日本人にとって、最も手軽に行きやすい海外の一つが「香港」。しかし、2019年現在、激しいデモが行われ、外務省でもレベル1の危険情報が発令されています。この記事では、2019年12月頭に香港を訪れた筆者夫婦が、ありのままに感じた香港の様子や、観光の注意点などを紹介していきます。
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まずはじめに
この記事は、2019年12月頭に2泊3日で香港を訪れた筆者夫婦の体験ベースで執筆した記事です。香港への渡航を推奨する目的ではありません。最終的な香港への渡航に関しては、外務省 海外安全ホームページを必ず確認し、ご自身で判断するよう宜しくお願い致します。
①デモ中の香港空港
筆者が香港空港に到着したのは、平日の午前中でしたが、それを抜きにしてもずいぶんと人が少ないように感じました。一緒の飛行機に同乗した方に関しては、日本人の割合よりも、中国・香港の方の割合が多く、やはり日本人の香港渡航が少なくなっている印象です。
ただ、空港内の「デモの怖さ」に関しては、一切感じませんでした。どのお店に関しても通常の営業を行っており、写真のマクドナルドに関しては、ご覧の通り大盛況。
逆に香港から出国する際は、香港空港に入る際に、警備隊のチェックがありました。ここでは、パスポートと、搭乗する便の情報を提示します。スマホのメールに飛行機の予約表がある場合は、それを見せればOKです。
こうして、空港内の入場に制限がしっかりとかけられているため、香港空港内の安全はしっかりと保たれているのではないかと感じました。
- 香港国際空港
- 香港 / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Hong Kong International Airport,1 Sky Plaza Rd, Chek Lap Kok地図で見る
- Web:https://www.hongkongairport.com/
②デモ中の香港市内
香港市内に関しても、日中問わず、特にデモの怖さは感じませんでした。ほとんどのお店が朝から夜まで開いています。
しかし、街中にはデモの爪痕がしっかりと感じられました。香港市内「旺角(モンコック)駅」の近くの信号機に関しては、上下がねじれてしまっているものがありました。
こちらの信号機は、一部が破壊されてしまっていました。
余談ですが、筆者は、香港駐在中の友人と香港旅行中に会いました。その友人の話によると、「平日は基本デモをやっておらず、土日に行われることが多い。もしデモがやっていたとしても、その場所に近づかないことが一番大事で、とりわけ危険は感じず生活できている」と話しておりました。
③香港のタクシー・地下鉄
香港は、地下鉄が発達しており、比較的安価なので、移動手段にはもってこい。こちらも、通常運転を行っており、怖さや不便さを感じることはありません。
タクシーやUBERに関しても、どちらも利用しましたが、たくさん走っており利用に際して、大きな問題等は無いようです。
ただし、こちらは旺角駅の、改札と券売機なのですが、一部が使用不可になっておりました。これも先ほどの駐在員の友人曰はく、デモで壊されてしまったものだそうです。