深蒸し茶の町・菊川市には知られざるおいしいものがいっぱい!地元の野菜や果物を一番おいしい旬の時に味わえるように工夫されたものや地元の風土を表現したものなど、お茶にあうお菓子がたくさんあります。全国でも珍しい天然物のたい焼きの店は、行列ができるという隠れた名店。炭焼きハンバーグさわやかが一番最初にオープンしたのもここ菊川です。知られざる菊川のおいしいものを紹介します。
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発祥の地!話題の炭焼きレストランさわやか
創業40年!さわやか一号店・菊川本店
最近テレビなどでも紹介され話題となっている炭焼きレストランさわやか。発祥はここ菊川市です。1977年7月にコーヒーショップとしてさわやか一号店がオープンし、その後、2006年6月に現在の場所に移転しました。
地元の人たちから愛されている炭焼きレストランさわやか。菊川で育った人たちの中には子供のころ、さわやかのハンバーグを食べてナイフとフォークの使い方を覚えたり、誕生日はさわやかでお祝いしたりした人も多いはず。
今でもハンバーグが食べたくなったら足が向いてしまうのか、毎日、たくさんのお客さんでにぎわっています。最近は静岡県外からのお客さんも訪れるそうです。
おススメはもちろん!炭焼きハンバーグ
おススメはもちろん、炭焼きハンバーグ!250グラムのげんこつハンバーグ(1,058円)と200グラムのおにぎりハンバーグ(950円)は、通常は単品での注文となりますが(ライスやスープは別料金)、ランチタイムは単品の値段のままセットになってお得です。
店員さんが目の前で、アツアツの鉄板で半生のハンバーグを焼いてくれます。その音と香りで、食欲は増進!一番人気のオニオンソースは癖になる味ですが、もう半分を塩コショウにして、お肉本来の味を楽しむのが通の食べ方だとか。ぜひお試しあれ!
- さわやか菊川本店
- 静岡 / ハンバーグ / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:静岡県菊川市加茂6088地図で見る
- 電話:0537-36-1106
- Web:http://www.genkotsu-hb.com/menu/index.html
貴重な天然モノ!一匹一匹焼き上げるたい焼き・鯛春
秋祭りともにやってくる!行列ができるたい焼き屋
10月〜3月までの期間限定の販売で、地元の秋祭りが始まると自然に行列ができる鯛春。ラーメンや丼物、定食などが食べられる食堂ですが、地元ではたい焼きでかなり有名になりました。
列の先にあるガラス越しの小さな部屋の中で、ご主人がカタカタと音をさせながら、もくもくと焼き続けます。並んでいる人たちはここぞとばかりに、10匹、20匹と大量買いしていくため、なかなか列が進まないのが残念…とはいえ、ご主人が焼く姿が見える場所までくれば、その滑らかな手さばきに見入ってしまうかも。
しっぽまで!こしあんぎっしりのたい焼き
ようやく手に入れたたい焼きは重量感があり、ほかほか。ごく薄のぱりぱりの皮にこしあんがしっぽまでぎっしり。緑茶にぴったりの甘さです。冷めてもトースターで焼けば、焼きたてのおいしさを再現できます。菊川の深蒸し茶のお供に、いかがでしょう。
菊川銘菓!100年以上続く桜屋
みんな大好き!栗サンド
菊川市役所のすぐ近くにある桜屋は大正4年創業という老舗の和菓子屋。
特に地元の人たちにおなじみなのが栗サンド(162円)。見た目はどら焼きですが、中は丸ごとの栗と生チョコクリーム。あんこが苦手な子供たちにも大人気です。
栗サンドだけじゃない!お茶にあうお菓子たち
他にも、季節に応じて味が変わる生どら(184~204円)は、種類がいっぱい。抹茶やチーズケーキ、モンブランやスイートポテトというシーズン物もあります。1.5センチくらいの厚みでたっぷりのクリームはふわふわでとろとろ。また食べたくなるおいしさです。種類によっては地方発送も出来るそうです。
大福が丸ごと入ったもちパイ(162円)も人気。ほんのり温かいパイ生地に包まれた大福のお餅がとろけて、不思議な食感。和洋折衷の味わいです。
気がつけば老舗!地元に愛されるたこまん
召し上がれ!お菓子で楽しむ遠州の味覚
遠州銘菓として知られるたこまんは静岡県西部に展開するお菓子屋。創業1977年とさわやかと同じ年にオープンしました。和洋問わずオリジナルのお菓子がずらりと並んでいます。地元の人たちが記念日などの贈り物選びに足を運ぶとか。毎日、お客さんが絶えることなく訪れています。
さりげない思いやり!お茶と包装のサービス
お店に入れば、地元の人たちが大好きな濃いお茶を用意してくれます。お茶を飲みながら試食して、ゆっくり商品を選べるのがたこまん式。
しかも、包装にもこだわりが。贈り物の包装は、簡単に包装紙の中から箱が取り出せるのが特徴です。テープを使っていないため、紐を取れば箱の包み紙を破ることなく取り外すことができます。購入する人のためだけでなく、お菓子が渡る相手のことも考えたこのたこまん式の包装。
そんなさりげない思いやりの積み重ねが、地元の人に愛される所以なのかもしれません。
旬の食材を生かしたお菓子
たこまんを代表するお菓子…その名もずばりたこまん(108円)と海岸の砂丘をイメージした大砂丘(150円)。遠州産の野菜や果物を旬のときに味わえるようにと、季節によって商品や味の種類がどんどん変わります。秋の大砂丘には栗味も!その他のお菓子もお芋や栗を使ったものであふれます。
もちろん、お茶の里をイメージしたものもあります。お茶の葉を使ったフリアン(130円)やラスク(108円)。深蒸し茶にあわせて楽しみたいお菓子です。
そして、洋菓子もおススメ。お店に来るとケーキを作っている様子がガラス越しに見えるため、子供たちが群がっていることも。昔ながらのシンプルな味は幅広い年齢層に支持されています。
小笠本店の隣には、喫茶スペースとして遠州茶家を併設しており、作りたてのお菓子やケーキを味わうこともできます。緑茶にぴったりの遠州の季節感を味わうため、ぜひ立ち寄ってみてください!
- たこまん小笠本店
- 静岡 / 和菓子
- 住所:菊川市上平川565-1地図で見る
- 電話:0537-73-5288
- Web:https://www.takoman.co.jp/shop/