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宿泊して日本のイギリスを堪能しよう
日帰りでも楽しめるブリティッシュヒルズをご案内してきましたが、可能であれば宿泊されると、ブリティッシュヒルズの魅力が存分に味わえます。宿泊者はマナーハウス内を自由に見学することもできます。
敷地内はまさにイギリス
濃い緑に覆われた鉄製の門構えから、物語が始まります。長いエントランスを抜け、マナーハウス1階にあるのがレセプション。基本、ここから英語でのやりとりが始まります。
チェックインを済ませると、敷地内に点在するゲストハウスでの宿泊となります。ゲストハウスは、12~18世紀にかけて建てられたイギリスの民家が再現されています。建築様式、調度品、インテリアまで、その時代を再現しているのです。
重厚な家具がしつらえられた客室は、シンプルかつシックで落ち着いた雰囲気。テレビやエアコンなど生活感が出るものは、キャビネットの中に隠され、非日常の空間が演出されています。バスルームには、猫足のバスタブが置かれていて、一気にお姫様気分です。
客室には、タオル一式、バスローブやアメニティの他、ブリティッシュヒルズオリジナルのスコラーズガウンをイメージしたマントが備え付けられています。これが、まるで魔法学校に入学したような気分になり、最高にテンションが上がります。
ディナーは紳士淑女に変身
宿泊時や朝食時は、カジュアルな服装でもOKですが、ブリティッシュヒルズの夕食時には、ドレスコードが設定されています。男性はノーネクタイ可のジャケット着用が義務付けられています。Tシャツやパーカー、ショートパンツ、サンダルやスニーカーは不可。この際ですから、ドレスアップして、紳士淑女になりきりましょう!
館内のメインダイニングリフェクトリーは、まさにハリポタの世界そのままです。天井の高い大広間にテーブルが並べられ、壁際には紋章のフラッグが掲げられています。そんな空間で頂けるディナーは、アペタイザーからデザートにいたるまで、大満足のコース料理です(季節や宿泊プランに応じた内容になります)。
夜まで楽しい
レセプション脇には、宿泊者(20歳以上)のみが利用できるエグゼクティブラウンジも用意されていますから、ゆったりとスコッチなどを楽しむことも可能です。また館内はすべて禁煙ですが、シガーであれば、こちらのラウンジで楽しむことも可能です。もう少しカジュアルにお酒を楽しみたいという方は、パブに移動して、ブリティッシュヒルズオリジナルのエール(ビール)も楽しめます。
ブリティッシュヒルズへのアクセス
電車の場合
最寄り駅:東北新幹線「新白河」駅 - 駅から車で40分
※送迎バスが出ていますが完全予約制で、予定の前日までに連絡が必要です。
車の場合
東北自動車道「白河IC」から、一般道で約40分
- ブリティッシュヒルズ
- 福島 / ホテル / インスタ映え
- 料金(目安):19,000円〜53,046円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:福島県岩瀬郡天栄村田良尾芝草1―8地図で見る
- Web:https://www.british-hills.co.jp/
この記事を書いたトラベルライターから一言
夕暮れ時から、ライトアップされたブリティッシュヒルズは、より一層、異国感が漂い、霧がたちこめると幻想的な雰囲気に包まれます。そんな中、宿泊者だけが着られるマントを着た人々が、静かに行き交うシルエットはまさに、映画の世界!あいにくのお天気で、テンションがこんなにも上がったのは初めてかもしれません。ぜひ、宿泊して体験して頂きたいと思います。
敷地内の施設では、基本的に英語で話しかけられます。もちろん英語が話せた方が楽しめますが、日本語でも大丈夫です。(Olive)