写真:ゆきたか日本最大の面積を誇る琵琶湖のある滋賀県には、さまざまな名物グルメがあります。ブランド牛や魚の加工品のほか、地元で愛されているご当地グルメを味わうと、旅の気分が満喫できます。お土産に適した菓子なども紹介します。
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【1】近江牛
近江牛(おうみぎゅう)は、三重県の松阪牛、兵庫県の神戸牛とともに、日本三大ブランド牛と言われれています。きめ細やかな肉質が特徴で、適度に脂が乗っていながら、くどくない味わいが人気です。
旅館の夕食やレストランでは、ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなどで味わえます。希少なブランド牛のため、ディナーやコース料理では1万円以上するお店もありますが、ランチでは、3,000円程度から用意されているので、気軽に極上の風味を味わうことができます。
【2】湖魚のつくだ煮
日本最大の淡水湖である琵琶湖では、さまざまな魚類が生息しています。そこで獲れた小あゆ、ホンモロコ、ゴリ(うろり)といった魚は、つくだ煮などに加工されます。
醤油や水あめによって甘辛く炊かれたつくだ煮は、かりっとした食感とほろ苦さがあり、美味しくいただけます。おかずとして味わったり、お酒を飲む際に楽しむのも良いでしょう。
湖魚のつくだ煮は、旅館の朝食や飲食店で味わえるほか、道の駅や売店などでパック詰めされたお土産を買い求めることができます。
【3】近江ちゃんぽん
近江ちゃんぽんは、滋賀県で愛されているご当地ちゃんぽん麺です。彦根市の麺類食堂で提供していた、ちゃんぽんの味を引き継ぎ、1988年に専門店「近江ちゃんぽん亭」の一号店がオープンしました。
近江ちゃんぽんの特徴は、たっぷりの野菜とあっさりとしたスープです。キャベツやもやしがたくさん盛り付けられており、健康的な見た目です。黄金だしと呼ばれるスープは、厳選した昆布やかつお節に熟成醤油を合わせており、澄んだ黄金色が珍しいです。
お店は、本店がある彦根市のほか、近江八幡市、大津市など滋賀県の各地にあり、駅ビルに入居している店舗もあります。長崎ちゃんぽんとはまた違った風味を、味わってみてください。

- ちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店
- 滋賀 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:滋賀県彦根市旭町9-6地図で見る
- 電話:0749-23-1616
- Web:http://chanpontei.com/
【4】ラ コリーナ近江八幡のバームクーヘン
洋菓子店「クラブハリエ」のバームクーヘンは、シンプルな原材料を職人が昔ながらの製法で焼き上げており、お土産にも人気です。フォンダン(砂糖衣)がかかった生地はしっとりとしており、バターの風味が優しく香ります。
お店は、滋賀県内をはじめ、大阪や首都圏の百貨店にもありますが、フラッグシップ店のラ コリーナ近江八幡で購入するのもおすすめです。こちらでは、焼き立てのバームクーヘンをカフェで味わうことができますし、ショップには製造工程が見学できる通路も設けられています。

- ラコリーナ近江八幡
- 滋賀 / カフェ・喫茶店 / おみやげ屋 / スイーツ / インスタ映え / ツーリング
- 住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615−1地図で見る
- 電話:0748-33-6666
- Web:http://taneya.jp/la_collina/
【5】マス料理
サケ科の食用魚「マス」も、滋賀県の名産です。歴史ある養鱒場では、ニジマス、ビワマスといったマス類の養殖が行われており、園内や周辺の飲食店でマス料理がいただけます。
ニジマス、ビワマス料理を提供しているお店では、刺身や丼、押し寿司、フライなどに調理したものが味わえます。とろけるような食感が楽しめる丼は絶品です。ぜひ試してみてください。
【6】赤こんにゃく
近江八幡市の特産品の赤こんにゃくは、鉄分により赤く着色しているのが特徴です。派手好きな織田信長が、こんにゃくまで赤く染めさせたために生まれたと言われています。
赤こんにゃくは、味付けしたものや刺身が、旅館の食事や、飲食店のランチなどで味わえます。道の駅や旅館の売店などでは、お土産向きの商品も販売されています。
【7】彦根銘菓「埋れ木」
埋れ木(うもれぎ)は、彦根市の「いと重菓舗」が製造、販売している和菓子です。自家製の白あんを求肥(ぎゅうひ)で包み、和三盆糖に抹茶を加えてまぶしてあります。
和三盆と抹茶の上品な風味と、白あんの優しい甘さが味わえる人気商品で、彦根銘菓として親しまれています。いと重菓舗の直営店や、彦根城周辺の売店などで購入してみてください。価格は3個入り594円、6個入り1,080円です。






































