東京駅から歩いてたったの5分!旅行者も訪れやすい場所にある、レトロな赤れんがの建物のなかに、Cafe1894があります。美術館のミュージアムカフェという位置づけですが、カフェのみの利用ももちろんOK。うっとりしてしまうクラシックな空間でいただく食事やデザートは格別です。平日でも多くのお客さんが訪れる人気のカフェですので、時間帯によっては待つこと必至!それでは早速、Cafe1894の魅力をお伝えしていきましょう。
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三菱一号館美術館のミュージアムカフェ
2010年(平成22年)、東京駅から歩いて5分ほどの場所に三菱一号館美術館がオープンしました。レトロな赤れんがの建物は、三菱が1894年(明治27年)に建てた「三菱一号館」を復元したもの。Cafe1894は、三菱一号館美術館のミュージアムカフェとして同施設内につくられました。復元に際しては明治期の設計図や解体寺の実測図の精査、各種文献、写真などをもとに詳細に調査を実施。保存されていた部材の一部を再利用したほか、建築技術まで忠実に再現しました。
Cafe1894は旧銀行営業室
Cafe1894があるのは、かつて銀行の営業室として使用されていた場所。忠実に再現された店内はとってもクラッシックで、高さのある天井が開放感があります。ドラマやファッション誌の撮影で利用されるのも納得の雰囲気のある店内ですね。店内には銀行の窓口も残されており、当時の銀行はどんな様子だったのだろう?とはるか遠い昔の明治期に、思わず思いを馳せてしまいます。
このようにとても雰囲気のあるカフェですから、美術館での絵画鑑賞のあとに訪れたなら、さらに優雅な気分に浸ることができますね。ミュージアムカフェと言っても、カフェだけの入口もちゃんとあるので、カフェだけの利用ももちろんOK。平日のランチタイムでも待つ人もいるぐらい、多くのお客さんが訪れます。待つのが苦手だと言う方は、早めに訪れることをおすすめします。もしくは18時以降なら予約ができますので、夜に予約をして訪れてみてはいかがでしょうか。
Cafe1894 ガーデンプレートランチ
11時から14時までのランチタイムでは、ナポリタンやハヤシライスなどもいただけますが、一番のおすすめは「Cafe1894 ガーデンプレートランチ」です。お値段は1,500円(2016年6月現在)。Cafe1894のクラシックな雰囲気でいただく、優雅なランチタイプにぴったりの華やかなプレートです。
プレートの内容はこのようになっています。(その時々で変ります)
☆生ハムとクリームチーズのサンドイッチ
☆モネのグリーンサラダ
☆パテドカンパーニュ レーズン豆添え
☆帆立貝とマッシュルームのグラタン
☆自家製スコーンとベリージャム
どれも本格的なレストランの味わいで、けっして空間に劣ることのない満足のいくお食事です。
「Cafe1894 ガーデンプレートランチ」はハーブティーがつきます。コーヒーでも紅茶でもなくハーブティーというあたりが、”ガーデン”っぽくかつさらに優雅な気分を演出してくれますね。
そのほかにはデザートやドリンク、ディナーとメニューがあります。美術館に訪れた方にはとくに、「展覧会タイアップメニュー」がおすすめ。観賞後の余韻にひたりながら、タイアップされた特別なランチやデザートをゆっくりと味わうひととき、いかがでしょうか?