女優・吉永小百合さんが出演するJR東日本・大人の休日倶楽部のCMで紹介された「鶴の舞橋」。津軽富士とも称される岩木山を借景にのぞむ鶴の舞橋は、古き良き日本を思い起こさせる懐かしの風景です。ここでは話題の場所、鶴の舞橋の見どころや周辺の観光情報をご紹介します。
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日本一なが〜い橋、鶴の舞橋とは
鶴の舞橋とは青森県鶴田町にある廻堰大溜池(別名・津軽富士見湖)にかかる橋。樹齢150年以上の青森ヒバを用いた橋は長さ300メートルにおよび、木造の三連太鼓橋では日本一の長さを誇ります。晴天の日には津軽富士と称される岩木山が湖面に映り込み、思わずため息が漏れてしまう程の絶景と出会うことができますよ。
2016年6月、JR東日本・大人の休日倶楽部のCM「青森県:津軽の逆さ富士篇」に登場し、来訪者急増中の鶴の舞橋。CM中で吉永さんが言う「知らなかった景色なのに、ずっとみたかった。」そんなどこか懐かしく感じられる場所、鶴の舞橋へあなたも訪れてみませんか。
日本情緒あふれる、鶴の舞橋の絶景をとくとご覧あれ
朱に浮かびあがる津軽富士
- 出典:www.medetai-tsuruta.jp提供:鶴田町役場様
鶴の舞橋がかかる廻堰大溜池には、この地を統治していた城主と町娘との悲恋物語が語り継がれています。朱に浮かびあがる様は、当時のふたりを想わせる哀愁ある景色。物語は橋の休憩所で紹介されています。
津軽富士見湖の冬
- 出典:www.medetai-tsuruta.jp提供:鶴田町役場様
冬の鶴の舞橋は、雪化粧をまとった静かなる美しさ。
横から望む鶴の舞橋
- 出典:www.medetai-tsuruta.jp提供:鶴田町役場様
まるで絵画のような、繊細な風景が心に残ります。
朝焼けの中の鶴の舞橋
- 出典:www.medetai-tsuruta.jp提供:鶴田町役場様
時が過ぎるのを忘れて、見入ってしまう鮮やかな景色。
鏡のような湖面に映る鶴の舞橋
- 出典:www.medetai-tsuruta.jp提供:鶴田町役場様
脇から望めば、緻密に組まれた力強い橋脚を眺めることができます。
どこまでも続く規則的な美しさ
日差しに照らされる橋も、時の流れに変容する影もとにかく規則的に美しい。
鶴の舞橋をめぐる、鶴田町おすすめ観光スポット
「鶴の舞橋」には、日本一長い木(長生き)の意が込められています。この「鶴の舞橋」がある鶴田町では「健康長寿の町」として、鶴がモチーフとなったモニュメントを町中で見つけることができます。鶴の舞橋を見物した後は、ぜひ周辺を観光してみてはいかがですか?
富士見湖パーク
津軽富士見湖畔、鶴の舞橋に対して岩木山側にある富士見湖パークは、広さ12.4ヘクタールの敷地内に大型遊技場、BBQが出来る広場、戸和田神社、白衣観音堂など見どころ・遊び所がたくさんある公園です。日本初と言われる360度ループの滑り台や落差数メートルの巨大滑り台は大人も楽しめる程スリリング!
- 富士見湖パーク
- 青森 / 公園 / 子供が喜ぶ / 桜の名所 / ハイキング / 遊び場
- 住所:青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150地図で見る
- 電話:0173-22-2111(カーナビ検索時0173-22-6211(富士見湖パーク 管理棟))
- Web:https://www.medetai-tsuruta.jp/spot/sightseeing/fu...
鶴田町歴史文化伝承館
鶴田町歴史文化伝承館は廃校した小学校を活用した展示室で、各教室には丹頂や伝統芸能、農機具などの資料が展示され、鶴田町の歴史や文化を知ることができます。趣ある校舎はNHK大河ドラマ『いのち』のロケ現場にもなったそう。
- 鶴田町歴史文化伝承館
- 青森 / 博物館
- 住所:青森県鶴田町大字廻堰字下桂6-3地図で見る
- 電話:0173-22-2111(内線211/鶴田町役場)
道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」
鶴田町が収穫量日本一を誇る甘いぶどう、スチューベンをはじめとした地元の特産品や県内外のお土産品など1,600種品目が揃うショップ。ここでしか食べられないスチューベンを加工した餃子などがあり、見て回るだけでも面白いですよ。旅の帰途でぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 道の駅つるた 鶴の里あるじゃ
- 青森 / 道の駅・サービスエリア / おみやげ屋
- 住所:青森県北津軽郡鶴田町大字境字里見176-1(国道339号バイパス沿い)地図で見る
- 電話:0173-22-5656
- Web:http://www.tsurunosato-aruja.com/
- 鶴田町は他にも温泉や祭り、ご当地グルメなど面白い観光スポットが沢山あります!詳しくは青森県鶴田町観光ウェブマガジンメデタイ・ツルタをご覧ください。
アクセス
首都圏から鶴田町(陸奥鶴田駅)まで
◼︎飛行機
各社飛行機に乗って青森空港で降機。連絡バスで青森駅・弘前駅まで移動。各駅から電車に乗り継ぎ、陸奥鶴田駅へ。
◼︎高速バス
各種バスにて青森駅・弘前駅・五所川原駅のいずれかで下車。各駅から電車へ乗り継ぎます。ただし五所川原駅からは電車に乗り継ぐ他に、弘南バス「五所川原-鶴田線(廻堰経由)109」で廻堰大溜池周辺まで直接行けます。(詳しくは、下記バス経路参照)
◼︎電車
新幹線にて新青森駅下車。奥羽本線・JR五能線を乗り継ぎ、陸奥鶴田駅で下車。
◼︎車
東北自動車道 浪岡I.C.、津軽自動車道 五所川原東にて下車。国道101号・339号を通り陸奥鶴田駅へ。
陸奥鶴田駅から鶴の舞橋まで
◼︎バス
陸奥鶴田駅から弘南バス「五所川原-鶴田線(廻堰経由)109」に乗り、廻堰十文字(まわりぜきじゅうもんじ)で下車。土手沿いを約20分歩いて鶴の舞橋へ。
◼︎車
陸奥鶴田駅から県道153号を通り、水元郵便局を目印に直進して廻堰大溜池周辺へ。土手沿いを走ると案内表示が見えてきます。周辺の駐車場(無料)をご利用ください。
◼︎タクシー
陸奥鶴田駅からタクシーで片道10分、およそ2,000円。