「ブリュードッグ(BrewDog)」は、2007年に2人の青年と1匹の犬とで創業した、スコットランドのクラフトブルワリー。固定概念に囚われない挑戦的なビールを作り続けており、イギリスではその名を知らない人はいないほどです。2021年にアサヒビールとの合弁会社「ブリュードッグ ジャパン」を設立し、日本で目にする機会も増えてきました。今回は5種のビールを紹介します。
この記事の目次表示
【1】PUNK IPA(パンクIPA)
ブリュードッグといえば、このPUNK IPA。フラッグシップブランドとして名高いこのビールは、イギリスの伝統的なエールビールとは一線を画す斬新なビールとして、一躍有名になりました。大量に投入された多種類のホップのトロピカルな風味が豊かで、後味には苦味が残る逸品です。
アルコール度数 5.4%
【2】HAZY JANE(ヘイジー・ジェーン)
グラスに注ぐと濁りのある金色のこのビールは、ニューイングランドIPAというスタイルのビールです。フレッシュで柔らかいホップと、苦味が少ない飲み口が特徴で、パイナップルやマンゴーのような甘みを感じられます。ビールな苦手な方でも挑戦しやすいでしょう。
アルコール度数 5%
【3】CLOCKWORK TANGERINE(クロックワーク タンジェリン)
柑橘系のフレイバーが爽やかな、セッションIPAです。後味の苦味は、ホップの苦味というよりも、オレンジやグレープフルーツの皮のような苦味で、最後まで柑橘系の味わいを楽しむことができます。
アルコール度数 4.5%
【4】DEAD PONY CLUB(デッドポニークラブ)
ゴクゴク飲みたい方におすすめなのが、このDEAD PONY CLUB。クリアで薄い小麦色の見た目通り、ホップのビターな香ばしい風味が爽快なビールです。アルコール度数も3%台で軽い口当たりですが、麦芽の甘みとシトラスの香りのバランスが良く、物足りなさはありません。
アルコール度数 3.8%
【5】ELVIS JUICE(エルビスジュース)
原材料にグレープフルーツとオレンジが入っている、ジューシーなフルーツIPAです。ホップとモルトのどっしりとした重厚感と苦味がベースにあり、フルーティで爽やかなグレープフルーツの風味が引き立っています。
アルコール度数 5.1%
この記事を書いたトラベルライターから一言
イギリスの主要都市にはBREWDOG直営パブがあり、定番商品のドラフトビールの他、少量しか生産されていないレアビールなんかも飲めたりします。バニラの風味だったり、マシュマロの甘みだったり、ラズベリーフレイバーだったり、お菓子とのコラボビールだったり…ビールの概念を超えた、超個性的なビールが揃っています。
今回紹介した5種類のビールは、成城石井やリカーマウンテン等で取扱があり、比較的簡単に入手できます。ひとまず飲み比べして楽しみ、また自由に旅行できるようになったら、ぜひレアビールを飲みにイギリスを訪れてみてください。(liberi travel)