蔵王のふもとに「温泉山荘だいこんの花」という、落ち着いた雰囲気の大人の隠れ宿があります。自然の中にある貸切風呂、自家栽培の野菜でつくる「高原摘み取り八菜(やさい)料理」、野生動物との出会いなど、大切な人といきたい素敵な宿を紹介します。
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森林に囲まれた18の客室
18室ある客室は、すべて離れになっており、長い渡り廊下でつながっています。森林に囲まれているので空気が澄んでいて、心が安らぎます。
室内は木のぬくもりを感じる空間で、吹き抜けになっており、広々としています。露天風呂がついている部屋もあり、源泉かけ流しの温泉を滞在中いつでも楽しむことができます。
- 出典:www.ichinobo.com離れの部屋「水まり」。
大きい窓は景色をさえぎらず楽しむことができます。両開きの窓を開けると解放感があり、森のマイナスイオンを感じられます。部屋には、冷蔵庫やシャワーも完備してあります。
自然派コスメのアメニティーも女性にはうれしいサービスです。
化粧品いらずの源泉かけ流し
- 出典:www.ichinobo.com貸切露天風呂「通り雨」。
- 出典:www.ichinobo.com貸切露天風呂「雪待ち」。
- 出典:www.ichinobo.comライトアップされた貸切露天風呂「雪待ち」。
4つある貸切風呂は予約制ではなく、空いていれば入ることができます。貸切風呂はすべて露天で、うち2つは川沿いにあり、温泉に浸かりながら、川のせせらぎを楽しめます。
夜はライトアップされるので、昼間とは違った雰囲気を楽しむことができます。
温泉は透明でトロトロしていて、肌にも優しく、化粧水いらずの温泉です。大浴場は男女1つずつあり、内湯と露天があります。女性風呂には香りのいいシャンプーがあり、売店でも購入することができます。
旬の野菜が主役!高原摘み取り八菜(やさい)料理
お食事は、自家栽培の野菜や地元野菜を中心にした、野菜がメインの「高原摘み取り八菜(やさい)料理」です。旬な野菜をたっぷり使った料理を楽しめます。月替わりのメニューなので、季節を変えて行くのも楽しいです。
通常メニューのほかに、追加メニューをお願いすることもできます。当日オーダーもできますので、試してみては?
食後には、母屋にてお酒のサービスがあります。まったり過ごす夜にはうれしいサービスですね。
朝採れ野菜をふんだんに使った朝食
- 写真:mina.k
- 出典:www.ichinobo.com
朝食はスープとサラダのみバイキング形式です。夕食同様、みずみずしい野菜を朝からたくさん食べられます。人気の一杯は、自家製トマトジュース!青臭さがなく濃厚で、ジュースと言うよりは冷製スープのよう。トマトジュースが苦手な方へもオススメ!
トマトジュースは、朝食前の時間帯でもドリンクサービスを提供している多目的休憩スペース「小とりサロン」で提供されていますので、朝風呂のあとに喉の渇きを癒してから、朝食をいただくことも可能です。
充実した館内サービスと施設でのおすすめの過ごし方
- 出典:www.ichinobo.com温かみのある母屋。
母屋は天井が高く開放感があり、温かみのある雰囲気が旅の疲れを忘れさせてくれます。母屋には売店もあり、可愛らしいコインやアメニティー、小物雑貨などを購入することができ、お土産にオススメです。その他、絵本や写真集など楽しむことができる図書スペースもあります。
野生動物と出会える多目的休憩スペース
小とりサロンでは、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーター等、ドリンクのサービスがあり、お風呂上りに雑誌を読んだりしながら、ゆっくりするのにもオススメです。
- 出典:www.ichinobo.com夜食サービス。
夜食も提供され、夕食で満たされたおなかでも香りに誘われて、ちょこっと、つまみたくなってしまうかも。
窓の外には、野生動物もお食事ができるようエサ場が設けてあり、野生のリスや小鳥たちのお食事シーンも見ることができます。
館内のリラクゼーション
館内には「どんぐりコテージ」という施設があり、香りのよい溶岩浴(無料)やアロマエステ(有料)を楽しむことができます。
宮城蔵王の満天星空を眺めよう
晴れている夜は懐中電灯を手に、星見台へ。都会では見ることができない、多くの星を見ることができます。満天の星はロマンチックな時間を演出してくれます。
四季を感じる朝の散策
朝は敷地内にある小道を散策してみてはいかがでしょうか?森林の中の散策は、マイナスイオンを思いっきり浴びることができます。
「だいこんの花」までの行き方
アクセスは、車で行く場合、東京方面からは東北自動車・白石ICより約20分、仙台方面からは東北自動車・村田ICより約20分です。冬の時期は雪道になることもあるので、注意が必要です。JR仙台駅からの送迎プランもあるようなので、新幹線などの場合には利用してみてはいかがでしょうか?
最後に
宿の名前「だいこんの花」の由来は、だいこんの花が咲くくらい、時間を忘れてゆっくりしてほしいという理由で「だいこんの花」とつけたそうです。
由来の通り、「だいこんの花」では、時間を忘れてゆっくりと過ごすことができます。宿を訪れてから、帰りのお見送りまで、最高のおもてなしを受けられるとおもいます。大切な人と訪れてみては?
- 温泉山荘 だいこんの花
- 蔵王・白石
- 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉北山21-7地図で見る
- Web:https://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/