福島県郡山というと、東北新幹線によく乗る人は聞き覚えがあるのではないでしょうか? 郡山は、新幹線だけでなく在来線の東北線や磐越西線、磐越東線、水郡線が通る交通の要衝であるものの、観光地というよりは乗り換え駅・・という印象が強いのでは。そんなよく通る郡山で、筆者が食した定番お土産をまとめてみました! 全て郡山駅で購入可能です。
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【1】三万石のままどおる
幼少期より東北地方によく旅行に行っていた筆者の中では、「郡山と言えばままどおる」という印象が昔より強くあります。そんな「ままどおる(5個で540円)」ですが、郡山近辺では至る所で見かけることがあり、最も定番なお土産と言っても過言ではないお菓子です!
「ままどおる」はスペイン語で「お乳を飲む子」という意味で、バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子です。しっかりしているのにしつこくない優しい味は、多くの人から好かれる味ですね!
個包装で値段もリースナブルなため、郡山のお土産屋さんでは購入している人をよく見かけます! 何か、郡山や福島県の特産品(例:福島産の桃など)を原料にしているというわけではないですし、ネーミングはスペイン語ということであまり郷土のお菓子感はないので、郡山のお菓子と気づかないまま貰っている人は多そうですね・・!
【2】柏屋薄皮饅頭
「柏屋薄皮饅頭(118円)」は日本三大まんじゅうと言われている饅頭の一つです(他の二つは東京・塩瀬総本家の志ほせ饅頭、岡山県・大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅう)。北海道産小豆の自家製餡を使用しています。
創業嘉永五年(1852年)の東北・福島の代表的な銘菓で、本店は郡山市にあり、東北だけでなく東京や栃木にも店舗を構えています! 薄い皮にたっぷりの自家製餡が入っており、餡子好きにはたまりません。さすが、日本三大まんじゅう!
なお、同じ柏屋の商品で「檸檬(れも)(194円)」というレモンタルトも人気です!
【3】かんのやの家伝ゆべし/大黒屋のくるみゆべし
全国には様々な特徴をもつ「ゆべし」がありますが、その中でも有名なのが、郡山市に本店がある「かんの屋」の「家伝ゆべし(6個で713円)」と、全国菓子大博覧会で最高賞と名誉総裁賞を受賞した「大黒屋」の「くるみゆべし(3個で298円)」です。
郡山の中でも様々なゆべしがあるので、いろいろと試食してみて、気に入ったものをお土産とするのがいいですね! もっちりと甘いゆべしはクセになります。
【4】クリームボックスケーキ
クリームボックスとは、厚切りの食パンに白いミルク風味のクリームを塗った、郡山のご当地グルメです。郡山市内では、学校の購買や多くのパン屋さんで販売されているため、郡山市民は幼い頃から慣れ親しんでいるようです。なんと、長年、郡山市外での販売がなかったそうで、「ザ・郡山のご当地グルメ」と言えますね!
そんな郡山市民のソウルフードとでも呼べるクリームボックスがお土産用になったのが、この「クリームボックスケーキ(594円)」です。クリームはなかなかに濃厚なので、何人かで切り分けてコーヒーや紅茶と一緒に楽しむのがオススメです!
このクリームボックスケーキの他、クリームボックスラスク等も販売されているので、お好きなものをお試しください!