が無いのでとっても開放的!大自然の中を片道1時間20分ほどかけて走り抜けます。
出発地はベルグレイブ駅
パッフィンビリー鉄道は、ベルグレイブ駅(Belgrave)というところが出発駅となっています。メルボルンの中心、フリンダースストリート駅(Flinders Street)から電車で1時間ほどでベルグレイブ駅に到着します。
電車でベルグレイブ駅に着いたら、パッフィンビリー鉄道の乗り場までは案内があるので、その通りに進めば辿り着けるので安心してくださいね。
ベルグレイブ駅周辺にはとくに何もありませんが、駅には小さなお土産屋さんがあったり、出発までの間に写真を撮って楽しむことができますので、少し早めに到着し、各々の時間をお過ごしくださいね!
席選びのポイントと車窓からの見どころ
せっかくパッフィンビリー鉄道に乗るのですから、雄大な景色を存分に楽しめる席に座りたいですよね!そこで、席を選ぶポイントとしては遠くの景色まで見え、列車の写真が撮りやすい進行方向右側に座ることです!
なおツアーに参加する方(※後述します)は乗車する車両が決まっている可能性があるため、ツアーメンバー内で譲り合って右側の席を座ることになります。
席に着いたら、いざ、出発!
列車には窓が無いので、とても開放的!外を眺めれば、そこで生活する人々の様子を見られたり、熱帯雨林が広がったりと、現実世界を忘れてしまうような体験ができるでしょう。
また、この列車でのクライマックスはなんと言っても木製のトレッスル橋です。全長85.3m、高さ12.8mあり、右にカーブしていく様子がかっこいいので、その瞬間を写真に収めようと、多くの方がシャッターチャンスを狙います。
ベルグレイブ駅を出発してからわりとすぐにその場所を通過するので、カメラの準備をお忘れなく!あっという間に過ぎてしまいますが、迫力満点です!
おすすめの下車駅はレイクサイド駅
下車駅はいくつかありますが、人気の駅はレイクサイド駅です!駅名の通り湖がある公園があり、のんびり過ごすことができます。
オーストラリア人は食材を持ってきてBBQを楽しんだり、湖の周りでピクニックをして過ごしています。駅前にはお店もありますが、小さいので物足りない可能性もあります。もし時間に余裕があれば、ローカルの人たちのようにピクニックを楽しんでみてくださいね♪
- レイクサイド駅(オーストラリア)
- オーストラリア / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Lakeside Station,Puffing billy railway地図で見る