小樽市
小樽市観光
ロマンチックで異国情緒溢れる運河の街

【北海道・小樽】泊まって楽しむ雪あかりの路!タイプ別おすすめホテル3選

取材・写真・文:

北海道在住
訪問エリア:47都道府県

2021年6月10日更新

1,393view

お気に入り

多くの観光客が国内外から訪れる「小樽雪あかりの路」。毎年バレンタイン時期に開催されることもあり、キャンドルが街中に灯される時間ともなればとてもロマンチックな雰囲気に包まれます。まだ訪れたことがない人も、何度も訪れたことがある人も、せっかくなので小樽に一泊してイベントを満喫してみませんか?会場まで歩いて行ける小樽の代表的な3つのホテルをタイプ別に詳しく紹介するので、宿選びの参考にしてみてください!

この記事の目次表示

「小樽雪あかりの路」を知っていますか?

今や冬の風物詩として北海道を代表するイベントにまで成長した小樽雪あかりの路(みち)。名前に「路」という文字が使われているとおり、もともとは旧手宮(てみや)線という名の廃線跡地にキャンドルを灯したり、小樽運河にガラスの浮き玉を浮かべて観光客を出迎えるなど、観光客の足下を照らすほのぼのとしたイベントでした。

回を重ねるごとにそのおもてなしの心は市内全域へと広まっていき、商店街や天狗山、朝里川温泉など街中が会場となっていきました。大きなステージや巨大な雪像などがある、いわゆる「雪祭り」とは一線を画す、小樽ならではのイベントです。

このイベントに欠かせないのがボランティアの存在。街を彩る雪のオブジェや氷のキャンドルなどは、すべてがボランティアによる手作りです。また、手持ちのデジカメやスマートホンで記念撮影をしてくれたり、体が温まるようにと配られる焼き餅の振る舞いなども無料で行ってくれています。

そんな幻想的で素敵なイベントを夕暮れ時から訪れて終電の時間を気にしたり、高速道路の混雑を気にして早めに帰ってしまうのはもったいない!小樽市内に一泊してゆっくり楽しみたいという方のために、代表的なホテルを3つのタイプに分けてご紹介します。

2020年の「小樽雪あかりの路」は、2月9日(日)から2月16日(日)の開催です。

①運河近くのホテルでとことんイベントを満喫したいなら!

  • 荷物がたくさんあるのでとにかくまずはチェックインしたい
  • 昼の運河も夜の運河もとことん満喫したい
  • せっかく泊まるなら温泉でゆっくりしたい
  • 小さな子供がいるのでゆっくり寛げる和室がいい
  • 女性同士で行くのでエステもしたい
  • 翌日のチェックアウト後も運河周辺の観光スポットを散策したい

こんな方にオススメするのは…

運河の宿 おたる ふる川

  • 運河側ツインルームには幅120cmの大きめベッドが2台

「運河の宿 おたる ふる川」は、その名のとおり小樽運河と向き合うように建っているハイクラスの宿です。料金設定は高めですが、部屋によっては窓から運河を眺めることも。檜風呂付客室や温泉付客室など、贅沢なお部屋も用意されています。

客室は洋室だけではなく広々とした和室も。小さいお子様のいる家族連れもゆっくり寛ぐことができます。全体的にレトロでノスタルジックな雰囲気漂う内装も素敵です。

  • 壱の湯 露天風呂

温泉大浴場は、蔵を思わせる「壱の湯」の内風呂・露天風呂、檜造り「弐の湯」の内風呂・露天風呂のほか、予約制の貸切温泉もあるので、カップルや夫婦でのんびりと寛ぐことができます。壱の湯・弐の湯は朝晩で男女入替制となっています。

  • 夕食一例

気になる食事は小樽近郊の食材をふんだんに使用した豪華なオリジナル料理。朝夕とも2Fにある食事処でいただきます。椅子席のほか小上がりもあり、椅子席の一部は運河の方を向いているので、部屋の向きがシティービューだった方でも運河を眺めることができます。

朝食は和洋バイキングになりますが、目の前で焼く「焼きたてパン」が大人気。パンが焼ける甘い香りがたまりません!

