福岡のおすすめうどんチェーン店10選

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• うどんは福岡のソウルフード
• 【1】ウエスト
• 【2】資（すけ）さんうどん
• 【3】うちだ屋
• 【4】牧（まき）のうどん
• 【5】肉肉うどん
• 【6】小麦冶（こむぎや）
• 【7】人力うどん
• 【8】大地のうどん
• 【9】能古（のこ）うどん
• 【10】因幡うどん
• おわりに

【4】牧（まき）のうどん

• 写真：れいちゃんごぼう天うどん（牧のうどん）

釜揚げ牧のうどんは、1973年に福岡県糸島市で創業されました。1号店の場所の地名が「牧」だったということで、それがお店の名前になりました。2020年5月現在、福岡・佐賀を中心に18店舗を展開しています。

特徴的なのが、うどんと一緒についてくるスープの入った小さなヤカン。食べているうちに、麺がスープをすって少なくなってくるので、つぎ足しながら食べていきます。麺がスープをどんどん吸っていくので、食べても食べてもなくならないうどんと言われます。

麺の硬さも選ぶことができ、「硬（かた）めん」「中めん」「軟（やわ）めん」の中から選びますが、「食べても食べてもなくならない」を実感するなら「軟めん」がおススメ。もっちりとした、うどんのようなうどんじゃないような食感がクセになります。

メニューは、かけうどん（330円・税込）、ごぼう天うどん（430円・税込）、緑の天ぷらうどん（430円・税込）など。いろいろなトッピングも楽しめます。

• 写真：れいちゃん

【5】肉肉うどん

北九州の小倉で食べられていた味が、博多で進化したという肉肉うどん。創業は2011年で、2020年5月現在、15店舗（福岡8、熊本3、大分1、佐賀1、長崎1、鹿児島1）を展開しています。

コクのある黒いスープに、角切りの肉、たっぷりの生姜がのっかっています。麺は、コシのある太目の麺。定番の博多うどんとは一味違う、インパクトのあるうどんです。

定番は、肉肉うどん（690円・税込）。100円で麺の替え玉ができるほか、生姜の量も好みに応じて選ぶことができます。

【6】小麦冶（こむぎや）

• 写真：れいちゃん

釜揚げうどん小麦冶は、昭和食品工業株式会社が展開するチェーン店です。会社は1969年創業、小麦冶は2002年にスタートしました。2020年5月現在、福岡県内に12の店舗があります。また、同じ系列のチェーン店として、うどん「黒田藩」やラーメン店などもあります。

九州産の小麦を使った、博多うどん定番のやわらかくてもちもちの麺。出汁はあっさりした味です。そして、びっくりするほどのコスパの良さ。かけうどん（180円・税別）、丸天うどん（270円・税別）、ごぼう天（310円・税別）という価格帯で、手軽にうどんが食べられるお店です。

【7】人力うどん

• 写真：れいちゃん釜揚げうどん（人力うどん）

1905年創業、100年以上歴史をもつ福山製麺所（佐賀県鳥栖市）。その福山製麺所で作った、出来立てのうどんが食べられるお店が、人力うどんです。1986年に福岡県久留米市で「手延うどん人力屋・聖マリア前店」が1号店としてスタート。2020年5月現在は、福岡・佐賀で12店舗を展開しています。

福山製麺所のうどんは、2種類あります。1つは、福岡県産の小麦粉を使い、職人が引っ張ったり延ばしたりを繰り返しながら作るという、希少な製法で作られる「手延べうどん」。もう1つは、熟成させた生地を何度もこね合わせ、薄く広げて包丁で切る「手打ちうどん」。どちらも、味わいのあるうどんです。

手延べうどんは、人力屋聖マリア前店と人力屋国分店で食べることができます。人力屋聖マリア前店のメニューは、かけうどん（270円・税込）、ごぼう天うどん（410円・税込）など。店舗によって、多少メニューが異なります。

【8】大地のうどん

• 写真：れいちゃんごぼう天うどん（大地のうどん）

大地のうどんは、2005年に福岡市西区でスタート、2020年5月現在は10店舗（福岡9、東京1）を展開しています。

大地のうどんは、豊前裏打会に加盟するうどん店です。豊前裏打会は、北九州市小倉南区にあるうどん店、津田屋官兵衛の麺を通じて出会い、修行を受けて許可をもらったお店だけが加盟店となっています。

特徴的なのが、独自の配合で作り上げた麺。博多うどんとも、讃岐うどんとも違い、透明感のある、のどごしのいいつるっとした麺になっています。

大地のうどんの一番の人気メニューは、ごぼう天うどん（500円・税込）。丼からはみ出すほどのボリュームのごぼう天に、びっくりします！

• 写真：れいちゃん野菜天ぶっかけうどん（大地のうどん）

野菜天ぶっかけうどん（680円税込）も、ものすごいボリューム。

ゆでたての麺、揚げたての天ぷらで、一番おいしい状態で提供することにこだわっているお店です。

• 写真：れいちゃん梅ぶっかけうどん（大地のうどん）

【9】能古（のこ）うどん

能古うどんは、1999年に福岡市城南区でスタート。福岡市内を中心に、2020年5月現在9店舗を展開しています。

やわらかい博多うどんとは対照的に、古式切り麦製法という独自の製法で作られた、細くてコシのある麺が特徴です。ゆでた麺を、流水で洗って氷水で絞めるので、冷やしうどんやぶっかけうどんで食べる方が、このうどんのおいしさを実感することができます。

氷水を張ったたらいに入った「たらいうどん」（400円・税込）や、おろしぶっかけうどん（500円・税込）などがおススメ。

【10】因幡うどん

• 出典：www.flickr.comPhoto by Youhei Nitta,丸天うどん

因幡うどんは、1951年に福岡市の天神で創業、70年近くの歴史を持つ老舗うどん店です。2020年5月現在、福岡市内に8店舗を展開しています。

創業時から受け継いでいるスープは、昆布・いりこの天然出汁のやさしい味。そして、やわらかくてもっちりとした麺。博多うどんの伝統的な味と製法を守り続けているお店です。全て自社工場で作っており、麺は、機械だけでなく必ず足踏みの工程を入れることで、もっちりとした弾力性のある麺に仕上げでいるそうです。

また麺は、ゆでたてではなく、適度な時間ゆで置きしています。これは、もともと博多は商人の街であり、麺をゆで置きしておけばいつでもすぐに食べられるという理由もあったからですが、ゆで置きすることで麺がスープにマッチして食べやすいうどんとなっています。

メニューは、ごぼう天うどん（500円・税込）、丸天うどん（480円・税込）、えび天うどん（500円・税込）など。かしわ飯にぎり（110円・税込）もおススメ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は店舗数の多いチェーン店に絞って紹介しましたが、福岡にはこの他にもたくさんの美味しいうどん屋さんがあります。福岡へ来られた際には、ぜひ、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね！