写真:ゆきたか滋賀県にある「ブルーメの丘」は、大人から子どもまで楽しめる農業公園です。アスレチックなどのアトラクションで遊んだり、グルメを味わったりと、思い思いに過ごせます。動物とのふれあいや水遊びなど、子ども向きの施設も充実しています。
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日野町にある滋賀農業公園ブルーメの丘
ブルーメの丘は、滋賀県日野町にある農業公園です。広い敷地には、季節ごとに花が観賞できるお花畑や、動物と触れ合える施設、レストランや売店まで揃っています。
園内を周遊する乗り物、スリルのあるアトラクションのほか、暑い時期に水遊びができるせせらぎもあり、大人から子どもまで楽しめるスポットとなっています。
季節の花を観賞しよう
園内で、季節の花を観賞しましょう。ブルーメの丘では、春のチューリップ、夏のひまわり、秋のコスモス、冬のパンジー・ビオラなど、四季折々の花が見られます。
一年を通して花が楽しめますが、特に人気があるのが春のチューリップです。毎年4月中旬から5月上旬頃、10万本ものチューリップが咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。
筆者が訪れた秋には、ひまわりとコスモスが咲いていました。秋のひまわりは、花はやや小さめですが、鮮やかな黄色い花がたくさん咲くと、見ごたえがあります。写真撮影をする家族連れの姿も見られます。
華やかなピンクが美しいコスモスも多数咲き、その数は100万本とも言われています。自然が多いエリアにあるので、写真もきれいに撮れそうですね。
園内でグルメを味わおう
園内には、いくつかのレストラン、カフェがあります。バイキングが楽しめるお店から、ハンバーガーやピザがテイクアウトできるカフェ、近江牛レストランまであるので、好みで選んでみてください。
農村レストラン・焼肉食べ放題
お腹いっぱい食べたい、値段を気にせず味わいたいという方には、バイキングが良いでしょう。入場ゲートから少し進んだところに、お店が二つ並んでいます。
農村レストランでは、野菜が中心の料理を、バイキング形式で味わうことができます。地元滋賀の食材を使ったおばんざい、旬のサラダ、デザートなどが多数並びます。季節ごとにメニューが変わり、冬には体が温まる鍋料理もいただけます。料金は、大人2,200円、子ども1,200円、3~6歳700円となっています。
もう一つは、焼肉が味わえるお店です。こちらでは、新鮮なお肉や地元野菜が、食べ放題となっています。制限時間は90分と長く、カレーバー、ドリンクバーもセットとなっているので、ゆっくりと食事が楽しめるでしょう。料金は変動制ですが、通常営業日は、大人2,700円、小学生以上1,500円、3~6歳は800円となっています。
まちカフェ
まちカフェは、ソフトクリームやピザなどを販売するファストフード店です。ソフトクリーム(各400円)やピザ(各種900円)、パスタ(各種850円)など、価格もお手頃です。テイクアウトで気軽に食事を楽しみたい方におすすめです。
アルプスカフェ
筆者が訪れた日は、レストランが混雑していたため、テイクアウト専門の「アルプスカフェ」で昼食をとりました。こちらでは、ハンバーガーやドリンク、ソフトクリームなどの軽食を販売しています。
ハンバーガー(1,000円)は、ポテトとセットになっています。ハンバーガーチェーンのものより少し大きめのパンズで、中のパテも厚みがあり、ボリュームが感じられます。トマトも入っており、価格の割に満足できるものでした。ドリンクは、コーヒー、ジュースなどが200円程度から用意されてるので、必要な方は購入すると良いでしょう。
こちらは、近江牛コロッケ(300円)です。サクッと揚がったコロッケは、ジャガイモのホクホク感が感じられます。また、少し入っている近江牛のミンチにより、香ばしさが感じられます。ちょっとお腹がすいたときに、食べてみてはいかがでしょうか。
その他、滋賀県のブランド牛「近江牛」が味わえるレストラン「まきば」もあります。混雑状況や好みによって選んでみてくださいね。
アトラクションや動物とのふれあいを楽しもう
アルプスジム
園内にはさまざまなアトラクションがあります。スリルを味わいたいという方には、巨大アスレチック「アルプスジム」はいかがでしょうか。高さ17メートルの施設で安全器具を装着して、それぞれが自由にアトラクション・クライミングを楽しめます。小さなお子さんが気軽に遊べる「キッズコース」も用意されていますよ。
チューチュートレイン
園内の景観を楽しみたいという方には、チューチュートレインが良いでしょう。ゆっくりと走る蒸気機関車風の乗り物で、お花畑の周辺をまわってくれます。広い園内を楽に移動できるのが良いですね。料金は、半周300円、1周500円です。
せせらぎ小川・じゃぶじゃぶ池
暑さを感じる季節には、水遊びも楽しそうです。緩やかな傾斜のある場所に水が流れている「せせらぎ小川」は、水深が5~30センチと浅いので、安全に水遊びができるでしょう。初夏から秋にかけては、面積700平米の「じゃぶじゃぶ池」もオープンするので、思う存分楽しめます。
どうぶつエリア
ブルーメの丘には、多くの動物が飼育されています。その数は、13種、137頭にもなるそうです。動物園で見られる大きな動物から、モルモットやウサギといった小動物まで見られますよ。
ヤギや羊といった動物は、多くの人の人気を集めています。くつろいだり、えさを食べる様子を見るのは、癒されるものです。12月~2月の土・日・祝日には、ヤギ、ヒツジとの触れ合いやエサやりも体験できるそうです。
大きな馬も見ることができます。見ているだけでは退屈してしまうお子さんには、ポニーの乗馬体験をさせてみてはいかがでしょうか。土曜日・日曜日と祝日の13時から14時に行われており、小さなお子さんはまたがって写真を撮ることもできるそうです。
小さなお子さんや、小動物がお好きな方には、「みにまるランド」に入ってみてください。こちらでは、モルモットやうさぎがおり、ふれあい体験(無料)やえさやり(200円)もできます。
なお、連休や行楽シーズンなどの混雑時は、整理券が配られます。筆者が訪れた際は、整理券の配布が終了しており、中に入ることができませんでした。モルモットとのふれあいをぜひ体験したいという方は、早い時間に到着するか、空いている日に訪れてみてください。
売店でお土産を購入しよう
たくさん遊んだら、お土産を購入しましょう。園内にはいくつかの売店があり、ブルーメの丘オリジナルの商品のほか、滋賀のお土産、地元の農産物も購入できます。
ソーセージと乳製品のお店
「ソーセージと乳製品のお店」では、自家製のソーセージ、ヨーグルトなどの乳製品が販売されています。飲むヨーグルトや自家製アイスクリームのほか、野菜や果物のジャム、調味料なども揃っているので、じっくりと見てみてください。クラフトビールも取り扱っています。
時計台の売店
入口ゲートから近い「時計台の売店」でも、お土産を購入することができます。手頃な価格の洋菓子などが多いので、いくつか買って帰って配りたい方にも良いでしょう。かわいらしい動物のマスコットもあるので、立ち寄ってみてください。
ゲートショップ
入口ゲートのすぐ横にあるお土産ショップです。地酒やパン、地元の野菜などが販売されています。ゲートの外にあるので、園内でお土産が買えなかったときや、入園せず、お土産だけ購入したい場合に便利です。
ゲートショップの前には、小さなカフェが出店していることもあります。出発までの時間に、コーヒーなどを飲んでひと息つくのも良いでしょう。
アクセス
公共交通機関で
近江鉄道本線「日野」駅下車、近江バス「北畑口」行きに乗車し、「幅野町」バス停下車、徒歩約10分
または、JR琵琶湖線「近江八幡」駅下車、南口より近江バス「北畑口」行きに乗車し、「幅野町」下車、徒歩約10分
車で
名神高速道路「八日市」インターより、国道307号、477号を経て約20分
新名神高速道路「甲賀土山」インターより、国道1号、307号、477号を経て、約25分
おわりに
滋賀農業公園「ブルーメの丘」は、いかがでしたか。天気がよければ園内でのんびりと過ごせるので、休日のおでかけに適しているでしょう。大都市からやや距離があり、公共交通でのアクセスも便利とは言えませんが、その分自然が多く、ちょっとした旅行気分も味わるので、訪れてみてください。

- 滋賀農業公園ブルーメの丘
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- 住所:滋賀県蒲生郡日野町西大路843地図で見る
- 電話:0748-52-2611
- Web:http://www.blumenooka.jp/














































