猪苗代湖周辺の秋めぐりスポット6選【福島】

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• 【1】猪苗代湖（いなわしろこ）
• 【2】達沢（たつさわ）不動滝
• 【3】曲沢沼（まがりさわぬま）
• 【4】土津（はにつ）神社
• 【5】天鏡閣（てんきょうかく）
• 【6】曽原湖（そはらこ）
• さいごに

【1】猪苗代湖（いなわしろこ）

• 写真：Olive

琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖に次ぐ、国内で4番目の広さです。「天鏡湖」の別名をもつほどの澄んだ湖水で人々を魅了する猪苗代湖は、磐梯山とともに会津を代表する観光スポットです。入り組んだ岬や白砂青松の浜など変化に富んだ景観が楽しめる湖で、夏はウオータースポーツの基地として、冬は白鳥の飛来地やしぶき氷が見られるスポットとして多くの人でにぎわいます。かめ丸やはくちょう丸の観光遊覧船も人気です。秋には、にぎわっていた湖周辺が一気に静かになるので、色づいた周辺の木々と青い湖とのコラボもゆっくり楽しめます。

【2】達沢（たつさわ）不動滝

• 写真：Olive

安達太良山系の船明神山を源流とする福島県を代表する名瀑の一つです。「ふくしまの水三十選」、「いなわしろ新八景」にも選ばれており、滝元に不動尊を祀ることからパワースポットとしても人気の滝。岩肌に沿って水がスダレのように流れ落ちる勇壮な滝は、四季折々の姿を見せてくれます。2007年にNHK大河ドラマで放映された『風林火山』のオープニングにも登場しました。

【3】曲沢沼（まがりさわぬま）

• 写真：Olive

裏磐梯の曽原湖の近くにある小さな沼で、磐梯山の噴火によって形成された沼です。紅葉時には色づいた木々が湖面に映り込み、紅葉のリフレクションが撮影できることから、カメラマンに人気のスポットです。秋の絶景を見ようと、年々訪れる観光客が増えています。湖の周辺には駐車場がないので、休暇村裏磐梯多目的駐車場に停めて歩くようになります。

【4】土津（はにつ）神社

• 写真：Olive

子どもと出世の神様として市民から愛されてきた土津神社は、会津藩祖・保科正之公を祀った神社です。戊辰戦争の際に創建当初の神社は焼失しましたが、明治13年(1880年) に現在の社が建てられました。静寂な境内には、正之公に縁の深い信州高遠町から寄贈されたタカトオコヒガン、カスミザクラとソメイヨシノが植えられています。

• 写真：Olive

また、京都から移植されたと伝えられるイロハモミジは、紅葉時期になると、境内を真っ赤に染め、美しい景色を見せてくれます。夜にはライトアップも開催されるので、遅くまでにぎわいます。

【5】天鏡閣（てんきょうかく）

• 写真：Olive

有栖川宮威仁（ありすがわのみや たけひと）親王が東北地方を旅行中に、その風景の美しさに感動して建築された別邸が天鏡閣です。ルネサンス風洋風建築のたたずまいを今に伝える国指定重要文化財に指定されています。湖面が鏡のように見えたことから、大正天皇が天鏡閣と命名。昭和天皇ご夫妻が新婚旅行で1カ月滞在されたこともあり、多くの皇族方が利用してきました。

最近ではロケ地としても人気で、映画『約束のネバーランド』や『七人の秘書』などのロケ地にもなっています。

【6】曽原湖（そはらこ）

数ある裏磐梯の湖の中では小規模ですが、森に囲まれた湖は、どこか異国の湖岸を思わせる美しい佇まいです。周囲にはキャンプ場やコテージ、ホテルもあり、好みに合わせた滞在が楽しめます。

さいごに

• 写真：Olive猪苗代湖のしぶき氷

すべて近隣に位置するので、半日あれば十分に見て回ることができます。四季折々、どの季節に訪れても、それぞれに景色が楽しめるスポットですが、冬には、どこも雪深くなるので車も服装も冬の装備が必要になります。