「運河の宿 おたる ふる川」では冬期間、無料ポーターサービスを行っています。JR小樽駅まで荷物をピックアップしに行ってくれるサービスです。宿に到着時刻を伝えておけば荷物だけをホテルまで運んでくれるので、着いてすぐにイベント会場へ足を運ぶことができます。

運河の真向かいなので、昼の運河を見て少し部屋で温まってからもう一度夜のライトアップを見に行くなど、観光スタイルも自由自在。温泉やエステを楽しみながら一泊した翌日のチェックアウト後も、車は14時まで、スーツケースなどの荷物は何時まででも預かってくれるので、身軽に観光スポットへ足を運ぶことができます。

これだけ充実したサービスが揃っているので、予約をとるのが難しいのが難点。3ヶ月以上前からの予約を検討するか、直前のキャンセル待ちをするか、もしくは「小樽雪あかりの路」が始まる前のライトアップイベント小樽ゆき物語〈2018年11月1日(木)〜2019年2月17日(日)〉でも美しい運河のライトアップが楽しめるので、そちらに焦点を当てると良いでしょう。

  • 小樽ゆき物語

ちなみにこちらの宿は夏もオススメです!運河周辺を散策する際に利用できる色とりどりの浴衣や自転車のレンタルサービスを行っています(有料)。詳しくはHPでご確認ください。

時間:チェックイン15:00、チェックアウト12:00
客室:全38室
駐車場:有(500円/日)
運河の宿 おたる ふる川
小樽市 / ホテル
4.6 (326件の口コミ)
料金(目安):13,250円〜71,936円
宿泊時間:15:00〜12:00
住所:北海道小樽市色内1-2-15地図で見る
電話:0134-29-2345
Web:https://www.otaru-furukawa.com/

次のページを読む

小樽市の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...


【2023年版】旅行者が行った日本国内の人気観光スポットランキングTOP48!

2023年にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の人気観光スポットランキング【202...

【北海道】夏のおすすめ観光スポット32選!夏の絶景に出会える観光地特集

夏の人気観光地・北海道。知床五湖や釧路湿原、洞爺湖など雄大な絶景を見られる観光スポットから、ラベンダーやひまわりなどお花畑スポットまで、夏の絶景に出会える北海道...

全国のおすすめ鉄道博物館・資料館24選!

歴代の東海道新幹線など39両の実物車両を展示する「リニア・鉄道館」や、充実の展示内容で1日遊べる「鉄道博物館」、運転シュミレータが人気の「京都鉄道博物館」など、...

40代の夫婦旅行に!国内のおすすめ旅行先12選

情緒ある八幡堀の風景が楽しめる「近江八幡」や、幻想的な世界が広がる「大谷資料館」、街並みも買い物もグルメも魅力的な「小樽」など、40代のご夫婦での旅行におすすめ...

この記事を書いたトラベルライター

毎日が旅の途中。写真と言葉とデザインと。
旅行情報誌の編集者(エディター)を皮切りに、コピーライター、ディレクター、デザイナーなどのカタカナ職種を歴任。旅行や観光とは切っても切れない関係で、カメラマンの夫とともに年間100泊近い出張&プライベート旅行をしながら、旅するように暮らしています。

撮影のための年間総走行距離は7〜10万km。年間総撮影枚数もおそらくそれくらい。SAFARI Graphicsの屋号でふたりで活動しております。SAFARIのクレジットが入っている写真はおもに主人が撮影したものですが、月夜野が撮影したものやディレクションのみ月夜野というものもあります。

取材やロケも含め、実体験に基づいた旅レポをどんどんお伝えしていきたいと思います。
撮影・旅レポ・食レポ・泊レポなどお仕事のご依頼もお待ちしています!
https://www.youtube.com/channel/UCqVpkCVUMwSNW2XQZbSrAhQ?view_as=subscriber

【総力取材】これぞ北海道!!大自然が感じられる道東の絶景スポット18選

世界自然遺産である知床をはじめ、多くの大自然を有する道東エリア。ダイナミックで雄大で、これぞ北海道!という絶景がいくつも広がっています。流氷や丹頂鶴、天然記念物...


札幌から2時間以内!一度は行きたいおしゃれな絶景カフェ8選

絶景の宝庫である北海道。ゆっくりとスイーツやティータイムを味わいながら絶景も眺められたら最高ですよね!この記事では札幌から車で片道2時間以内、わざわざ行く価値の...


【札幌すすきの】芸能人も通うこだわりジンギスカン7選!

北海道は美味しいもの、食べたいものがいっぱいあって困っちゃう、なかでもジンギスカンは絶対食べたいんだけどどこがオススメですか?道外の方からそんなふうに聞かれるこ...

青い池と一緒に回りたい♡美瑛周辺の寄り道スポット16選!

今や世界中から観光客が訪れるようになった北海道美瑛町の青い池。せっかく美瑛まで足を運ぶのなら、ゆっくりと周辺を散策してみませんか?ラベンダーの時期に関係なく青い...

富良野だけじゃない!? 札幌で楽しむラベンダー畑6選!

夏の北海道の風物詩といえばやっぱりラベンダーですが、富良野に行かないと見られないと思っていませんか?実は北海道で最初にラベンダーが栽培されたのは札幌市なのです!...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります