写真：トラベルライター静岡市の日本平動物園は、さまざまな角度から動物を見ることができる行動展示型の動物園。眺めのいい展望スポットもあり、飽きずに見学することができますよ。この記事では、園内で特に見逃したくない、おすすめの見どころを紹介します。
この記事の目次表示
2013年再整備完了 リニューアルオープンでさらに魅力的に
写真：トラベルライター
日本平動物園は1969年に開園の動物園ですが、2007年から2013年の間で再整備されました。リニューアル後は、北海道の旭山動物園でも話題になった「行動展示」が取り入れられ、動物たちをいろんな角度から見ることができる展示で話題になっています。
アクティブな猛獣が間近に見られる 猛獣館299（にっきゅっきゅう）
- 写真：トラベルライター
ライオン、アムールトラ、ピューマといった迫力ある肉食獣を見られるのが「猛獣館299」。299は、主に肉球を持った動物がいることから名付けられた愛称です。猛獣館は4階までありますが、2～4階のネコ科ゾーンと1階のホッキョクグマの展示は別れており、順路では一度外へでて他の動物を見てから戻る形になります。
頭上注意！上にはジャガーが
- 写真：トラベルライター
上から見られるのはもちろんとして、ジャガーのいるエリアは、下から格子を見上げて見ることができます。上を歩いている足の裏の肉球や、ゴロンとお昼寝している無防備な姿を真下から見られることも。ただ、間にガラスもない格子なので、上から砂やおしっこが落ちてくることも。頭上に注意してくださいね。
動物園の人気者 遊び好きなホッキョクグマ
- 写真：トラベルライター
日本平動物園の中でも大人気のホッキョクグマ。なぜ人気なのかといえば、とにかく遊び好きで楽しませてくれることが多いのです。筆者が見たときは、バク転の形で水中トンネルの方向へ飛び込み、ガラスを蹴って上へあがり、後ろ向きにまた飛び込み・・・を繰り返していました。
見つけたときにはもういない？ゴマフアザラシのトンネル
- 写真：トラベルライター
猛獣館には、捕食・被食の関係を表現するという趣旨で、ホッキョクグマを天敵とするゴマフアザラシも展示されています。円筒形のトンネルを通り抜けて行く姿は堂々としていますが、すごいスピードで泳いで行ってしまうので、ちょっとカメラマン泣かせです。
日本平動物園といえば レッサーパンダ
- 写真：トラベルライター
日本平動物園といえば、リニューアル前からレッサーパンダが人気でした。もちろんリニューアル後も元気で愛らしい姿を見せてくれていて、今でも日本平動物園のシンボルです。
- 写真：トラベルライター
レッサーパンダは、樹木などが植えられた屋外と、隣のビジターセンターの中にある展示場との通路を自由に動き回っています。外に見えなかったら、ビジターセンターの中を見てくださいね。
- 写真：トラベルライター
日本平動物園は、日本の動物園の中でも、レッサーパンダとオオアリクイの種（しゅ）の保存のため種別計画管理を担当し、多くのレッサーパンダが生まれています。2005年ごろに2本足で立つレッサーパンダとしてCMで有名になった千葉市の「風太」も、ここ日本平動物園で生まれたレッサーパンダなんですよ。
まるで遊園地 オートチェアで眺望スポットへ
- 写真：トラベルライター
園内には小高い丘があり、オートチェアに乗って上ることができます。料金は片道で大人100円、子ども50円。ちょっとレトロな雰囲気のオートチェアで景色を見ながらゆったりと、一休みもできてちょうどいいんです。車椅子のかたも利用できます。
ふしぎな森の城
- 写真：トラベルライター
- 写真：トラベルライター
登りきったところにあるのは、「ふしぎな森の城」。生き物になりきって森の中を動き回って遊んだり、飼育員さんの仕事場を再現したバックヤードを覗けます。
- 写真：トラベルライター
展望台からは、動物園内を一望できるだけでなく、駿河湾や静岡市内を眺めることもできます。
帰りは日本一のローラースライダーで
- 写真：トラベルライター
帰りはローラースライダーに乗ってしまえば、楽しみながらすばやく降りることができますよ。全長390mもあり、なんと日本一長いローラースライダー！たっぷりたのしめます。料金はおとな200円、子ども100円です。
ただし、サンダルやヒールのある靴での利用はできません。また、3歳以下のお子さんは保護者同伴でも利用できません。オートチェアや遊歩道で山を降りましょう。
